洒落怖《ネットカフェの迷惑客》

(れいてきなはなしではないが、いままででいちばんきょうふをかんじたしゃれにならんはなし。)

霊的な話ではないが、今までで一番恐怖を感じた洒落にならん話。

(じぶんはだいがくせいのころ、いきつけのねかふぇがあった。)

自分は大学生の頃、行きつけのネカフェがあった。

(べつにやすいってわけではないが、かなりきれいだし、いすのすわりごこちもよいので、)

別に安いって訳ではないが、かなり綺麗だし、椅子の座り心地も良いので、

(よくおんらいんげーむやまんがをよみにいっていた。)

よくオンラインゲームや漫画を読みに行っていた。

(そんなあるひ、かえるのがめんどうくさくなりあさまでねることにした。)

そんなある日、帰るのが面倒臭くなり朝まで寝る事にした。

(だいたいよなかの２じくらいかな、いきなりつうろをはさんでまうしろのせきで、)

大体夜中の２時くらいかな、いきなり通路を挟んで真後ろの席で、

(「ひほーほー！」とか「ぼおおお！」ってでかいこえでさわいでるわけよ。)

「ヒホーホー！」とか「ぼおおお！」ってデカい声で騒いでる訳よ。

(こえでおんなってわかったんだけど、まじでうるさい。)

声で女って分かったんだけど、マジでうるさい。

(てんいんもちゅういするきもないし、２０ぷんくらいそれがつづいて、おれもぶちぎれで、)

店員も注意する気もないし、２０分くらいそれが続いて、俺もブチギレで、

(そいつのどあにこぶしで「ばんっ！」っていっぱつかましたんよ。)

そいつのドアに拳で「バンッ！」って一発かましたんよ。

(そしたらやっとしずかになったけど、ぶつぶつちっさいこえだけどいいだすのよ。)

そしたらやっと静かになったけど、ブツブツちっさい声だけど言い出すのよ。

(このいかれたおんなどんなやつだよとおもって、)

このイカれた女どんな奴だよと思って、

(じぶんのへやのどあしたのおおきなすきまからのぞこうとした。)

自分の部屋のドア下の大きな隙間から覗こうとした。

(なんでのぞいたんだろうな～。これがだいしっぱいだった。)

何で覗いたんだろうな～。これが大失敗だった。

(じっさいのぞいてもいすがあってみえないはずなのに、かがんでのぞいたらさ、)

実際覗いても椅子があって見えないはずなのに、屈んで覗いたらさ、

(いすがよこにいどうされてて、つくえのしたがみえるのよ。)

椅子が横に移動されてて、机の下が見えるのよ。

(んでそのおんな、そのつくえのしたにはいって、たいいくずわりしながらばっぐのじっぱー)

んでその女、その机の下に入って、体育座りしながらバッグのジッパー

(あけしめして、かおだけおれのほうむいてるの。)

開け閉めして、顔だけ俺の方向いてるの。

(かんぺきめあったわ。しょうじきなきそうになった。)

完璧目合ったわ。正直泣きそうになった。

(なんで？なんであんなとこにいんの？)

なんで？何であんなとこにいんの？