夢題～遠くへ～

(とおくへながれてくぼくらのかげは)

遠くへ流れてく 僕らの影は

(いまもかわらずにあるからみうしなってしまってもいいさ)

今も変わらずにあるから 見失ってもいいさ

(またとないいまそれはこどくをせおったり)

またとない”今”それは 孤独を背負ったり

(あゆむべきみちをちがえてあせったりなきだしたりのれんぞく)

歩むべき道を違えて 焦ったり泣き出したりの連続

(とざしたこころむじゅんにはさまれ)

閉ざした心 矛盾に挟まれ

(いきもできないくらいにたえてた)

息も出来ないくらいに耐えてた

(うずきだしたこのかんじょうにおされて)

疼き出したこの感情に押されて

(ゆれはじめたぼくをのこして)

揺れ始めた 僕を残して

(ぼくはつよささえこえてはばたけるとりになる)

僕は”強さ”さえ超えて 羽ばたける鳥になる

(こえはやがてとどくだろう)

声はやがて届くだろう

(いまあなたのいるばしょへ)

今あなたのいるばしょへ

(さけぶとしてもさけられはしない)

叫ぶとしても 避けられはしない

(はてしないものがたりぼくはほしがる)

果てしない物語 僕は欲しがる

(きっとみらいへのとびらさえ)

きっと未来への扉さえ

(あくのがこわいけどみてみたいのかっとう)

「開くのが恐いけど見てみたい」の葛藤

(いつかどこかでであったのかな)

いつかどこかで出会ったのかな

(かすむきおくをたぐりよせて)

霞む記憶をたぐりよせて

(しろいしーつにくるまるぼくに)

白いシーツにくるまる僕に

(うまれたてのあすをください)

生まれたての明日をください

(ぼくのわずかなまよいよはばたいてかぜになれ)

僕のわずかな迷いよ 羽ばたいて風になれ

(だれかのてをにぎったなら)

誰かの手を握ったなら

(はなさずにまいあがれ)

離さずに舞い上がれ

(ぼくはつよささえこえてはばたけるとりになる)

僕は”強さ”さえ超えて 羽ばたける鳥になる

(こえはやがてとどくだろう)

声はやがて届くだろう

(かわらずにそのばしょへ)

変わらずにその場所へ

(さけぶとしてもさけられはしない)

叫ぶとしても避けられはしない

(つかんだものはかがやきのひび)

掴んだものは輝きの日々