共感性終止　歌詞打

(びるのふちもたりかかり)

ビルの縁　凭り　掛かり

(おくびょうをさいかくにんして)

臆病を　再確認して

(えきのほーむはだしぴたり)

駅のホーム　裸足　ぴたり

(おともれたはやりのめろでぃ)

音漏れた流行りのメロディ

(たれながしたあいくらり)

垂れ流した愛　くらり

(まちのどこもみちていて)

街のどこも満ちていて

(ききたくなどもないふかい)

聴きたくなども無い　不快

(ぼくにはうけいれがたくて)

僕には受け入れ難くて

(あたまのなかすりこまれたきみのことをうたってるきょく)

頭の中刷り込まれた「君のことを歌ってる曲」

(りぴーと)

リピート

(ふかくささってぬけないまましこうをそめていく)

深く刺さって抜けないまま　思考を染めていく

(あらがえないのぞむのぞまねど)

抗えない　望む望まねど

(からまるおとにのみこまれて)

絡まる音に　呑み込まれて

(うそぶくりりしすとかみともちあげ)

嘯くリリシスト　神と持ち上げ

(わかったふりこころのなか)

理解ったフリ　心の中

(せいぎづらではなしくらい)

正義面で話　暗い

(よくききゃおなじことばかり)

良く聴きゃ同じことばかり

(だしたらすきじゃないみたい)

XXXしたら好きじゃない　みたい

(こんなうたじゃまだたりない)

こんな歌じゃ　まだ足りない

(じぶんのしこうなのかいやそれとも)

自分の思考なのか　いやそれとも

(だれかにいわされてるのか)

誰かに言わされてるのか

(ふあんになりきいてみてもうたごえはかわらずに)

不安になり聞いてみても　歌声は変わらずに

(つながれないおんがくがなけりゃ)

繋がれない　音楽が無けりゃ

(きょうかんをえさにしこうけして)

共感を餌に　思考消して

(かるいみみざわりきみのためだと)

軽い耳触り　「君のため」だと

(ささいなかんじょうにふたをとじた)

些細な感情に　蓋を閉じた

(ないものねだりつきないよくぼう)

無いものねだり　尽きない欲望

(じぶんしりたいすがってでも)

自分知りたい　縋ってでも

(ささるおんがくにこころうばわれ)

刺さる音楽に　心奪われ

(えごうしないこえをあげた)

自我失い　声を上げた

(あまいささやきあまいきしねんりょ)

甘い囁き　甘い希死念慮

(とめたはずなのにさいせいされて)

止めた筈なのに　再生されて

(わらったりりしすとしゅうまくをよぶ)

嗤ったリリシスト　終幕を呼ぶ

(まだおわれないこんなぼくじゃ)

まだ終われない　こんな僕じゃ

(あらがえないかんじょうのこえを)

抗えない　感情の声を

(むししきれないちいさくても)

無視し切れない　小さくても

(なるひつようないかみさまになど)

なる必要無い　神様になど

(ぼくのものがたりはぼくのために)

僕の物語は　僕のために