詩編 2篇
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問題文
(なぜくにぐにはさわぎたち)
なぜ 国々は騒ぎ立ち
(もろもろのくにたみはむなしいことをたくらむのか。)
もろもろの国民は空しいことを企むのか。
(なぜ、ちのおうたちはたちかまえ)
なぜ、地の王たちは立ち構え
(くんしゅたちはあいともにあつまるのか。)
君主たちは相ともに集まるのか。
(しゅとしゅにあぶらそそがれたものにたいして。)
主と 主に油注がれた者に対して。
(「さあかれらのかせをうちくだき)
「さあ 彼らのかせを打ち砕き
(かれらのつなをときすてよう。」)
彼らの綱を解き捨てよう。」
(てんのみざについておられるかたはわらい)
天の御座に着いておられる方は笑い
(しゅはそのものどもをあざけられる。)
主はその者どもを嘲られる。
(そのときしゅはいかりをもってかれらにつげ)
そのとき主は 怒りをもって彼らに告げ
(はげしくいかってかれらをおそれおののかせる。)
激しく怒って彼らを恐れおののかせる。
(「わたしがわたしのおうをたてたのだ。)
「わたしが わたしの王を立てたのだ。
(わたしのせいなるやましおんに。」)
わたしの聖なる山 シオンに。」
(「わたしはしゅのさだめについてかたろう。)
「私は主の定めについて語ろう。
(しゅはわたしにいわれた。)
主は私に言われた。
(「あなたはわたしのこ。)
『あなたはわたしの子。
(わたしがきょうあなたをうんだ。)
わたしが今日 あなたを生んだ。
(わたしにもとめよ。)
わたしに求めよ。
(わたしはくにぐにをあなたへのゆずりとしてあたえる。)
わたしは国々をあなたへのゆずりとして与える。
(ちのはてのはてまであなたのしょゆうとして。)
地の果ての果てまで あなたの所有として。
(あなたはてつのつえでかれらをぼくし)
あなたは 鉄の杖で彼らを牧し
(とうきしがうつわをくだくようにこなごなにする。」」)
陶器師が器を砕くように粉々にする。』」
(それゆえいまおうたちよさとれ。)
それゆえ今 王たちよ 悟れ。
(ちをさばくものたちよつつしめ。)
地をさばく者たちよ 慎め。
(おそれつつしゅにつかえよ。)
恐れつつ 主に仕えよ。
(おののきつつふるえこにくちづけせよ。)
おののきつつ震え 子に口づけせよ。
(しゅがいかりおまえたちがみちでほろびないために。)
主が怒り おまえたちが道で滅びないために。
(みいかりがすぐにももえようとしているからだ。)
御怒りが すぐにも燃えようとしているからだ。
(さいわいなことよすべてしゅにみをさけるひとは。)
幸いなことよ すべて主に身を避ける人は。