E501系 K753
JR九州への譲渡が確定されたE501系。
※ご注意、このタイピングではK753。また、紹介文に記載している内容などはあくまでも作成者の予想とする。E501系は1995年に登場したJR東日本の交直流通勤形電車。K753は2025年9月8日、反射板を装着。そして同月9日、JR貨物の電気機関車牽引による甲種輸送で回送。K753はK752共々、西小倉へと向かった。ところが、山陽本線が大雨で大阪、吹田で抑止。その後、吹田を発車するも、神戸、鷹取にある神戸貨物ターミナルには予定していた時刻を大幅に遅延。西条でも抑止され、山陽本線の広島以西での運転を見合わせたせいか、運転再開はしたものの、予定していた11日、西小倉の到着ができなくなった。それでも、1日遅れだったが、無事、西小倉に到着。現在、小倉総合車両センターへ入場中。E501系が何故、JR九州への譲渡の理由。それは交直流電車の製造コスト。電車には車両の種類と仕様がある。電車には通勤用、特急用など様々な種類があり、高性能な特急車両や特殊な機能を備えた車両は高額になる。そのため、JR九州にとっては交直流両用電車を新規で造ることに消極的である。ただ、だからといって415系を走り続けるわけにもいかないため、415系に代わる後継車両が欲しいというものでもある。関門トンネルは長大トンネルで急勾配である。当初から直流1500ボルトで電化。近郊形交流蓄電池電車、DENCHA(デンチャ)ことBEC819系を転用する案もあったが、リチウムイオン電池を使用するため、有毒ガスが発生する。リチウムイオン電池は湿った場所等に非常に弱いせいか、仮に走らせたとしても、内部の電池がショートを起こし、最悪の場合、火災が発生してしまう。そのため、BEC819系は関門トンネル運用に導入することは不可能である。次にハイブリッド気動車、YC1系もあるが、YC1系もリチウムイオン電池を使用することはもちろん、そもそもYC1系自体の製造コストが高額だったことを踏まえると、やはり、交直流電車となる。そのため、E501系が救世主といっても良いだろう。
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