ラブ＆デストロイ

(てんめい)

天命

(ゆうしゃとしてせいをうけて)

勇者として生を受けて

(ひきぬいたちからをにくんで)

引き抜いた力を憎んで

(だてん)

堕天

(ただしさにとりつかれて)

正しさに取り憑かれて

(まげれないおもいをふるった)

曲げれない思いを振るった

(みがってたたきつづけて)

身勝手叩き続けて

(あなたはえらんだんだのろわれるほうを)

あなたは選んだんだ呪われる方を

(もうにらみあううんめいに)

もう、睨み合う運命に

(のみこまれてしまうだけだ)

飲み込まれてしまうだけだ

(やさしいめでいきをとめ)

優しい目で息を止め

(またあのへらへらしたにちじょうでは)

またあのへらへらした日常では

(ためらわない)

躊躇わない

(ぼくはいまちょっとだけ)

僕は今ちょっとだけ

(わるさをてにいれたい)

悪さを手に入れたい

(さしのびるぬくもりの)

差し伸びる温もりの

(みもふたもないあいにまたこがれ)

身も蓋もない愛にまた焦がれ

(うそついてきみをなぐってまただいて)

嘘ついて君を殴ってまた抱いて

(しろはたをあげたぼくはですとろいやー)

白旗を揚げた僕はデストロイヤー

(たいくつなじんせいだってまだまだいいと)

退屈な人生だってまだまだいいと

(とむらいのかちゅうのぼくをわらえば)

弔いの渦中の僕を笑えば

(あしたきみがなく)

明日君が泣く

(いわんこっちゃないが)

言わんこっちゃないが

(おとこのさがにしたがうよくがしょうしゃ)

男の性に従う欲が勝者

(みはったつうらぎりのれんさ)

未発達裏切りの連鎖

(ぼくらはえらんだんだすすめないほうを)

僕らは選んだんだ進めない方を

(もうゆがんでいるものさしで)

もう歪んでいるものさしで

(なにもはかれずにだまるんだ)

何も測れずに黙るんだ

(やさしいめでやみをえて)

優しい目で闇を得て

(もうあのいらいらしたにちじょうでは)

もうあのイライラした日常では

(ためらわないぼくはいまあゆみだす)

躊躇わない、僕は今歩み出す

(あやまちのかぎりを)

過ちの限りを

(おかすためどくをえて)

犯すため毒を得て

(みもふたもないあいにしのびよる)

身も蓋もない愛に忍び寄る

(うそをつくきみをゆるしてまでねがう)

嘘をつく君を許してまで願う

(ただしくいらんないや)

正しくいらんないや

(のめばいまいじょうだって)

飲めば今以上だって

(どぎつめのどーぴんぐ)

どぎつめのドーピング

(のむのはよそうや)

飲むのはよそうや

(ておいのろうへいだってたたかった)

手負いの老兵だって戦った

(ぼんのうじしんがあいてさ)

煩悩自身が相手さ

(すくわれないちからなら)

救われない力なら

(いますぐこわしたっていいじゃないか)

今すぐ壊したっていいじゃないか

(ことばすらむなしくなってしまうくらいに)

言葉すら虚しくなってしまうくらいに

(ぎりぎりをかんじたい)

ギリギリを感じたい

(とりもどせじゆうのこえ)

取り戻せ 自由の声

(むちつじょにわきあがるあこがれを)

無秩序に湧き上がる憧れを

(ゆめのなかへいわになったせかいで)

夢の中 平和になった世界で

(しゅくめいをわすれた)

宿命を忘れた

(ぼくはですとろいやー)

僕はデストロイヤー