すまきの話 -3-

cicciさんのアカウント
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順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | berry | 7687 | 神 | 7.8 | 98.3% | 342.0 | 2673 | 44 | 53 | 2025/03/28 |
2 | HAKU | 7517 | 神 | 7.7 | 96.7% | 346.8 | 2698 | 91 | 53 | 2025/03/29 |
3 | Jyo | 5536 | A | 5.6 | 98.0% | 473.2 | 2674 | 54 | 53 | 2025/04/02 |
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問題文
(そういうしていると、あるくさんがへやのどこからかあるばむをみつけてきた。)
そういうしていると、歩くさんが部屋のどこからかアルバムを見つけてきた。
(だいがくのにゅうがくあるばむだ。)
大学の入学アルバムだ。
(ぱらぱらとまくっていると、しったようなかおがところどころにあった。)
パラパラと捲っていると、知ったような顔が所々にあった。
(ししょうのにゅうがくははるかむかしのはずなので、なんだかへんだとおもっていたら、)
師匠の入学ははるか昔のはずなので、なんだか変だと思っていたら、
(どうやらいまのよんかいなまのにゅうがくじのものらしい。)
どうやら今の四回生の入学時のものらしい。
(こうはいのにゅうがくあるばむをもってるって、なんだかいやらしい。)
後輩の入学アルバムを持ってるって、なんだかいやらしい。
(へんたいをみるめですまきをにらんでからちじんのしゃしんをさがす。)
変態を見る目で簀巻きを睨んでから知人の写真を探す。
(とりあえずきょういくがくぶのぺーじに、)
とりあえず教育学部の頁に、
(みかっちさんというおかるとなかまのありしひのすがたをはっけん。)
みかっちさんというオカルト仲間の在りし日の姿を発見。
(いがいにも、これはだめだろというじみなかっこうでうつっている。)
意外にも、これはダメだろという地味な格好で写っている。
(ここだけきりとってほんにんをいじめたいきもちにかられる。)
ここだけ切り取って本人をいじめたい気持ちに駆られる。
(つづいてあるくさんもはっけん。いまのすがたとあまりかわらない。)
続いて歩くさんも発見。今の姿とあまり変わらない。
(しゃしんのしたにあるなまえにたよらずともよゆうだった。)
写真の下にある名前に頼らずとも余裕だった。
(ただ、そのぺーじのはしにおりめがついていることがきになった。)
ただ、その頁の端に折り目がついていることが気になった。
(そういえばこのふたりは、ししょうのほうがいっぽうてきにねつをあげたとかあげてないとか)
そう言えばこの二人は、師匠の方が一方的に熱を上げたとか上げてないとか
(きいたことがあるきがする。)
聞いたことがある気がする。
(これはたのしいものをほりおこしたかもしれないとおもい、となりのあるくさんを)
これは楽しいものを掘り起こしたかも知れないと思い、隣の歩くさんを
(のぞきみると、かのじょはむひょうじょうのままじっとそのおりめをみつめている。)
覗き見ると、彼女は無表情のままじっとその折り目を見つめている。
(そのとき、かのじょをつつむいようなきんちょうかんにきづいた。なにかひやかすようなことを)
その時、彼女を包む異様な緊張感に気づいた。なにか冷やかすようなことを
(いおうとして、おもいとどまる。)
言おうとして、思いとどまる。
(おしだまっているとやがてかのじょがくちをひらき、「はじめてあったとき、)
押し黙っているとやがて彼女が口を開き、「初めて会った時、
(このあるばむをもってた」とつぶやいた。)
このアルバムを持ってた」と呟いた。
(しんにゅうせいのあるばむをみていてひとめぼれし、それをたよりにかのじょを)
新入生のアルバムを見ていて一目惚れし、それを頼りに彼女を
(さがしあてたというわけか。)
捜し当てたという訳か。
(それだけをきくと、たにんのなれそめなどいぬもくわぬわ、)
それだけを聞くと、他人の馴れ初めなど犬も食わぬわ、
(というふかいなきぶんになってきそうだが、ちょっとようすがへんだ。)
という不快な気分になってきそうだが、ちょっと様子が変だ。
(このやりとりをきいていたはずのししょうをふりかえると、ねたふりをしている。)
このやりとりを聞いていたはずの師匠を振り返ると、寝たふりをしている。
(わざとらしくねいきをたてているが、まつげがぴくぴくけいれんちゅうだ。)
わざとらしく寝息を立てているが、まつげがピクピク痙攣中だ。
(よくわからないが、なにかよほどのばくだんをほりあてたらしい。)
よく分からないが、なにかよほどの爆弾を掘り当てたらしい。
(あとにこのできごとのしんそうをしったときには、すまきにしたのみならず、)
後にこの出来事の真相を知った時には、簀巻きにしたのみならず、
(もっとひどいめにあわせるべきだったとおもったものだったが、)
もっと酷い目に遭わせるべきだったと思ったものだったが、
(それはまたべつのはなしだ。)
それはまた別の話だ。
(そのときのおれはふおんなくうきをさっちしてなんとかわだいをかえ、)
その時の俺は不穏な空気を察知してなんとか話題を変え、
(すまきをかこむうたげをぞっこうした。)
簀巻きを囲む宴を続行した。
(きおくがさだかでないが、やがていつのまにかねむってしまっていたおれは、)
記憶が定かでないが、やがていつの間にか眠ってしまっていた俺は、
(たたみのうえでめをさました。しんたいのふしぶしがいたい。となりではあるくさんが)
畳の上で目を覚ました。身体の節々が痛い。隣では歩くさんが
(どこからひっぱりだしてきたのか、もうふにくるまってねている。)
どこから引っ張り出してきたのか、毛布にくるまって寝ている。
(はっとしてししょうをみると、すまきからかたのさきがすこしでたじょうたいで)
ハッとして師匠を見ると、簀巻きから肩の先が少し出た状態で
(よこたわってねている。おれたちがねてしまってから、じりきでぬけだそうとして)
横たわって寝ている。俺たちが寝てしまってから、自力で抜け出そうとして
(ちからつき、だっぴとちゅうでねむってしまったようだ。)
力尽き、脱皮途中で眠ってしまったようだ。
(おれはおこさないようにろーぷのむすびめをほどき、)
俺は起こさないようにロープの結び目をほどき、
(ししょうとあるくさんをほうちしたままへやをでる。)
師匠と歩くさんを放置したまま部屋を出る。
(あさひがめをやいて、おれはうつむきかげんでじゅうたくがいをあるきだした。)
朝日が目を焼いて、俺はうつむき加減で住宅街を歩き出した。
(つぎのひのよるだ。)
次の日の夜だ。
(ぱそこんのでんげんをきり、くびをぼきぼきとならし、はみがきをしてから)
パソコンの電源を切り、首をボキボキと鳴らし、歯磨きをしてから
(ねようかとたちあがったときだった。)
寝ようかと立ち上がった時だった。
(つくえのうえのphsにちゃくしんがあった。とけいをみるとしんや0じをまわっている。)
机の上のPHSに着信があった。時計を見ると深夜0時を回っている。
(こんなじかんにだれだろうとおもいながらつうわぼたんをおすと、)
こんな時間に誰だろうと思いながら通話ボタンを押すと、
(かすれたこえがみみもとでささやくようにきこえてきた。)
掠れた声が耳元で囁くように聞こえてきた。
(よくききとれなかったが、こういっているようだった。)
よく聞き取れなかったが、こう言っているようだった。
(・・・・・いえからちかいほんや、ほんやのまえのこうえん・・・・・)
・・・・・家から近い本屋、本屋の前の公園・・・・・
(いったいだれなんだろう、というぎもんはわかなかったとおもう。)
いったい誰なんだろう、という疑問は湧かなかったと思う。
(おれはししょうだとちょっかんてきにわかった。)
俺は師匠だと直感的に分かった。