∥「からっぽ」 (佐藤　史果)

(だいすきだったほんとうごめん)

「大好きだった、本当、ごめん…」

(なきもしないできみはいうんだね)

泣きもしないで君は言うんだね

(だいすきなんだいまもわたしは)

「大好きなんだ、今も、私は…」

(なみだあふれてこえにならない)

涙溢れて声にならない

(おぼえてるのあのやくそくはじめてきすしたよる)

覚えてるの?あの約束 はじめてキスした夜

(どんなときもそばにいるからっていったのに)

「どんな時もそばにいるから」って言ったのに

(なみだからっぽになってしまっても)

涙からっぽになってしまっても

(なにひとつかわらないきみがすきだよ)

何ひとつ 変わらない 君が好きだよ

(とおいみらいをおもいえがけた)

遠い未来を想い描けた

(そんなひときみだけときづいてたのに)

そんな人 君だけと気づいてたのに

(きみのりそうになれるように)

君の理想になれるように

(せのびをしてはおとなぶってた)

背伸びをしては大人ぶってた

(すなおなままでいられたなら)

素直なままでいられたなら

(こうかいなんてせずにいられた)

後悔なんてせずにいられた

(どこにいてもなにをしてもきみをさがしているよ)

何処にいても何をしても 君を探しているよ

(ながれぼしに３どねがえるほどにね)

流れ星に3度願えるほどにね

(なみだからっぽになったこころに)

涙からっぽになった心に

(ながれずにのこってるきみのやさしさ)

流れずに残ってる君の優しさ

(わすれるためになくんじゃないと)

忘れるために泣くんじゃないと

(わすれないこのこいがおしえてくれた)

忘れないこの恋が教えてくれた

(ｍｙｔｅａｒｓｈａｖｅｒｕｎｄｒｙ)

my tears have run dry

(それでもきみがすきｉｓｔｉｌｌｌｏｖｅｙｏｕ)

それでも君が好き I still love you

(かれんだーがつげる)

カレンダーが告げる

(きみとのやくそくがひとつずつきえるのを)

君との約束がひとつずつ消えるのを

(なみだからっぽになってしまっても)

涙からっぽになってしまっても

(なにひとつかわらないきみがすきだよ)

何ひとつ 変わらない 君が好きだよ

(とおいみらいをおもいえがけた)

遠い未来を想い描けた

(そんなひときみだけときづいてたから)

そんな人 君だけと気づいてたから

(ねぇ)

ねぇ

(なみだからっぽになったこころに)

涙からっぽになった心に

(ながれずにのこってるきみのやさしさ)

流れずに残ってる君の優しさ

(わすれるためになくんじゃないと)

忘れるために泣くんじゃないと

(わすれないこのこいがおしえてくれた)

忘れないこの恋が教えてくれた

(なんでだろうあのひよりきみが)

何でだろう?あの日より君が

(すきだよ)

好きだよ