daybreak seeker

(しょうねんはろじうらでかかとならして)

少年は路地裏で踵鳴らして

(せいじゃくにひをつけるようにあそんだ)

静寂に火をつけるように遊んだ

(どこにだっていけそうなきがしていて)

何処にだって行けそうな気がしていて

(くだらないことばかりのまちのひとりだ)

くだらないことばかりの街の一人だ

(あたまのなかだけがさわがしく)

頭の中だけが騒がしく

(ねむれないぼくたちのぱーてぃーは)

眠れない僕たちのパーティーは

(ことばやおもいこそつうじないが)

言葉や想いこそ通じないが

(だれだってあくびのひとつもたてやしないのさ)

誰だって欠伸の一つも立てやしないのさ

(ゆうべんなあいつがことばをなくすほど)

雄弁なアイツが言葉をなくす程

(はいすいこうにのみこまれてくてぃーんえいじ)

排水溝に飲み込まれてくティーンエイジ

(はなせばながくなりそうだけれど)

話せば長くなりそうだけれど

(このきょくだってごふんたらずでおわるんだ)

この曲だって5分足らずで終わるんだ

(あたまのなかだけがさわがしく)

頭の中だけが騒がしく

(ねむれないぼくたちのぱーてぃーは)

眠れない僕たちのパーティーは

(だれもがおわらないことをのぞんだ)

誰もが終わらないことを望んだ

(だれもがおわらないことをのぞんでいた)

誰もが終わらないことを望んでいた

(かれのなまえだけが、くうちゅうをおよいでいた)

彼の名前だけが、空中を泳いでいた

(あなたのてをひいてさ、ぬけだそうとしたんだ)

あなたの手を引いてさ、抜け出そうとしたんだ

(あなたのてをひいてさ、ぬけだそうとしていたんだ)

あなたの手を引いてさ、抜け出そうとしていたんだ

(らざにあのやけるようなにおいがして)

ラザニアの焼けるような匂いがして

(くうふくだったことにきづかされる)

空腹だったことに気付かされる

(あとすこしだけおどりつづけよう)

あと少しだけ踊り続けよう

(ぼくのそうぞうをこえないよるがだだもれになってく)

僕の想像を超えない夜がダダ漏れになってく

(くうちょうのちょうしがりょうこうとはいえないこのぱーてぃーるーむ)

空調の調子が良好とは言えないこのパーティールーム

(さまざまなにんげんたちのにおいがいりまじる)

様々な人間達の匂いが入り混じる

(そのだれしもがくちをそろえて)

その誰しもが口を揃えて

(さいこうとよぶあのころをぼくはしらずにいる)

最高と呼ぶあの頃を僕は知らずに居る

(いびつなぎょうそうのままふけていく)

いびつな形相のまま更けていく

(よるにふりおとされまいとしている)

夜に振り落とされまいとしている

(あたまのなかだけがさわがしく)

頭の中だけが騒がしく

(ねむれないぼくたちのぱーてぃーはおわらない)

眠れない僕たちのパーティーは終わらない

(かれのなまえだけが、くうちゅうをおよいでいた)

彼の名前だけが、空中を泳いでいた

(あなたのてをひいてさ、ぬけだそうとしたんだ)

あなたの手を引いてさ、抜け出そうとしたんだ

(あなたのてをひいてさ、ぬけだそうとしたんだ)

あなたの手を引いてさ、抜け出そうとしたんだ

(そうやってむかえるあさをずっとゆめみてたんだ)

そうやって迎える朝をずっと夢見てたんだ

(そうやってむかえるあさをずっとゆめみてしまっていた)

そうやって迎える朝をずっと夢見てしまっていた

(きえない、きえない、きえないいたみが)

消えない、消えない、消えない痛みが

(ぼくら、ぼくら、つどわせてしまう)

僕ら、僕ら、集わせてしまう

(きえない、きえない、きえないいたみが)

消えない、消えない、消えない痛みが

(ぼくらを、ぼくらを、またおどらせる)

僕らを、僕らを、また踊らせる

(しょうねんがろじうらでならしたかかとは)

少年が路地裏で鳴らした踵は

(けんそうにのみこまれてきえてった)

喧騒に飲み込まれて消えてった

(どこにでもいけそうなきがしていた)

何処にでも行けそうな気がしていた

(どこにでもいけそうなきがしていたんだ)

何処にでも行けそうな気がしていたんだ