令嬢薔薇図鑑
関連タイピング
歌詞(問題文)
(めしませつやばら)
召シマセ 艶薔薇
(よりどりみどりいろとりどりに)
ヨリドリミドリ イロトリドリニ
(わたしたちをたばねて)
わたしたちを束ねて
(きぬのりぼんゆわけば)
絹のリボン結けば
(きかざったどれすもかすむわ)
着飾ったドレスも霞むわ
(しんしのうでのなかでうっとりとひらくのよ)
紳士の腕のなかでうっとりと開くのよ
(どんなあまいこいさえかなわない)
どんな甘い恋さえ敵わない
(らくえんのいヴも)
楽園のイヴも
(たいこのじょおうも)
太古の女王も
(ねむるひめぎみもみな)
眠る姫君も皆
(わたしをあいしたの)
わたしを愛したの
(かぐわしくこうかんしましょう)
馨しく交歓しましょう
(ほのかにそまるゆびはまってはなびら)
仄かに染まる指は舞って花びら
(たおやかにつつんだゆめは)
たおやかに包んだ夢は
(いつかあふれるみつのように)
いつか溢れる蜜のように
(おうごんにみちる)
黄金に満ちる
(せかいはうつくしい)
世界は美しい
(がかたちはきそうように)
画家たちは競うように
(このすがたをえがいた)
この姿を描いた
(ぶんしたちはことばにとどめた)
文士たちは言葉に留めた
(れきしひたすひげきや)
歴史浸す悲劇や
(せんじょうのあれのにも)
戦場の荒れ野にも
(しずかにわたしたちはかおる)
静かにわたしたちは薫る
(かっちゅうのしょうじょも)
甲冑の少女も
(ひどうのあくじょも)
非道の悪女も
(こじきのむすめもみな)
乞食の娘も皆
(わたしをだきしめた)
わたしを抱きしめた
(ふれあってこうかんしましょう)
触れ合って交感しましょう
(かなしみおそれいのりすべてわけあい)
哀しみ恐れ祈り すべて分け合い
(うみながらまっかなとげは)
熟みながら真っ赤な棘は
(きずつくむねをふさぐために)
傷つく胸を塞ぐために
(まきついてゆく)
巻き付いてゆく
(ちぎりのひとさしを)
契りの一刺しを
(めしませつやばら)
召シマセ 艶薔薇
(よりどりみどりいろとりどりに)
ヨリドリミドリ イロトリドリニ
(かぐわしくこうかんしましょう)
馨しく交歓しましょう
(みどりのしとねつきのはべるゆりかご)
緑の茵 月の侍る揺りかご
(やわらかにゆめをはむのは)
やわらかに夢を喰むのは
(おごそかにちのかようつたとびろーどのした)
厳かに血の通う蔦と天鵞絨の舌
(ひめやかにこうはいしましょう)
秘めやかに交配しましょう
(あなたはうまれかわるしんしゅのばらに)
あなたは生まれ変わる 新種の薔薇に
(いとおしくたねをまきましょう)
愛惜しく種を蒔きましょう
(どんなときでも)
どんな時代(とき)でも
(わたしたちがさきそうかぎり)
わたしたちが咲き添う限り
(せかいはうつくしい)
世界は美しい