アクト・レゾナンス（フル）

(たしかにいまこえがきこえたんだわたしがここにいるりゆうなんだ)

確かに今声が聞こえたんだ私が此処にいる理由なんだ

(そのてをとってたっていこうか)

その手を取って立って行こうか

(ゆれてしまうことばがあったかくしてしまうもろいこころもあった)

揺れてしまう言葉があった隠してしまう脆い心もあった

(そうしてまたじぶんにといかけた)

そうしてまた自分に問いかけた

(きづいてほしいなんておもっているのか)

気付いて欲しいなんて思っているのか

(だれかとかさねてさいだとかんじてくみあわせたって)

誰かと重ねて差異だと感じて組み合わせたって

(こたえじゃないとおもうのなら)

答えじゃないと思うのなら

(ひびかせたいなげきいかりわらいさけびたがいのかんじょうがぶつかって)

響かせたい嘆き怒り笑い叫び互いの感情がぶつかって

(しったのはいたいくらいほしいねがいよわさをおぎなうつよさだったから)

知ったのは痛いくらい欲しい願い弱さを補う強さだったから

(ひとりじゃきっとかなわないれぞなんす)

独りじゃきっと叶わないレゾナンス

(こうかいがかこにはあったそれならみらいにはなにがあるんだ)

後悔が過去にはあったそれなら未来には何があるんだ

(ねむれないよるのまますごしたってあしたはきょうのままつづいていくだけ)

眠れない夜のまま過ごしたって明日は今日のまま続いていくだけ

(きょうかいせんからむこうへいくにはたりないなにかがあるから)

境界線から向こうへ行くには足りない何かがあるから

(このままじゃいられない)

このままじゃいられない

(じぶんといういみをかちをいしをしめそうわたしがわたしをみつけるんだ)

自分という意味を価値を意志を示そう私が私を見つけるんだ

(そのためにさがしていたいむかいあいたいわがままなくらいむねをうちつける)

そのために探していたい向かい合いたい我儘なくらい胸を打ち付ける

(ひとりじゃきっとかなうことのないおもいひびきあうほどにちかく)

独りじゃきっと叶うことのない想い響き合うほどに近く

(はなれているからわかちあえるんだと)

離れているから分かち合えるんだと

(このきょりでつたわるんだとしんじてこえをきいてるんだ)

この距離で伝わるんだと信じて声を聴いてるんだ

(ひびかせたいなげきいかりわらいさけびおもいのぜんぶをぶつけあって)

響かせたい嘆き怒り笑い叫び思いの全部をぶつけあって

(かんじてたいいたいくらいはげしいねがいよわさにかさなるつよさになってく)

感じてたい痛いくらい激しい願い弱さに重なる強さになってく

(ひとりじゃきっとつづくはずのないあくとだけど)

独りじゃきっと続くはずのないアクトだけど

(きっとかなえたいれぞなんす)

きっと叶えたいレゾナンス