デジタル写経 宮沢賢治編 農民芸術概論綱要2

順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ありよし | 4523 | C++ | 5.0 | 91.0% | 300.0 | 1505 | 148 | 36 | 2025/05/02 |
2 | じゅんぽこ | 4246 | C | 4.3 | 97.8% | 300.0 | 1303 | 29 | 31 | 2025/05/01 |
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問題文
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(のうみんげいじゅつのこうりゅう)
農民芸術の興隆
(なぜわれらのげいじゅつがいまおこらねばならないか)
何故われらの芸術がいま起こらねばならないか
(かつてわれらのししたちはとぼしいながらかなりたのしくいきていた)
曾てわれらの師父たちは乏しいながら可成楽しく生きていた
(そこにはげいじゅつもしゅうきょうもあった)
そこには芸術も宗教もあった
(いまわれらにはただろうどうが せいぞんがあるばかりである)
いまわれらにはただ労働が 生存があるばかりである
(しゅうきょうはつかれてきんだいかがくにおきかえされ)
宗教は疲れて近代科学に置換され
(しかもかがくはつめたくくらい)
然も化学は冷く暗い
(げいじゅつはいまわれらをはなれしかもわびしくだらくした)
芸術はいまわれらを離れ然もわびしく堕落した
(いましゅうきょうげいじゅつかとは)
いま宗教家芸術家とは
(しんぜんもしくはびをついきゅうしえるものである)
真善若くは美を独占し貼るものである
(われらにこうべきちからもなく またさるものをひつようとせぬ)
われらに購ふべき力もなく 又さるものを必要とせぬ
(いまやわれらはあらたにただしきみちをいき)
いまやわられらは新たに正しき道を行き
(われらのびをつくらねばならぬ)
われらの美を創らねばならぬ
(げいじゅつをもてあのはいいろのろうどうをもやせ)
芸術をもてあの灰色の労働を燃せ
(ここにはわれらのふだんのいさぎよくたのしいそうぞうがある)
ここにはわれらの不断の潔く楽しい創造がある
(とにんよよってわれらにまじわれせかいよたいなきわれらをいれよ)
都人よ来ってわれらに交れ世界よ他意なきわれらを容れよ