保育園 -19-
師匠シリーズ
以前cicciさんが更新してくださっていましたが、更新が止まってしまってしまったので、続きを代わりにアップさせていただきます。
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| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | berry | 7990 | 神 | 8.1 | 97.8% | 313.5 | 2560 | 55 | 60 | 2026/03/28 |
| 2 | HAKU | 7315 | 光 | 7.6 | 95.9% | 342.0 | 2613 | 111 | 60 | 2026/03/30 |
| 3 | osanao | 4382 | C+ | 4.7 | 93.5% | 546.3 | 2572 | 178 | 60 | 2026/03/28 |
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問題文
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(「でもわたしじゃないんです」)
「でも私じゃないんです」
(こえをふるわせるゆいせんせいをみおろしながら、ししょうはこまったようなかおをした。)
声を震わせる由衣先生を見下ろしながら、師匠は困ったような顔をした。
(あのかおは、なぞがとけてないな。)
あの顔は、謎が解けてないな。
(ぼくはすいそくする。)
僕は推測する。
(そもそもこのじけんには、まほうじんをえがいたはんにんがほいくしのだれかであれ、)
そもそもこの事件には、魔法陣を描いた犯人が保育士の誰かであれ、
(えんじであれ、またもんぴやふぇんすをよじのぼったしんにゅうしゃであれ、)
園児であれ、また門扉やフェンスをよじ登った侵入者であれ、
(おおあめのあと、まほうじんがくっきりのこっているのに、)
大雨の後、魔法陣がくっきり残っているのに、
(あしあとがのこっていないというじゅうだいなもんだいがある。)
足跡が残っていないという重大な問題がある。
(けっきょくそのことはたなさらしにしたままだが、)
結局そのことはたな晒しにしたままだが、
(ししょうてきにはあめのなかがいへでていたじんぶつがみつかれば、)
師匠的には雨の中外へ出ていた人物が見つかれば、
(そのあたりもかってにこくはくしてくれるだろうとふんでいたちちがいない。)
そのあたりも勝手に告白してくれるだろうと踏んでいたち違いない。
(つじつまはいちおうはあっているし、ちかちゃんのおとうさんのおねがいからはじまるあのはなしが)
辻褄は一応は合っているし、ちかちゃんのお父さんのお願いから始まるあの話が
(とっさのつくりばなしともおもえない。)
とっさの作り話とも思えない。
(おおむねほんとうのことをいいながら、まほうじんをえがいたぶぶんだけを)
おおむね本当のことを言いながら、魔法陣を描いた部分だけを
(うまくはしょってはなしたにしても、そのどうきや、あしあとをのこさずに)
うまく端折って話したにしても、その動機や、足跡を残さずに
(まほうじんだけのこしてそのばをさったうるとらcにかんするえぴそーどが、)
魔法陣だけ残してその場をさったウルトラCに関するエピソードが、
(こっそりはいりこむよちがあるようにはとてもおもえなかった。)
こっそり入り込む余地があるようにはとても思えなかった。
(「うーん」)
「うーん」
(ししょうはかおをかいている。)
師匠は顔を掻いている。
(そういえば、ここすうじつふろにはいっていないといっていたことをおもいだした。)
そういえば、ここ数日風呂に入っていないと言っていたことを思い出した。
など
(こまったすえなのか、たんにあたまがかゆいのかわからないが、しかめっつらをしてうなっている。)
困った末なのか、単に頭が痒いのか分からないが、しかめ面をして唸っている。
(ないているよしえせんせいのせなかをさすっているほかのせんせいたちも、)
泣いている由衣先生の背中をさすっている他の先生たちも、
(こんわくしたようなひょうじょうをしている。)
困惑したような表情をしている。
(あさみせんせいなど、ろこつにふしんげなかおだ。)
麻美先生など、露骨に不審げな顔だ。
(「いまのはなしがほんとうだとするとですよ」)
「今の話が本当だとするとですよ」
(ししょうはようやくくちをひらく。)
師匠はようやく口を開く。
(「かみなりがなって、ごさいじのへやからえつこせんせいがかーてんごしにそとをみたとき、)
「雷が鳴って、五歳児の部屋から悦子先生がカーテン越しに外を見た時、
(まだゆいせんせいはそとにいたことになる。)
まだ由衣先生は外にいたことになる。
(どうしてみつからなかったのかというもんだいが・・・・・)
どうして見つからなかったのかという問題が・・・・・
(ああ、いや、そうか。げんかんのちかくまでもどっていたら、)
ああ、いや、そうか。玄関の近くまで戻っていたら、
(かくどてきにごさいじしつからはみえないか。)
角度的に五歳児室からは見えないか。
(ううん。まあとにかく、あめがよわまりはじめたころ、)
ううん。まあとにかく、雨が弱まり始めたころ、
(まだまほうじんはあらわれていなかったわけですよね。)
まだ魔法陣は現れていなかったわけですよね。
(かみなりがなって、ゆいせんせいがえんしゃにもどり、しばらくしてあめがやむ。)
雷が鳴って、由衣先生が園舎に戻り、しばらくして雨が止む。
(そのあめがやんだにじごろにえつこせんせいがそとにでる。)
その雨が止んだ二時ごろに悦子先生が外に出る。
(あまりじかんがありませんね。いったいだれがどのたいみんぐで、どうやって?」)
あまり時間がありませんね。一体誰がどのタイミングで、どうやって?」
(こうはんはほとんどひとりごとのようになりながら、ししょうがなにげなくまどのそとをみたとき、)
後半はほとんど独り言のようになりながら、師匠がなにげなく窓の外を見た時、
(そのうごきがぴたりととまった。)
その動きがピタリと止まった。
(「なにっ」)
「なにっ」
(きんぱくしたそのこえに、おもわずしせんをおってまどのそとをみろす。)
緊迫したその声に、思わず視線を追って窓の外を見ろす。
(えんていのまんなか。)
園庭の真ん中。
(さっきまでなんのいへんもなかったえんていのまんなかに、なにかがあった。)
さっきまでなんの異変もなかった園庭の真ん中に、なにかがあった。
(ししょうがまどからとびだしそうないきおいでみをのりだす。)
師匠が窓から飛び出しそうな勢いで身を乗り出す。
(「うそだろ」)
「うそだろ」
(そんなことばがぼくのくちをついた。)
そんな言葉が僕の口をついた。
(まほうじんだ。)
魔法陣だ。
(まほうじんが、えんていのまんなかにこつねんとあらわれていた。)
魔法陣が、園庭の真ん中に忽然と現れていた。
(ばかな。)
馬鹿な。
(たおるはどこにみえます?)
タオルはどこに見えます?
(ししょうがそういったとき、みんなそとをみている。ついさっきのことだ。)
師匠がそう言った時、みんな外を見ている。ついさっきのことだ。
(そのときはまちがいなくそんなものはなかった。)
その時は間違いなくそんなものはなかった。
(だがいま、がんかにまちがいなくまほうじんはそんざいしている。)
だが今、眼下に間違いなく魔法陣は存在している。
(しゃしんにうつっているものにそっくりだ。)
写真に写っているものにそっくりだ。
(ばしょも、このへやからはひだりななめ。)
場所も、この部屋からは左斜め。
(つまり、ごさいじしつのしょうめんのあたりであり、ここのかまえにあらわれたという)
つまり、五歳児室の正面のあたりであり、九日前に現れたという
(そのばしょとまったくおなじだ。)
その場所とまったく同じだ。
(せすじにおじけがはしった。)
背筋に怖気が走った。
(なんだこれは。)
なんだこれは。
(ほいくしたちもことばをうしなってひめいをのみこんでいる。)
保育士たちも言葉を失って悲鳴を飲み込んでいる。
(ゆいせんせいなど、ほとんどきぜつしかかっている。)
由衣先生など、ほとんど気絶しかかっている。