桜雨 -11-
師匠シリーズ
以前cicciさんが更新してくださっていましたが、更新が止まってしまってしまったので、続きを代わりにアップさせていただきます。
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| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | berry | 7963 | 神 | 8.1 | 98.3% | 280.4 | 2272 | 39 | 60 | 2026/04/18 |
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問題文
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(「さっきひろいました」)
「さっき拾いました」
(「なっ・・・・・」)
「なっ・・・・・」
(といってぜっくする。)
と言って絶句する。
(「ど、どこでだ。きちながかっ?」)
「ど、どこでだ。吉永かっ?」
(いきなりくちをついてでてきたみゃくらくもないなまえに、またわたしののうりをくらいかげがはしる。)
いきなり口をついて出てきた脈絡もない名前に、また私の脳裏を暗い影が走る。
(よしなが。)
吉永。
(ふたつとなりのくらすのじょしにそういうなまえのこがいた。)
二つ隣のクラスの女子にそういう名前の子がいた。
(かおははっきりとおもいだせない。しかし、わかった。)
顔ははっきりと思い出せない。しかし、分かった。
(あの、こうえんをでたあとですれちがったじょしせいとがそうだ。)
あの、公園を出た後ですれ違った女子生徒がそうだ。
(あおざめたかおであわてながらはしってきたこ。)
青ざめた顔で慌てながら走って来た子。
(そんなかくしんがあった。)
そんな確信があった。
(だったら・・・・・)
だったら・・・・・
(さむけがからだじゅうをかけぬけた。)
寒気が体中を駆け抜けた。
(「あのこうえん」)
「あの公園」
(そういいながら、わたしはおれんじしょくのふくろをなげる。それをおとさないように)
そう言いながら、私はオレンジ色の袋を投げる。それを落とさないように
(うろたえながらきゃっちしようとしているざびえるをしりめに、わたしははしりだす。)
うろたえながらキャッチしようとしているザビエルを尻目に、私は走り出す。
(すべてがさいあくのたいみんぐであり、さいあくのくみあわせだった。)
すべてが最悪のタイミングであり、最悪の組み合わせだった。
(うそだろ。)
嘘だろ。
(おもわずそんなことばがくちをつく。)
思わずそんな言葉が口をつく。
(さらにまのわるいことに、)
さらに間の悪いことに、
など
(そのとおりをぬけるさきにはみおぼえるあるかおがふたつならんでいた。)
その通りを抜ける先には見覚えるある顔が二つ並んでいた。
(そのじょせいせいとふたりは、すごいぎょうそうではしってくるわたしにおどろいてみちをあけようとした。)
その女性生徒二人は、凄い形相で走ってくる私に驚いて道を開けようとした。
(みられていた。)
見られていた。
(これはぐうぜん?)
これは偶然?
(いや、どちらでもいい。)
いや、どちらでもいい。
(わたしはきゅうぶれーきをかけて、そのふたりにすばやくこえをかける。)
私は急ブレーキをかけて、その二人にすばやく声をかける。
(「どうしてはやしたてないの」)
「どうして囃し立てないの」
(いつかこうもんのところでざびえるをからかっていたじょうきゅうせいだ。)
いつか校門のところでザビエルをからかっていた上級生だ。
(あいあいかさのらくがきをされるようなきょうしふたりをからかうように、)
相合傘の落書きをされるような教師二人をからかうように、
(こんなところにふたりでいるところをみてからかわないのだろうか。)
こんなところに二人でいるところを見てからかわないのだろうか。
(「え?だって、つかまってせっきょうされてたんでしょ」)
「え?だって、捕まって説教されてたんでしょ」
(ふたりはそういってかおをみあわせる。)
二人はそう言って顔を見合わせる。
(なぜ?どうして、そんなこういてきなみかたをしてくれるのか。)
なぜ?どうして、そんな好意的な見方をしてくれるのか。
(ほてるがいにふたりでいたというのに。)
ホテル街に二人でいたというのに。
(わたしは、よーこからきいたあのうわさをはやくちでまくしたてる。)
私は、ヨーコから聞いたあの噂を早口で捲し立てる。
(するとふたりはわらいだして、ないない、とばかりてをふる。)
すると二人は笑い出して、ないない、とばかり手を振る。
(「わたしら、いちねんのとき、ざびえるがたんにんだったけど、それはないわ」)
「わたしら、一年の時、ザビエルが担任だったけど、それはないわ」
(それをきいて、いいかげんなよーこのいうことをまにうけてはいけない、)
それを聞いて、いい加減なヨーコの言うことを間に受けてはいけない、
(ということをまなんだ。)
ということを学んだ。
(「ありがとう。じゃあね」)
「ありがとう。じゃあね」
(そうしてまたわたしははしりだす。)
そうしてまた私は走り出す。
(はしった。とにかくはしった。)
走った。とにかく走った。
(もっとはしりやすいくつをはいてくるんだった、とこうかいしたが、)
もっと走りやすい靴を履いてくるんだった、と後悔したが、
(それでもひっしではしりつづけた。)
それでも必死で走り続けた。
(じもとのつよみで、いくつかしょーとかっとをしながらまちなかをかけぬけた。)
地元の強みで、いくつかショートカットをしながら街なかを駆け抜けた。
(いきをきらせながら、あのこうえんへむかうちょくせんのみちへはいる。)
息を切らせながら、あの公園へ向かう直線の道へ入る。
(いやなよかんがぜんしんをおおっている。これまでにみてきたふきつなぱーつぱーつが、)
嫌な予感が全身を覆っている。これまでに見てきた不吉なパーツパーツが、
(さいあくのくみあわせでそこにあるのだ。)
最悪の組み合わせでそこにあるのだ。
(でんしんばしらのところには、もうふりょうたちはいなかった。)
電信柱のところには、もう不良たちはいなかった。
(そのよこをはしりぬける。)
その横を走り抜ける。
(こうえんがすぐさきにみえた。)
公園がすぐ先に見えた。
(「ひろさんっ」)
「ヒロさんっ」
(そのままのすぴーどでこうえんのなかにかけこむと、)
そのままのスピードで公園の中に駆け込むと、
(むねにつきささるようなこうけいがめにとびこんできた。)
胸に突き刺さるような光景が目に飛び込んできた。
(「ひろさん!」)
「ヒロさん!」
(あのだんぼーるはうすはめちゃくちゃにこわされていた。)
あのダンボールハウスはめちゃくちゃに壊されていた。
(なけなしのかぐはつちのうえにちらかされている。)
なけなしの家具は土の上に散らかされている。
(そしてそのなかにひろさんはきずだらけになってうずくまっていた。)
そしてその中にヒロさんは傷だらけになってうずくまっていた。
(かけよってあたまをいだく。)
駆け寄って頭を抱く。
(うう。といってひろさんはうなった。)
うう。と言ってヒロさんは唸った。