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問題文
(ああ、しろや・・・。おまえはほんとうによいこだった。)
ああ、白や…。お前は本当に良い子だった。
(わしらふうふをいつもいやしてくれた。)
わしら夫婦をいつも癒してくれた。
(おまえがおしえてくれたこばんのおかげで、)
お前が教えてくれた小判のおかげで、
(わしらはずいぶんとたすかった。)
わしらは随分と助かった。
(だがとなりのよくばりじじいは、おまえを・・・。)
だが隣の欲張りじじいは、お前を…。
(ゆるせ、しろ。わしがもっとはやくきづいていれば。)
許せ、白。わしがもっと早く気づいていれば。
(おまえがかたみにのこしてくれたまつのきでつくったうすは、)
お前が形見に残してくれた松の木で作った臼は、
(ほんとうにふしぎなうすだった。)
本当に不思議な臼だった。
(べいがどんどんあふれてきて、まるでたからばこのようだった。)
米がどんどん溢れてきて、まるで宝箱のようだった。
(だがよくばりじじいは、またもやそれをこわしてしまった。)
だが欲張りじじいは、またもやそれを壊してしまった。
(あやつはほんとうによくふかいおとこじゃ。)
あやつは本当に欲深い男じゃ。
(だが、しろよ。おまえはさいごに、)
だが、白よ。お前は最後に、
(わしらにとんでもないおくりものをしてくれた。)
わしらにとんでもない贈り物をしてくれた。
(おまえのはかにはいをまいたら、かれきにはながさいたんだ。)
お前の墓に灰を撒いたら、枯れ木に花が咲いたんだ。
(まるでまほうのようじゃった。)
まるで魔法のようじゃった。
(とのさまも、それはそれはよろこんでくださってな。)
殿様も、それはそれは喜んでくださってな。
(わしは、かれきにはなをさかせるじいさんとして、)
わしは、枯れ木に花を咲かせるじいさんとして、
(みなにしられるようになった。)
皆に知られるようになった。
(だがよくばりじじいは、またもやわしのまねをして、)
だが欲張りじじいは、またもやわしの真似をして、
(とのさまをいからせてしまった。あやつはさいごまで、)
殿様を怒らせてしまった。あやつは最後まで、
(じぶんのよくふかさにきづかなかったのじゃ。)
自分の欲深さに気づかなかったのじゃ。
(しろよ。おまえがおしえてくれたのは、)
白よ。お前が教えてくれたのは、
(おかねやものよりも、もっとたいせつなものじゃ。)
お金や物よりも、もっと大切なものじゃ。
(しょうじきに、ひとにやさしくいきること。)
正直に、人に優しく生きること。
(それがほんとうのしあわせじゃと、おまえはおしえてくれたんじゃ。)
それが本当の幸せじゃと、お前は教えてくれたんじゃ。
(ありがとう、しろ。おまえとのおもいでは、わしのたからものじゃ。)
ありがとう、白。お前との思い出は、わしの宝物じゃ。
(さあ、きょうもはなをさかせにいこうかのう。)
さあ、今日も花を咲かせに行こうかのう。
(みなにはるをとどけるために。)
皆に春を届けるために。