【意味怖】旗を振る男 *概要欄に解説
この村で2人以上の子どもがいるのは、語り手のみ。
また、語り手の次女は当時、小学1年生。
その次女が小学校を卒業しているはずなのに、
この初老の男が旗振りをしているのはおかしい。
子どもがいたとしても、卒業しているはず。
また、2人以上の子どもがいるのは語り手だけのはずで、
ほかの親よりも多く当番が回ってくると言っているのに、
その語り手と同じく旗振りの当番が来るはずない。
つまり、この初老の男は「子どもの親ではないのに旗振りをしている」
ことになる。
…連れ去り事件で狙われているのは小学生ということと、
この初老の男は子どもたちに人気があることから、
連れ去りの犯人がこの男である可能性が高い…
| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | momoka | 6779 | S++ | 6.8 | 98.5% | 254.6 | 1751 | 25 | 35 | 2025/11/07 |
| 2 | sh | 4699 | C++ | 4.9 | 95.1% | 352.6 | 1746 | 89 | 35 | 2025/11/07 |
関連タイピング
-
プレイ回数741002打
-
てれび戦士2009 の Happy★Life です^^プレイ回数38歌詞735打 -
Mashumairesh!! の キミのラプソティー です^^
プレイ回数75歌詞1122打 -
プレイ回数2026かな206打
-
プレイ回数5195打
-
てれび戦士2009 の 太陽と流星群 です^^プレイ回数66歌詞かな942打 -
てれび戦士2010 の 二人授業 です^^プレイ回数96歌詞1029打 -
プレイ回数1981長文1321打
問題文
(わたしがすむむらはちいさくさらにかそかがすすんできている)
私が住む村は小さく、さらに過疎化が進んできている。
(このまえ1つがへいこうとなりついにむらにしょうがっこうは1つになってしまった)
この前、1つが閉校となり、ついに村に小学校は1つになってしまった。
(こんなちいさいむらでもかなしいことにじけんはおこる)
こんな小さい村でも、悲しいことに事件は起こる。
(こどものつれさりだ)
子どもの連れ去りだ。
(はんにんからなんのれんらくもないところからきんせんもくてきではないようだ)
犯人から何の連絡もないところから、金銭目的ではないようだ。
(つれさられたのはしょうがく2ねんせいのじょじ)
連れ去られたのは、小学2年生の女児。
(はんにんがつかまっていないためおやたちがしっかりかんしをしていくことになった)
犯人が捕まっていないため、親たちがしっかり監視をしていくことになった。
(まずせいとたちのとうげこうじにはもちまわりではたふりをすることがきまる)
まず、生徒たちの登下校時には、持ち回りで旗振りをすることが決まる。
(わたしはしごとでいそがしかったがこどもになにかあったらとかんがえると)
私は仕事で忙しかったが、子どもに何かあったらと考えると、
(さんかせざるをえなかった)
参加せざるを得なかった。
(しかもうちは2りのこどもがいる)
しかも、うちは2人の子どもがいる。
(しょうがく4ねんせいと1ねんせいだ)
小学4年生と、1年生だ。
(つまりちょうじょのおやとしてのとうばんとじじょのおやとしてのとうばんがまわってくる)
つまり、長女の親としての当番と、次女の親としての当番が回ってくる。
(こどもが2りいるのはうちだけだった)
子どもが2人いるのは、うちだけだった。
(まわりのかていはみんなひとりっこということになる)
周りの家庭はみんな一人っ子ということになる。
(なのでわたしだけがほかのおやよりおおくじゅんばんがまわってくるようにかんじるが)
なので、私だけが他の親より多く順番が回ってくるように感じるが、
(もんくをいうわけにもいかない)
文句を言うわけにもいかない。
(そんなはたふりをするなかですごくねっしんにがんばっているひとがいた)
そんな旗振りをする中で、凄く熱心に頑張っている人がいた。
(ちゅうねんというよりはややしょろうといったかんじだろうか)
中年というよりは、やや初老といった感じだろうか。
(いつもやさしそうなえがおをうかべてせんどうするすがたはこどもたちにもだいにんきだ)
いつも優しそうな笑顔を浮かべて先導する姿は、子どもたちにも大人気だ。
(そしていつもいっしょのとうばんになることからよくはなすようになった)
そして、いつも一緒の当番になることから、よく話すようになった。
(なにげないせけんばなしやがっこうぎょうじのはなしはてはだれとだれがふりんしているなど)
何気ない世間話や、学校行事の話、果ては誰と誰が不倫しているなど。
(そんなはなしをしてなかよくなっていった)
そんな話をして仲良くなっていった。
(さすがにしせいかつであうことはなかったけどむらのなかではいちばんしたしいれべる)
さすがに私生活で会うことはなかったけど、村の中では一番親しいレベル。
(おやたちがはたふりをしているおかげかふたたびじけんがおこることはなかった)
親たちが旗振りをしているおかげか、再び事件が起こることはなかった。
(やがてはたふりのとうばんもやめることになった)
やがて、旗振りの当番も止めることになった。
(そしてなにごともなくしたのこもぶじにしょうがっこうをそつぎょうした)
そして、何事もなく、下の子も無事に小学校を卒業した。
(それからすうねんご)
それから数年後。
(またつれさりじけんがおこった)
また、連れ去り事件が起こった。
(そこでふたたびはたふりのとうばんがはじまったらしい)
そこで再び、旗振りの当番が始まったらしい。
(なつかしいなとおもいながらあるいていたらあのひとがはたふりをしていた)
懐かしいなと思いながら歩いていたら、あの人が旗振りをしていた。
(なんねんもあっていなかったがわたしはあのときとおなじようにかいわをかわした)
何年も会っていなかったが、私はあの時と同じように会話を交わした。
(ひさしぶりにあったゆうじんとのかいわはうれしさとなつかしさをかんじさせた)
久しぶりに会った友人との会話は、嬉しさと懐かしさを感じさせた。
(そしていえへのかえりみち)
そして、家への帰り道。
(わたしはあることにきづいてけいさつにつうほうした)
私はあることに気づいて、警察に通報した。