未 本編 -12-
師匠シリーズ
以前cicciさんが更新してくださっていましたが、更新が止まってしまってしまったので、続きを代わりにアップさせていただきます。
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問題文
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(たかはしながおきがもともとのせいりょくけんでしんこうしていたじんじゃから、あらたなしはいちであるここへ、)
高橋永熾が元々の勢力圏で信仰していた神社から、新たな支配地であるここへ、
(そのみこがみかぶんれいをかんじょうしてきたということならば、たしかにありそうだ。)
その御子神か分霊を勧請してきたということならば、確かにありそうだ。
(「もうすこししらべてみたいな」)
「もう少し調べてみたいな」
(いずれにしても、そのわかみやじんじゃにいってぐうじとはなしをしてみるひつようがあるだろう。)
いずれにしても、その若宮神社に行って宮司と話をしてみる必要があるだろう。
(とけいをみると、まだろくじだった。さっきそのじかんをつげるかねのおとが)
時計を見ると、まだ六時だった。さっきその時間を告げる鐘の音が
(なったばかりだ。たずねていけないじかんでもない。)
鳴ったばかりだ。訪ねていけない時間でもない。
(そのむすこであるかずおとめんしきがあるので、はなしもとおしやすいだろう。)
その息子である和雄と面識があるので、話も通しやすいだろう。
(しかしししょうはすこしかんがえたすえ、「また、あしたにしよう」といった。)
しかし師匠は少し考えた末、「また、明日にしよう」と言った。
(とりあえず、そのりょかんにでるというれいとやらをみてみるのがさきだということか。)
とりあえず、その旅館に出るという霊とやらを見てみるのが先だということか。
(「もどって、めしくおうぜ」)
「戻って、飯食おうぜ」
(きびすをかえしたししょうに、うなずいてからあとにつづいた。)
踵を返した師匠に、頷いてから後に続いた。
(そう。それがきになってしょうがなかったのだ。りょかんのゆうしょくということで、)
そう。それが気になってしょうがなかったのだ。旅館の夕食ということで、
(りょうりをきたいしてもよいのだろうか。それともぼくらはしごとできているのだから、)
料理を期待しても良いのだろうか。それとも僕らは仕事で来ているのだから、
(「え?そちらのゆうしょくはよういしていませんが」とあっさりいわれたらどうしよう。)
「え?そちらの夕食は用意していませんが」とあっさり言われたらどうしよう。
(ちかくにべんとうとかぱんをかえるみせがあったかなあ、とおもいなやみながらあるいた。)
近くに弁当とかパンを買える店があったかなあ、と思い悩みながら歩いた。
(ようやく「とかの」にかえりつくと、げんかんのあたりがみょうにさわがしかった。)
ようやく「とかの」に帰り着くと、玄関のあたりが妙に騒がしかった。
(みるとにじゅうだいなかばくらいのじょせいがよにん、たむろしていた。)
見ると二十代半ばくらいの女性が四人、たむろしていた。
(ああ、そういえばきょうはぼくらのほかにふたくみ、きゃくがいるってきいてたな。)
ああ、そういえば今日は僕らの他に二組、客がいるって聞いてたな。
(「こんばんわ」)
「こんばんわ」
(ししょうはあいそよくあいさつをしてりょかんのなかにはいる。)
師匠は愛想よく挨拶をして旅館の中に入る。
など
(「あ、こんばんわ」)
「あ、こんばんわ」
(でむかえたばんとうのかんすけさんににもつをわたしながら、)
出迎えた番頭の勘介さんに荷物を渡しながら、
(じょせいたちもこちらにえがおをむけた。みんなあたたかなそうなふくそうをしている。)
女性たちもこちらに笑顔を向けた。みんな暖かなそうな服装をしている。
(なかよしolよにんぐみというところか。)
仲良しOL四人組というところか。
(それもくりすますいぶにおんせんりょかんにとまるってことは、)
それもクリスマスイブに温泉旅館に泊まるってことは、
(こいびとのいないなかまどうしということだろう。)
恋人のいない仲間同士ということだろう。
(げんかんをとおりぬけ、ろうかのてまえでししょうにそのことをささやくと、)
玄関を通り抜け、廊下の手前で師匠にそのことを囁くと、
(おもむろにうでどけいをみて、そのはりをしめしながらくちをひらいた。)
おもむろに腕時計を見て、その針を示しながら口を開いた。
(「にちぼつのあとだから、「くりすますいぶ」のようほうとしてはただしい」)
「日没の後だから、「クリスマスイブ」の用法としては正しい」
(まだこだわっているのか。)
まだこだわっているのか。
(「あ、ちょうどよかった」)
「あ、ちょうど良かった」
(なかいすがたのひろこさんがぼくらのまえにあらわれて、)
仲居姿の広子さんが僕らの前に現れて、
(てまねきしながらふろんとのおくへはいっていく。)
手招きしながらフロントの奥へ入っていく。
(「でんわかかってきてるみたい」)
「電話かかってきてるみたい」
(じむしょのでんわをとっていたおかみがこちらにきづいて、)
事務所の電話をとっていた女将がこちらに気づいて、
(でんわぐちにかるくおじぎをしてからししょうとかわる。)
電話口に軽くお辞儀をしてから師匠とかわる。
(じゅわきからこえがもれている。おおきなこえだ。)
受話器から声が漏れている。大きな声だ。
(「おしょくじ、おへやにおもちしますので、それまでおくつろぎください」)
「お食事、お部屋にお持ちしますので、それまでおくつろぎください」
(とぼくにいって、おかみはいそがしそうにじむしょからでていった。)
と僕に言って、女将は忙しそうに事務所から出て行った。
(ししょうはうざったそうにあしらうようなくちょうではなしおえ、)
師匠はうざったそうにあしらうような口調で話し終え、
(じゅわきをおいてからためいきをついた。)
受話器を置いてからため息をついた。
(「れいのばあさん。このやどのなじみきゃくで、わたしをおかみにしょうかいしたひとだよ」)
「例の婆さん。この宿の馴染客で、わたしを女将に紹介したひとだよ」
(ああ、たのみもしないのにほうぼうへししょうのことをせんでんしているというひとか。)
ああ、頼みもしないのに方ぼうへ師匠のことを宣伝しているという人か。
(「ばんじまかせておけばだいじょうぶだから、しつれいのないようにしなさい、)
「万事任せておけば大丈夫だから、失礼のないようにしなさい、
(っておかみにくぎさしてくれたんだよ。・・・・・ほかによけいなこと)
って女将に釘刺してくれたんだよ。・・・・・他に余計なこと
(いってないだろうな、あのばあさん」)
言ってないだろうな、あのばあさん」
(そういってくしょうする。)
そう言って苦笑する。
(「じぶんもしょうがつとまりにいくから、ゆうれいたいじよろしくな、ってさ」)
「自分も正月泊まりに行くから、幽霊退治よろしくな、ってさ」
(それからへやにもどろうとすると、ししょうが「ついでにでんわするところがあるから、)
それから部屋に戻ろうとすると、師匠が「ついでに電話するところがあるから、
(さきにもどってろ」という。)
先に戻ってろ」と言う。
(ちょうさじむしょのしょちょうのおがわさんにきょうのことをほうこくでもするのだろうかとおもい、)
調査事務所の所長の小川さんに今日のことを報告でもするのだろうかと思い、
(あてがわれたにかいのへやにひとりでもどった。)
あてがわれた二階の部屋に一人で戻った。
(あしをなげだしててれびをぼんやりみながらさきにあせをながそうかとかんがえていると、)
足を投げ出してテレビをぼんやり見ながら先に汗を流そうかと考えていると、
(ひろこさんがやってきて、となりのへやをゆびさしながらいう。)
広子さんがやって来て、隣の部屋を指さしながら言う。
(「さき、ごはんたべたいっていうから、あっちのへやで、いっしょでいい?」)
「先、ご飯食べたいって言うから、あっちの部屋で、一緒でいい?」
(ししょうもへやにもどったのか。もちろんしたがうほかはない。)
師匠も部屋に戻ったのか。もちろん従うほかはない。
(ひろこさんもそのぼくらのあいだのちからかんけいというか、ふんいきを、すでにりかいして)
広子さんもその僕らの間の力関係というか、雰囲気を、すでに理解して
(いるようすで、いちおうかくにんというぽーずをとっているだけのようだった。)
いる様子で、一応確認というポーズを取っているだけのようだった。