あいのかたち

(にげだしたはずなのにまたもきみはくる)

逃げ出したはずなのに　またも君は来る

(やけにくだらないことでまたきずをつけて)

やけに下らない事で　また傷を付けて

(まったくもってはなしにならないなあきれはててものもいえやしないや)

全くもって話にならないな　呆れ果てて物も言えやしないや

(さわぎだしゆれるのうさいぼうこよいおしおきがひつようかい)

騒ぎ出し　揺れる脳細胞　今宵　お仕置きが必要かい？

(いいがかりまんしんそういぶざまなきみのよがりよがったあいのかたちを)

言い掛かり　満身創痍　無様な君のよがりよがった‘あいのかたち’を

(みせてくれみせてくれこれがあい)

見せてくれ　見せてくれ　これが　愛

(あいあいなんかじゃない)

愛？　愛なんかじゃない

(あんしんそうにわらうきみよりすがりすがってとちくるうきみを)

安心そうに　笑う君より　縋り縋って　トチ狂う君を

(みせてくれみせてくれそうだａｈａｈあえいでぬれて)

見せてくれ　見せてくれ　そうだ　Ah Ah 喘いで濡れて

(だらくしたはじをさらけだしな)

堕落した恥を晒け出しな

(きみのおりなすはなしはじまりはじまり)

君の織りなす戯言　はじまり　はじまり

(こんかいはおなみだちょうだいきをひきたいだけ)

今回はお涙頂戴　気を引きたいだけ

(まったくもってはなしにならないなあからさまなきげんとりもださいな)

全くもって話にならないな　あからさまな機嫌取りもダサいな

(あふれだすぼくのよくぼうがすさんだきみをほっしていた)

溢れ出す　僕の欲望が　荒んだ君を欲していた

(いいがかりまんしんそういぶざまなきみのよがりよがったあいのかたちを)

言い掛かり　満身創痍　無様な君の　よがりよがった‘あいのかたち’を

(みせてくれみせてくれこれがあい)

見せてくれ　見せてくれ　これが　愛

(あいあいなんかじゃない)

愛？　愛なんかじゃない

(あんしんそうにわらうきみよりすがりすがってとちくるうきみを)

安心そうに　笑う君より　縋り縋って　トチ狂う君を

(みせてくれみせてくれもっとａｈａｈこわれくずれて)

見せてくれ　見せてくれ　もっと　Ah Ah　壊れ崩れて

(ひれふしたきみをもっとこわそう)

ひれ伏した君をもっと壊そう

(きみはいつだってそうだぜんぶだれかのせいにして)

君はいつだってそうだ　全部誰かのせいにして

(じぶんはわるくないみたいにいってきをひこうとする)

自分は悪くないみたいに言って　気を引こうとする

(きみはほんとうにくずでばかなやつだすくいようがない)

君は本当に屑でバカなやつだ　救いようがない

(だけどほんとうのことをいわせてもらえばきみはそんなにわるくない)

だけど　本当のことを言わせてもらえば　君はそんなに悪くない

(それなのにきみはじぶんがわるいじぶんはあくまだなんて)

それなのに君は「自分が悪い」「自分は悪魔」だなんて

(ひつよういじょうにさげすんでいて)

必要以上に蔑んでいて

(すべてはそんなじせきのねんからくるげんじつとうひだ)

全てはそんな自責の念から来る現実逃避だ

(でもそんなふのれんさにきみがからまってうごけないことをしってて)

でもそんな負の連鎖に君が絡まって動けない事を知ってて

(ぼくはあえてきみをすくわない)

僕は敢えて君を救わない

(だってきみはくるしむほどぼくをもとめてくる)

だって君は苦しむほど僕を求めてくる

(これをもあいというのなら)

これをも「愛」というのなら

(そんなくずみたいなあいのかたちにいぞんしてるほんとうのくずであくまなのは)

そんな屑みたいな‘あいのかたち’に依存してる本当のクズで悪魔なのは

(ぼくのほうだ)

僕の方だ

(さぁきょうもきずだらけのあいをぼくとふたりでかなでようか)

さぁ今日も傷だらけの愛を　僕と二人で奏でようか

(きみがなけばはじまりのあいず)

君が泣けば　はじまりの合図

(いびつなこいをはじめよう)

歪な恋を始めよう

(いいがかりまんしんそういぶざまなきみのよがりよがったあいのかたちを)

言い掛かり　満身創痍　無様な君の　よがりよがった‘あいのかたち’を

(みせてくれみせてくれこれがあい)

見せてくれ　見せてくれ　これが　愛

(あいあいなんかじゃない)

愛？　愛なんかじゃない

(あんしんそうにわらうきみよりすがりすがってとちくるうきみを)

安心そうに　笑う君より　縋り縋って　トチ狂う君を

(みせてくれみせてくれそうだａｈａｈあえいでぬれて)

見せてくれ　見せてくれ　そうだ　Ah Ah　喘いで濡れて

(だらくしたはじをさらけだして)

堕落した恥を晒け出して