ポエム2

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プレイ回数136難易度(3.5) 2615打 長文 かな

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問題文

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(こころあるがゆえにねたみ)

心在るが故に妬み

(こころあるがゆえにくらい)

心在るが故に喰らい

(こころあるがゆえにうばい)

心在るが故に奪い

(こころあるがゆえにおごり)

心在るが故に傲り

(こころあるがゆえにおこたり)

心在るが故に惰り

(こころあるがゆえにいかり)

心在るが故に怒り

(こころあるがゆえに)

心在るが故に

(おまえのすべてをほっする)

お前のすべてを欲する

(なくしたものをうばいとるちとにくとほねとあとひとつ)

失くしたものを奪い取る血と肉と骨とあとひとつ

(ぎせいなきせかいなどありはしないきづかないのかわれわれは)

犠牲無き世界など ありはしない気付かないのか我々は

(ちのうみにはいをうかべたじごくのなをかりにせかいとよんでいるのだ)

血の海に 灰を浮かべた地獄の名を仮に世界と呼んでいるのだ

(ふはいはわがともよるはわがしもべ)

腐敗は我が友夜は我が僕(しもべ)

(からすにこのみをついばませながらにれのやかたでおまえをまつ)

鴉にこの身を啄ませながら楡(にれ)の館でお前を待つ

(ひとはみんなすべからくあくでありみずからをせいぎであるとさっかくするためには)

人は皆すべからく悪であり自らを正義であると錯覚する為には

(おのれいがいのなにものかをおのれいじょうのあくであるとさっかくするよりほかにないのだ)

己以外の何者かを 己以上の悪であると錯覚するより 他にないのだ

(かくしんしたせいぎとは、あくであるせいぎがせいぎたりえるためには)

確信した正義とは、悪である正義が正義たり得る為には

(つねにみずからのせいぎをうたがいつづけなければならない)

常に自らの正義を疑い続けなければならない

(ふしていきるな、たちてしすべし)

伏して生きるな、立ちて死すべし

(ふこうをしることはおそれろしくはない)

不幸を知ることは怖ろしくはない

(おそれろしいのはすぎさったこうふくがもどらぬとしること)

怖ろしいのは過ぎ去った幸福が戻らぬと知ること

など

(きみがあしたへびとなりひとをくらいはじめるとして)

君が明日 蛇となり人を喰らい 始めるとして

(ひとをくらったそのくちでぼくをあいすとほえたとして)

人を喰らった その口で僕を愛すと 咆えたとして

(ぼくははてしてきょうとおなじにきみをあいすといえるだろうか)

僕は果して 今日と同じに君を愛すと 言えるだろうか

(ひとはみんな、さるのまがいものかみはみんな、ひとのまがいもの)

人は皆、猿のまがいもの神は皆、人のまがいもの

(ぼくは、ついてゆけるだろうかきみのいないせかいのすぴーどに)

僕は、ついてゆけるだろうか君のいない世界のスピードに

(ときはつねにはいごからせまりうなりをあげてがんぜんにながれさる)

時は常に背後から迫り唸りを上げて眼前に流れ去る

(ふみとどまれときがおまえをうつくしいせかいへおしながそうと)

踏み止まれ時がお前を 美しい世界へ押し流そうと

(どれほどきばをむこうともまえをみるなおまえのきぼうははいごにせまる)

どれほど牙を剥こうとも前を見るなお前の希望は 背後に迫る

(めいめいたるだくりゅうのなかにしかない)

冥冥たる濁流の中にしかない

(あたしのこころにゆびをいれないで)

あたしの心に 指を入れないで

(いっしょにかぞえてくれるかいくんについたぼくのはがたを)

一緒に数えてくれるかい君についた僕の歯型を

(ぼくがこんなにもわかくこんなにもみじゅくであるということが)

僕が こんなにも若くこんなにも未熟であるということが

(おいさらばえかんぜんむけつであるおとなたちには)

老いさらばえ完全無欠である大人達には

(どうにもゆるしがたいことのようなのだ)

どうにも許し難いことのようなのだ

(かわらぬものはこころだといえるのならばそれがつよさ)

変わらぬものは 心だと言えるのならば それが強さ

(いっぽふみだすにどともどれぬさんぜんせかいのちのうみへ)

一歩踏み出す 二度と戻れぬ三千世界の 血の海へ

(ぐんぜいゆきゆきてらっぱをふくみみなりやまずほしくずのごとくぐんかのとどろきらいめいのごとく)

軍勢ゆきゆきて喇叭を吹く耳鳴り止まず星屑のごとく軍靴の轟き雷鳴のごとく

(ちりてにどとはさかずともほのおのごとくにちるぞうつくし)

散りて二度とは咲かずとも炎のごとくに散るぞ美し

(こころもえたつあめのふるとも)

魂燃え立つ天の降るとも

(たたかいこそすべて)

戦いこそすべて

(つみなきあなたはたいようのようつみぶかきあなたもたいようのよう)

罪無きあなたは 太陽のよう罪深きあなたも 太陽のよう

(わたしがせかいはきけんにみちているとしんじ)

私が 世界は危険に満ちていると信じ

(そのきけんからおまえをまもりたいとねがうのは)

その危険からお前を護りたいと願うのは

(わたしのなかにそのきけんとどうしつの)

私の中にその危険と同質の

(しょうどうがあるからにほかならない)

衝動があるからに ほかならない

(おのれのなまにあらがいつづけるおのれのこころにきばあるかぎり)

己の生に抗い続ける己の心に牙ある限り

(いきることといかされることにちがいはない)

生きることと 生かされることに違いは無い

(しぬことところされることにちがいがないように)

死ぬことと 殺されることに違いが無いように

(うつくしさとは、そこになにもないこと)

美しさとは、そこに何もないこと

(すきだよしぬほど)

すきだよしぬほど

(たちきるものはいのちだけかい)

断ち斬るものは命だけかい

(おさきまっくろまっさかさま)

御先真黒真逆様

(てんをとざすたいよう)

天を鎖す太陽

(よるをけずるつき)

夜を削る月

(かくしたものはよわさとしんじつなくしたものはえいえんのあんそく)

隠したものは弱さと真実失くしたものは永遠の安息

(あばいたものはよくぼうときょむうしなうものはなにもない)

暴いたものは欲望と虚無失うものはなにもない

(そこに、なにがある?)

そこに、何がある?

(やみーやみーぼくらのせかいにまたよるがきたよ)

ヤミー ヤミーぼくらのせかいにまたよるがきたよ

(じごくにおちるは、そのこころじごくのありかは、そのこころのうち)

地獄に堕ちるは、その心地獄の在り処は、その心の裡

(しゅうえん、せまるさいごのせいせん)

終焉、迫る最後の聖戦

(さいのうもなく、どりょくもせず、そのくせあたえられるものにふへいをいって、)

才能も無く、努力もせず、そのくせ与えられるものに不平を言って、

(どりょくするにんげんのあししかひっぱれないようなやつは、)

努力する人間の足しか引っ張れないような奴は、

(めをつぶってどっかすみっこにはさまって)

目を瞑ってどっか隅っこに挟まって

(くちだけひらけてあめとほこりだけくってかろうじていきてろ)

口だけ開けて雨と埃だけ食って辛うじて生きてろ

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