さよならアイデンティティー

(やっといまつなげたこのいとも)

やっと今繋げたこの糸も

(きっといつかはきれるんだね)

きっといつかは切れるんだね

(さんどめのはるがこようとしているけど)

3度目の春が来ようとしているけど

(すりぬけてった)

すり抜けてった

(たとえばきみがえがくような)

例えば君が描くような

(あしたさえこわいなんていえないな)

明日さえ怖いなんて言えないな

(こんなにもくるしいのにつなぐなんて)

こんなにも苦しいのに繋ぐなんて

(ばかみたいだ)

バカみたいだ

(いらいらってしてないて)

イライラってして泣いて

(こんなさいていなよるは)

こんな最低な夜は

(きらきらってほしぞらに)

キラキラって星空に

(いのりをささげよう)

祈りを捧げよう

(だらだらってしてるだけ)

ダラダラってしてるだけ

(きたいなんてしてばかみたい)

期待なんてしてバカみたい

(けらけらってわらうだけ)

ケラケラって笑うだけ

(なんにもいえないな)

何にも言えないな

(さよならあいでんてぃてぃーよ)

さよならアイデンティティーよ

(もうすこしはやくきづけたら)

もう少し早く気付けたら

(きれいなきのうをおもいだすこともなかった)

綺麗な昨日を思い出すこともなかった

(あきれるほどにいたかった)

呆れるほどに痛かった

(もうすこしきみといたかった)

もう少し君といたかった

(きらいなそのくせいまじゃなんだかいとしくて)

嫌いなその癖今じゃなんだか愛しくて

(あいしていた)

愛していた

(こいしていた)

恋していた

(むりしていた)

無理していた

(たったいまとぎれたでんわから)

たった今途切れた電話から

(もっとたしかなふあんはうごいた)

もっと確かな不安は動いた

(いつまでもこんなにかわれないぼくは)

いつまでもこんなに変われない僕は

(だめになっていった)

駄目になっていった

(いらいらってしてないて)

イライラってして泣いて

(こんなさいていなよるは)

こんな最低な夜は

(きらきらってほしぞらに)

キラキラって星空に

(いのりをささげよう)

祈りを捧げよう

(だらだらってしてるだけ)

ダラダラってしてるだけ

(きたいなんてしてばかみたい)

期待なんてしてバカみたい

(けらけらってわらうだけ)

ケラケラって笑うだけ

(なんにもできやしない)

何にもできやしない

(さっきからちらつくきみは)

さっきからちらつく君は

(なんかいつもかなしそうで)

なんかいつも悲しそうで

(さっきはなしたひだりてを)

さっき離した左手を

(ずっとわすれないでいてね)

ずっと忘れないでいてね

(さよならあいでんてぃてぃーよ)

さよならアイデンティティーよ

(もうすこしはやくきづけたら)

もう少し早く気付けたら

(きれいなきみのめきずつけることもなかった)

綺麗な君の目傷つけることもなかった

(あきれるほどにいたかった)

呆れるほどに痛かった

(もうすこしゆめをみたかった)

もう少し夢を見たかった

(きらいなそのくせいまじゃぜんぶあいせるから)

嫌いなその癖今じゃ全部愛せるから

(さよならあいでんてぃてぃーよ)

さよならアイデンティティーよ

(おもいだしたくもなかった)

思い出したくもなかった

(あきれるほどにいたかった)

呆れるほどに痛かった

(もうすこしきみといたかった)

もう少し君といたかった

(きらいなそのくせいまじゃなんだかいとしくて)

嫌いなその癖今じゃなんだか愛しくて

(あいしていた)

愛していた

(こいしていた)

恋していた

(ゆるしていた)

許していた