美術作品シリーズ_「最後の審判」

(みけらんじぇろ・ぶおなろーてぃは、いたりあるねさんすこうきの)

ミケランジェロ・ブオナローティは、イタリアルネサンス後期の

(もっともゆうめいなげいじゅつかで、ちょうこくかとしてのめいせいをもち)

最も有名な芸術家で、彫刻家としての名声を持ち

(「だびでぞう」や「ばちかんのぴえた」などでしられています。)

「ダビデ像」や「バチカンのピエタ」などで知られています。

(かれはけんちくかでもあり、しじんとしてもかつやくしました。)

彼は建築家でもあり、詩人としても活躍しました。

(かれのだいひょうさくである「さいごのしんぱん」は１５３３ねんにきょうこうぱうるす３せいからの)

彼の代表作である「最後の審判」は、1533年に教皇パウルス3世からの

(いらいにより、ろーまでせいさくがされたふれすこがです。)

依頼により、ローマで制作がされたフレスコ画です。

(ばちかんきゅうでんのしすてぃーなれいはいどうのさいだんにあり、)

バチカン宮殿のシスティーナ礼拝堂の祭壇にあり、

(きりすとのさいりんとししゃのさばきがえがかれています。)

キリストの再臨と死者の裁きが描かれています。

(ちゅうおうにえがかれたいえすきりすとが、げんしゅくなたいどで)

中央に描かれたイエスキリストが、厳粛な態度で

(ししゃにたいしてさばきをくだしています。)

死者に対して裁きを下しています。

(かれのしせいはちからづよく、しんせいさとけんいをしめしています。)

彼の姿勢は力強く、神聖さと権威を示しています。

(えのひだりがわにはてんごくへとしょうてんするひとびとがえがかれており、)

絵の左側には天国へと昇天する人々が描かれており、

(ぜんこうをつんだものたちがかみのもとへとのぼっています。)

善行を積んだ者たちが神のもとへと昇っています。

(かれらはよろこびにみち、かみのめぐみをうけています。)

彼らは喜びに満ち、神の恵みを受けています。

(このぶぶんはあかるく、きぼうにみちたふんいきをもっています。)

この部分は明るく、希望に満ちた雰囲気を持っています。

(みぎがわにはじごくへとおちるひとびとがえがかれています。)

右側には地獄へと堕ちる人々が描かれています。

(つみぶかいものたちはくるしみとばつをうけています。)

罪深い者たちは苦しみと罰を受けています。

(かれらはぜつぼうときょうふにつつまれており、)

彼らは絶望と恐怖に包まれており、

(くいあらためることができないうんめいにあることがつたわります。)

悔い改めることができない運命にあることが伝わります。

(きりすとのみぎしたには、ばるとろまいとされるじゅんきょうしゃがえがかれており、)

キリストの右下には、バルトロマイとされる殉教者が描かれており、