しろむし【第1話】
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
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1 | tomo | 3178 | モンシロチョウ | 3.2 | 98.1% | 334.8 | 1085 | 21 | 25 | 2024/08/31 |
問題文
(あるところに、ちいさなあおむしがいました。)
あるところに、小さなあおむしがいました。
(あおむしは、はくさいがとてもだいすきでした。)
あおむしは、白菜がとても大好きでした。
(ほかのあおむしはきゃべつがすきなのに、かれははくさいばかりたべていました。)
他のあおむしはキャベツが好きなのに、彼は白菜ばかり食べていました。
(はくさいばかりたべていると、からだがまっしろになってしまいました。)
白菜ばかり食べていると、体が真っ白になってしまいました。
(ついにかれは「しろむし」とよばれるようになってしまいました。)
ついに彼は「しろむし」と呼ばれるようになってしまいました。
(しろむしのおかあさんは、りっぱなちょうちょでした。)
しろむしのお母さんは、立派なちょうちょでした。
(しろむしのためにはくさいをとってきてくれるし)
しろむしの為に白菜をとってきてくれるし
(ねるときはいつもそばできれいなこもりうたをきかせてくれました。)
寝るときはいつもそばできれいな子守唄を聞かせてくれました。
(しろむしはそんなおかあさんがとってもだいすきでした。)
しろむしはそんなお母さんがとっても大好きでした。
(あるひ、しろむしはおかあさんといっしょにさんぽをしていました。)
ある日、しろむしはお母さんと一緒に散歩をしていました。
(「おかあさん、おなかがすいたよう」)
「お母さん、お腹が空いたよう」
(「あらあら。もうすこししたらおうちにかえって、おいしいはくさいにしましょうね」)
「あらあら。もう少ししたらお家に帰って、おいしい白菜にしましょうね」
(「やった!おかあさんだいすき!」)
「やった!お母さん大好き!」
(しろむしはおかあさんにだきつき、よろこびました。)
しろむしはお母さんに抱きつき、喜びました。
(おかあさんはきれいなはねをはためかせ、しろむしのあたまをやさしくなでてくれました。)
お母さんはきれいな羽をはためかせ、しろむしの頭を優しくなでてくれました。
(とてもしあわせなひとときでした。)
とても幸せなひとときでした。
(とつぜん。)
突然。
(「ぴー!!」)
「ピー!!」
(そらからおおきなすずめがさっととんできました。)
空から大きなすずめがさっと飛んできました。
(そしてすずめは、しろむしとおかあさんにおそいかかってきました。)
そしてすずめは、しろむしとお母さんにおそいかかってきました。
(「おかあさん!あぶない!」)
「お母さん!危ない!」
(しろむしはおかあさんのせなかをつきとばしました。)
しろむしはお母さんの背中を突き飛ばしました。
(おかあさんは、ちかくにあったたんぽぽのわたげのべっどにほうりだされました。)
お母さんは、近くにあったたんぽぽの綿毛のベッドに放り出されました。
(そらからやってくるおおきなつめはしろむしをわしづかみにすると)
空からやってくる大きなツメはしろむしをわしづかみにすると
(ふたたびそらへとびさっていきました。)
再び空へ飛び去っていきました。