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歌詞(問題文)
(かぜがつつみこんだおおきなきのしたでぼくはゆめをうたおう)
風が包みこんだ大きな木の下で僕は夢を歌おう
(よつばのくろーばーをひとりさがしあるいたころのゆめを)
四つ葉のクローバーをひとり探し歩いた頃の夢を
(むねのおくでてんめつするさびしさだけがみちをてらしてた)
胸の奥で点滅する寂しさだけが道を照らしてた
(ひかりをまちくたびれるといつもそれだけがみちをてらしてた)
光を待ちくたびれるといつもそれだけが道を照らしてた
(あなたにであいわかりあえたひとつひとつのよるをわかちあえた)
あなたに出逢い分かり合えた一つ一つの夜を分かち合えた
(つうじあうのはことばじゃないたがいのむねにひめてるこどくさ)
通じ合うのは言葉じゃない 互いの胸に秘めてる孤独さ
(きょせいをはりつづけるこのくちびるをあなたはやさしくなでてくれた)
虚勢を張り続けるこの唇をあなたは優しく撫でてくれた
(やっとぼくはぼくでいられた)
やっと僕は僕でいられた
(きかれなかったうたはこぼれてくなみだは)
聴かれなかった歌は こぼれてく涙は
(そらとだいちがうけとめてくれた)
空と大地が受け止めてくれた
(ひとはひとりだってしんじていきてきた)
人は「ひとり」だって信じて生きてきた
(あなたにであうまではずっと)
あなたに出逢うまではずっと
(いまのじぶんのままでひとをあいすゆうきが)
今の自分のままで 人を愛す勇気が
(なかったからよわさをかくし)
なかったから弱さを隠し
(ほんとうのじぶんがみえなくなるくらい)
本当の自分が見えなくなるくらい
(とおくまではしろうとしたんだ)
遠くまで走ろうとしたんだ
(えのなかのあおをきりとってじぶんのそらにはりつけたりして)
絵の中の青を切り取って自分の空に張り付けたりして
(もっとあおいそらがほしいそうねがうのはみんないっしょだね)
もっと青い空が欲しい そう願うのはみんな一緒だね
(えがおはつくるもんじゃない)
笑顔は作るもんじゃない
(こころのふちからこぼれるもんだね)
心の淵からこぼれるもんだね
(かんしゃはしようとするもんじゃない)
感謝はしようとするもんじゃない
(しぜんとわきあがるもんだね)
自然と湧き上がるもんだね
(ひとよりももっとしあわせであらねばといつのまにかおもってた)
人よりももっと幸せであらねばといつの間にか思ってた
(くらべることのできないものまでもくらべてくさりをみにつけた)
比べることのできないものまでも比べて鎖を身に着けた
(いたみがとおくのほうでなくこえがしたかられんずをのぞいた)
痛みが遠くの方で泣く声がしたからレンズを覗いた
(すぐれるものだけがあいされていた)
優れる者だけが愛されていた
(さがそうとおもったらにんげんなんてのは)
探そうと思ったら人間なんてのは
(けってんだらけのいきものさ)
欠点だらけの生き物さ
(あいされるりゆうがなくてじぶんをさがした)
愛される理由がなくて自分を探した
(ぼくはすこしまちがえていたね)
僕は少し間違えていたね
(いくあてもないままただようようにして)
行くあてもないまま 漂うようにして
(いつもひとりをえらんできた)
いつも「ひとり」を選んできた
(えがおもよろこびもふれあいのうちがわから)
笑顔も喜びも触れ合いの内側から
(さきこぼれてゆくものなのに)
咲きこぼれてゆくものなのに
(きずのないばしょならこんなにもあるのに)
傷のない場所ならこんなにもあるのに
(むきあうことからにげてきた)
向き合うことから逃げてきた
(すべてにめをふせてこのまぶたのうらに)
すべてに目を伏せて このまぶたの裏に
(かんぺきなせかいをえがいたけど)
完璧な世界を描いたけど
(まばたきのむこうにあいをさがしたとき)
瞬きの向こうに愛を探した時
(いのりがひとしずくこぼれた)
祈りが一滴こぼれた
(かぼそいおやゆびでぬぐってくれたのは)
か細い親指で拭ってくれたのは
(きずだらけのあなたでした)
傷だらけのあなたでした
(かぜがつつみこんだおおきなきのしたで)
風が包み込んだ大きな木の下で
(あなたとふたりでいよう)
あなたと二人でいよう
(ねむりにつくあなたのやわらかいまぶたに)
眠りにつくあなたの柔らかいまぶたに
(しずかにきすをおとそう)
静かにキスを落とそう