スロウ

(ねむりはさまたげられ)

眠りは妨げられ

(ほほにかかるいきをしってときをとめてた)

頬にかかる息を知って時間を止めてた

(やわらかにおれたうでからめてみた)

やわらかに折れた腕絡めてみた

(とおくはなれれてくようで)

遠く離れてくようで

(むりにかたりかけてみてこたえをまってた)

無理に語りかけてみて答えを待ってた

(きこえていたうたかさねてみたりして)

聞こえていた唄　重ねてみたりして

(すばらしきめいろにまうめっせーじ)

素晴らしき迷路に舞うメッセージ

(みとれてはきえた)

見とれては消えた

(めぐりあうたびにおぼれてみうしなうたびにむねこがしてた)

めぐりあうたびに溺れて見失うたびに胸焦がしてた

(ねがいはなみにゆられてまだみえないあしたへ)

願いは波に揺られて　まだ見えない明日へ

(なにもかわらないあさへ)

何も変わらない朝へ

(ながれおちるはやさで)

流れおちるはやさで

(おいつけないわけをしってふかくそまっていく)

追いつけない訳を知って深く染まっていく

(あざやかにみえたでなにをなくした？)

あざやかに見えた　で何を失くした？

(むなしくあいをうたったって)

虚しく愛を謳ったって

(ばかにしていられた)

バカにしていられた

(さぐりあうたびによごれて「だれかのために」といいきかせてた)

探りあうたびに汚れて「誰かのために」と言聞かせてた

(まよいはなみにゆだねてなにをぎせいにしても)

迷いは波に委ねて何を犠牲にしても

(こころがきずつかぬように)

心が傷つかぬように

(すばらしきめいろにまうめっせーじ)

素晴らしき迷路に舞うメッセージ

(もつれてはきえた)

もつれては消えた

(めぐりあうたびにおぼれてみうしなうたびにむねこがしてた)

めぐりあうたびに溺れて見失うたびに胸焦がしてた

(このみはなみにゆだねてなにをぎせいにしても)

この身は波に委ねて何を犠牲にしても

(さぐりあうたびによごれて「だれかのために」といいきかせてた)

探りあうたびに汚れて「誰かのために」と言い聞かせてた

(まだみえないおいつけないあしたへ)

まだ見えない追いつけない明日へ