フランネル/おいしくるメロンパン
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歌詞(問題文)
(たんじゅんなことですら)
単純なことですら
(むずかしくかんがえてしまうくせ)
難しく考えてしまう癖
(ななめいろのゆうけいに)
斜め色の夕景に
(やがてぼくもそまりはじめてる)
やがて僕も染まりはじめてる
(やきついたままきみをくりぬいてずれるまち)
焼きついたまま 君をくりぬいてずれる街
(いえないままにあめだまはとけて)
言えないままに飴玉は溶けて
(あまったるいだけ)
甘ったるいだけ
(ふたしかでふぞろいなことばじゃ)
不確かで不揃いな言葉じゃ
(えらんでもえらんでもわたすもんがない)
選んでも選んでも 渡すもんがない
(ねえどうしてもありのままをはいても)
ねえどうしても ありのままを吐いても
(ほつれたさきからかぜにまうあかいふらんねる)
ほつれた先から 風に舞う紅いフランネル
(らんかんのかげをとぶ)
欄干の影を跳ぶ
(またひとつあめだまがおちる)
また一つ飴玉が落ちる
(あたまのなかでまちをくりぬいてずれるきみ)
頭の中で 街をくり抜いてずれる君
(まぶしくてまだぼくはめをふせたまま)
眩しくてまだ 僕は目を伏せたまま
(みがってでたよりのないぼくじゃ)
身勝手で頼りのない僕じゃ
(えらんでもえらんでもわたすもんがない)
選んでも選んでも 渡すもんがない
(ねえどうしてもありのままをはいても)
ねえどうしても ありのままを吐いても
(ほつれたさきからかぜにまうあかいふらんねる)
ほつれた先から 風に舞う紅いフランネル
(こうそうびるがすべるしゃようがてんめつして)
高層ビルが滑る 斜陽が点滅して
(いえなかったことばおくばでかみくだいて)
言えなかった言葉 奥歯で噛み砕いて
(まちあかりがともる)
街明かりが灯る
(ねえどうしてまがりゆがむせかいで)
ねえどうして 曲がり歪む世界で
(ねえぼくらはべつのなにかをみてる)
ねえ僕らは 別の何かを見てる
(たとえそうであっても)
たとえそうであっても
(ねえどうしてありのままのこえじゃ)
ねえどうして ありのままの声じゃ
(さけんでもさけんでもとどきはしない)
叫んでも叫んでも届きはしない
(ねえどうやらわかりあおうとしたいだけ)
ねえどうやら 分かり合おうとしたいだけ
(ほどいてよほどいてよ)
解いてよ 解いてよ
(かぜにまうあかいふらんねる)
風に舞う紅いフランネル
(それはがんぜんでとけたかいとうらんま)
それは眼前で解けた快刀乱麻
(ぼくらだいほんをくべた)
僕ら台本を焚べた
(いまゆうひがもえる)
今 夕日が燃える