アンチドート

(ほれたはれたはとどのつまりどっちのせいだああ)

惚れた腫れたはとどのつまり　どっちのせいだああ？

(おれかあんたかそれともひがいしゃぶるじこちゅうのべらんめえか)

俺かあんたか　それとも被害者ぶる自己中のべらんめえか？

(しどろもどろへどろみたくのどのおくでつまってる)

しどろもどろへどろみたく　喉の奥で詰まってる

(いやにうすよごれたよくぼうぶちまきゃはむしがむらがる)

嫌に薄汚れた欲望ぶちまきゃ　羽虫が群がる

(あらがってもいみがないやなにやってもつつがないや)

抗っても意味が無いや　何やってもつつがないや

(それでいいならいいだろうへいわのどれいにはくしゅ)

それで良いなら良いだろう　平和の奴隷に拍手

(ふにおちたらそれがさいごいくまでだれかのようぶん)

腑に落ちたらそれが最期　逝くまで誰かの養分

(おまえもおやじもおふくろも)

お前も、親父も、お袋も

(ざっそうざっそうざっそうざっそう)

雑草 雑草 雑草 雑草

(すったもんだよっぱらったまいのりてぃ)

擦った揉んだ酔っ払ったマイノリティ

(くべろくべろひだねはどこだ)

焚べろ焚べろ火種は何処だ

(ああすっぱだかとっぱらったぷらいおりてぃも)

ああ素っ裸取っ払ったプライオリティも

(されどかねのなるきなんていいえてみょう)

然れど金のなる木なんて言い得て妙

(ばかのひとつおぼえみたくだうなーおしのかすきゃく)

馬鹿の一つ覚えみたく　ダウナー推しのカス客

(ずっとおもろいおもろいゆうてばっかでさ)

ずっと「おもろい、おもろい」ゆうてばっかでさ

(あじのかんそうもなしのうきん)

味の感想もなし　脳筋

(あげくのはてにこんやはなにたべてかえろうかなぬかして)

挙句の果てに「今夜は何食べて帰ろうかな？」抜かして

(みらいべらぼうにくさりきるこうないくわれるおとあわれ)

味蕾　べらぼうに腐り切る口内　食われるおと哀れ

(あらがってもいみがないやがんばってもきりがないや)

抗っても意味が無いや　頑張ってもキリがないや

(それでいいならいいだろうへいぼんのけしんにはくしゅ)

それで良いなら良いだろう　平凡の化身に拍手

(あじのしないどくでかんぱいしねるまでさあとはなんばい)

味のしない毒で乾杯　死ねるまでさあとは何杯？

(だめだめやねやね)

駄目駄目　やねやね

(よったよったよった)

酔った酔った酔った

(よたばなしをひとつきかせてやろう)

与太話をひとつ　聞かせてやろう

(うせろうせろかねもちはいね)

失せろ失せろ　金持ちは去ね

(ああくっちゃべってみくだすしんぎゅらりてぃ)

ああくっちゃべって見下すシンギュラリティ

(もうだれもかれもがひいきしてもてもてよ)

もう誰も彼もが　贔屓してモテモテよ

(はいはいほーはいはいほー)

ハイハイホー　ハイハイホー

(たいへんおみぐるしいとこをおみせしてすんません)

大変お見苦しいとこをお見せしてすんません

(はいはいほーはいはいほー)

ハイハイホー　ハイハイホー

(ふてきせつなひょうげんでしたねしばしおまちください)

不適切な表現でしたねしばしお待ち下さい

(すったもんだよっぱらったまいのりてぃ)

擦った揉んだ酔っ払ったマイノリティ

(くべろくべろひだねはどこだ)

焚べろ焚べろ火種は何処だ

(ああすっぱだかとっぱらったぷらいおりてぃも)

ああ素っ裸取っ払ったプライオリティも

(されどかねのなるきなんて)

然れど金のなる木なんて