輝きだす

(こどものころのぼくらのように)

子供の頃の僕らのように

(うまくわらえてるかな)

上手く笑えてるかな

(どれだけつよくねがっていたんだっけ？)

どれだけ強く願っていたんだっけ？

(くりかえしたおさなきゆめのうわがきほぞん)

繰り返した幼き夢の上書き保存

(なみだのあじになれてしまった)

涙の味に慣れてしまった

(これがおとなになるってことなのかな？ねえ？)

これが大人になるってことなのかな？ねえ？

(さだめというくさりにしばられて)

運命という鎖に縛られて

(ただたちつくしている)

ただ立ち尽くしている

(なみだをぬぐうひまもないほど)

涙を拭う暇も無いほど

(ぜんそくりょくではしりだす)

全速力で走りだす

(そんなひがくることをただまちつづける)

そんな日が来ることをただ待ち続ける

(かわらないひめくりかれんだーのひびよ)

変わらない日めくりカレンダーの日々よ

(かざれないにちじょうのぺーじよ)

飾れない日常のページよ

(”かなしみはつ、くるしみゆき”の)

”悲しみ発、苦しみ行き”の

(じんせいれっしゃなんてばいばい)

人生列車なんてバイバイ

(なみだのあとにそっとともるおんどのかんかく)

涙の跡にそっと灯る温度の感覚

(わすれてしまわぬように)

忘れてしまわぬように

(さだめというくさりをだきしめて)

運命という鎖を抱きしめて

(ぼくはひかりかがやきだす)

僕は光り輝きだす

(こどものころのぼくらのように)

子供の頃の僕らのように

(うまくわらえてるかな)

上手く笑えてるかな

(ああ、こんなにも)

嗚呼、こんなにも

(だれかのこえがききたくなる)

誰かの声が聴きたくなる

(あかねいろにきょうがとけていく)

茜色に今日が溶けていく

(ぼくはふみだしていく)

僕は踏み出していく

(いきていくことは)

生きていく事は

(かんたんじゃないのはわかってる)

簡単じゃないのは分かってる

(ことばじゃつたえきれないや)

言葉じゃ伝えきれないや

(えらんだこのみちのりは)

選んだこの道のりは

(まちがっちゃいない)

間違っちゃいない

(きょうもあしたもあさっても)

今日も明日も明後日も

(じぶんらしくわらっていられますように)

自分らしく笑っていられますように