注文の多い料理店/宮沢賢治

関連タイピング
-
プレイ回数215長文2466打
-
プレイ回数141長文2715打
-
プレイ回数160長文2316打
-
プレイ回数221長文2960打
-
映画でも有名な、山本周五郎の傑作連作短編です。
プレイ回数754長文2705打 -
少年探偵団シリーズ第3作品『妖怪博士』
プレイ回数702長文4511打 -
職人の時三と妻のお孝。娘夫婦に対する父親伊兵衛の気遣いとは。
プレイ回数1015長文3675打 -
少年探偵団シリーズ第3作品『妖怪博士』
プレイ回数764長文4562打
問題文
ふりがな非表示
ふりがな表示
(ふたりのわかいしんしが、すっかりいぎりすのへいたいのかたちをして、)
ふたりの若い紳士が、すっかりイギリスの兵隊のかたちをして、
(ぴかぴかするてっぽうをかついで、しろくまのようないぬをにひきつれて、)
ぴかぴかする鉄砲をかついで、白くまのような犬を二ひきつれて、
(だいぶやまおくの、このはのかさかさしたとこを、こんなことを)
だいぶ山おくの、木の葉のかさかさしたとこを、こんなことを
(いいながら、あるいておりました。)
いいながら、あるいておりました。
(「ぜんたい、ここらのやまはけしからんね。とりもけものもいっぴきも)
「ぜんたい、ここらの山はけしからんね。鳥もけものも一ぴきも
(いやがらん。なんでもかまわないから、はやくたんたあーんと、)
いやがらん。なんでもかまわないから、早くタンタアーンと、
(やってみたいもんだなあ。」)
やってみたいもんだなあ。」
(「しかのきいろなよこっぱらなんぞに、に、さんぱつおみまいもうしたら、)
「しかの黄いろな横っ腹なんぞに、二、三発お見舞もうしたら、
(ずいぶんつうかいだろうねぇ。」)
ずいぶん痛快だろうねぇ。」
(それはだいぶのやまおくでした。あんないしてきたせんもんのてっぽううちも、)
それはだいぶの山おくでした。案内してきた専門の鉄砲打ちも、
(ちょっとまごついて、どこかへいってしまったくらいのやまおくでした。)
ちょっとまごついて、どこかへ行ってしまったくらいの山おくでした。