【意味怖】地下室 ＊概要欄に解説
地下室は窓もなく密室なので、猫も入ってこれないはず。
そして音は1か月以上続いている。
餌も水もない状態で、猫が1か月以上生きられるはずがない…。
もしかすると、普通の猫ではなく 幽霊だったのかもしれない。
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問題文
(おとこはこうがいにちゅうこのいえをこうにゅうした)
男は郊外に中古の家を購入した。
(しんちくだったのにずいぶんとやすくかえておとこはまんぞくしていた)
新築だったのに随分と安く買えて、男は満足していた。
(しかしそのいえにひっこしてきて１かげつかんおとこはあることになやまされていた)
しかし、その家に引っ越してきて1か月間、男はあることに悩まされていた。
(それはいえにあるちかしつからなにかがかべをひっかくようなおとがすることだ)
それは家にある地下室から、何かが壁を引っ掻くような音がすることだ。
(ちかしつはまどもなくかんぜんなみっしつなのでだれもいれないはず)
地下室は窓もなく、完全な密室なので誰も入れないはず。
(おとこはなんどかかくにんしにいこうとしたがどうしてもこわくてけっしんがつかなかった)
男は何度か確認しに行こうとしたが、どうしても怖くて決心がつかなかった。
(しんちくなのにやすくかえたのはこういうことだったのかとおもいひどくこうかいしていた)
新築なのに安く買えたのはこういうことだったのかと思い、酷く後悔していた。
(ひっこしてこのいえをうりにだすこともかんがえたが)
引っ越して、この家を売りに出すことも考えたが、
(ちかしつのもんだいいがいはかいてきにくらせているのでてばなしたくない)
地下室の問題以外は 快適に暮らせているので、手放したくない。
(そこでおとこはいをけっしてちかしつをみにいくことにした)
そこで男は意を決して、地下室を見に行くことにした。
(さけをのんできがおおきくなっていたこともありよなかにちかしつのどあをあけた)
酒を飲んで 気が大きくなっていたこともあり、夜中に地下室のドアを開けた。
(するとそこには１ぴきのねこがいた)
すると、そこには1匹の猫がいた。
(なんだまよいねこか)
なんだ、迷い猫か。
(おとこはあんどしどうじにずっとおびえていたことになさけなくなった)
男は安堵し、同時にずっと怯えていたことに情けなくなった。
(おとこはねこをにがしひさしぶりにゆっくりねむったのだった)
男は猫を逃がし、久しぶりにゆっくり眠ったのだった。