地獄タクシー
愛するあまり亭主の首を持って逃げようとした夫人が乗りこんだのは地獄行きのタクシーだった…!?
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歌詞(問題文)
(おだやかなひるさがりわたくしはたくしーにのって)
穏やかな昼下がり 私はタクシーに乗って
(くうこうへとむかっておりましたれーすのてぶくろににじんだ)
空港へと向かっておりました レースの手袋に滲んだ
(あかぐろいしみをかくしておもいかばんをだきしめた)
赤黒い染みを隠して 重い鞄を抱きしめた
(ねえもうじきじゆうになれる)
ねえもうじき自由になれる
(かみさまがいたならきっときらわれていたでしょう)
神様がいたなら きっと嫌われていたでしょう
(まどのそとをみやるとゆたかなむぎばたけのおうごんが)
窓のそとを見遣ると 豊かな麦畑の黄金が
(それはそれはそれはそれはうつくしいなか)
それはそれはそれはそれは美しい中
(うんてんしゅがいったのです)
運転手が言ったのです
(「おきゃくさま」「はい」)
「お客さま」 「はい」
(「あなた」「はい」)
「あなた」 「はい」
(「あなた、もうじごくにおちてますよ」「え」)
「貴方、もう地獄に落ちてますよ」 「え」
(じごくたくしーたくしーたましいをたくし)
地獄タクシー タクシー 魂をたくし
(じごくたくしーたくしーかまのそこをゆこう)
地獄タクシー タクシー 釜の底をゆこう
(げつようのにゅーすはしっそうしたおんなのじけんでもちきり)
月曜のニュースは 失踪した女の事件でもちきり
(なんでもおんなはていしゅのくびをもってにげたのだと)
なんでも女は亭主の首を持って 逃げたのだと
(ぶっそうなよのなかなもんだおれにはまるでむえんのはなしだが)
物騒な世の中なもんだ 俺にはまるで無縁の話だが
(きびすをかえしてたくしーにのりこんだ)
踵を返して タクシーに乗りこんだ
(そういえばけさのきおくがない)
そういえば 今朝の記憶がない
(どうやってここにきたんだっけ)
どうやって ここに来たんだっけ
(ばっくみらーにうつらないおれに)
バックミラーに 映らない俺に
(うんてんしゅがいったのです)
運転手が言ったのです
(「あなた、もうじごくにおちてますよ」)
「貴方、もう地獄に落ちてますよ」
(いつにでもどこにでもおむかえしましょう)
いつにでもどこにでも お迎えしましょう
(たくしーがあなたをはこびます)
タクシーがあなたを運びます
(いつまでもどこまでもおむかえしましょう)
いつまでもどこまでも お迎えしましょう
(ここまでおちたならもうもどれない)
ここまで落ちたならもう戻れない
(じごくたくしーたくしーじごくのすがたは)
地獄タクシー タクシー 地獄のすがたは
(じごくたくしーたくしーにちじょうにある)
地獄タクシー タクシー 日常にある
(だれがきづくというのだろう)
誰が気付くというのだろう
(じごくたくしーたくしーじごくゆきのたくしー)
地獄タクシー タクシー 地獄行きのタクシー
(じごくたくしーたくしーしごくのせんたくし)
地獄タクシー タクシー 至極の選択肢
(じごくたくしーたくしー(したくしい!)いまいくし)
地獄タクシー タクシー (支度しい!) いま行くし
(じごくたくしーたくしーたましいをたくし)
地獄タクシー タクシー 魂をたくし
(じごくたくしーたくしーこのかまのそこをゆこう)
地獄タクシー タクシー この釜の底をゆこう