ラストソング

(がいとうがまぶしいから)

街灯が眩しいから

(あこがれたぶらっくほーるのさき)

憧れたブラックホールの先

(ふきげんなこえをのみこんで)

不機嫌な声を飲み込んで

(えきのといれでえづいたまぼろし)

駅のトイレでえづいた幻

(なんのためにあるいてきた)

何のために歩いてきた

(うちがわからゆらぐみっどないととうきょうで)

内側から揺らぐミッドナイト東京で

(しょうきにもどっても)

正気に戻っても

(なにもやりなおせないけど)

何もやり直せないけど

(いっぱいでみたして)

「いっぱいで満たして」

(すいていでわたしのかげをさがして)

「水底で私の影を探して」

(ちゅうしょうてきなことばでにごして)

「抽象的な言葉で濁して」

(わたしのためにないてよ)

「私の為に泣いてよ」

(ひゆじゃなくてうそでもなくて)

比喩じゃなくて　嘘でもなくて

(きみはおんがくきみはおんがく)

君は音楽　君は音楽

(たいせつにかざろう)

大切に飾ろう

(きみをすかしてのぞいたせかいは)

君を透かして覗いた世界は

(きれいだったきれいだったから)

綺麗だった　綺麗だったから

(えいえんなんてないんだって)

永遠なんてないんだって

(わたしきづいたんだ)

私気づいたんだ

(ひびをすかしてのぞんだせかいは)

日々を透かして望んだ世界は

(きれいだったきれいだったから)

綺麗だった　綺麗だったから

(うわさになってたじんるいめつぼうのよげんは)

噂になってた人類滅亡の予言は

(きっとまちがいだ)

きっと間違いだ

(さめないでくるしいから)

醒めないで苦しいから

(かわれないなんていわないで)

変われないなんて言わないで

(あいもかわらずれっとうかんかかえて)

相も変わらず劣等感抱えて

(もうしんしたままでいたい)

妄信したままでいたい

(きみにぜんぶあげたつもり)

君に全部あげたつもり

(だけどやっぱりむずかしい)

だけどやっぱり難しい

(けっきょくわたしはわたしがいちばんかわいいままか)

結局私は私が　一番可愛いままか

(きもちわるいな)

気持ち悪いな

(もういっそわらって)

「もういっそ嗤って」

(しょうきょほうでいきるわたしをせめて)

「消去法で生きる私を責めて」

(しゅうきょうてきなことばでゆるして)

「宗教的な言葉で許して」

(なにかのためになきたい)

「何かの為に泣きたい」

(ひゆじゃなくてうそでもなくて)

比喩じゃなくて　嘘でもなくて

(きみはおんがくきみはおんがく)

君は音楽　君は音楽

(たいせつにたべよう)

大切に食べよう

(きみをすかしてのぞいたせかいは)

君を透かして覗いた世界は

(きれいだった)

綺麗だった

(きれいだったから)

綺麗だったから

(きみをすかしてのぞいたせかいは)

君を透かして覗いた世界は

(きれいだったきれいだったから)

綺麗だった　綺麗だったから

(えいえんなんてないんだって)

永遠なんてないんだって

(わたしきづいたんだ)

私気づいたんだ

(ひびをすかしてのぞんだせかいは)

日々を透かして望んだ世界は

(きれいだったきれいだったから)

綺麗だった　綺麗だったから

(うわさになってたえっくすけいかくのよこくは)

噂になってたX計画の予告は

(きっとまちがいだ)

きっと間違いだ