ポルターガイスト/椎名林檎
椎名林檎さんの「ポルターガイスト」です。
ワルツ調の美しい曲です。
記号は省略しました。
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歌詞(問題文)
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(そうくちばしったきみ)
…そう口走った君。
(ぼくはいとおしくおもいたいそうどうじたので)
僕は愛おしく思い、大層動じたので、
(まえがみのなすぞうけいに)
前髪の成す造形に
(しんけいをうばわれて)
神経を奪われて、
(きいももたずいえをでたのです)
鍵(キイ)も持たず家を出たのです。
(かくてうるわしききみのもとへこえていくおもい)
斯くて、麗しき君の許へ超えていく想い、
(おさえました)
抑えました。
(きょうはでんしゃで)
「今日は電車で!」
(いちどのりかえたころたかまっていくときめきに)
壱度乗り換えた頃、高まっていく時めきに
(まけそうになっていることにきづきはじめました)
負けそうになっていることに氣付き始めました。
(しんじつはさいしょでさいごなのです)
真実は最初で最後なのです
(そうくちばしったきみ)
…そう口走った君。
(ぼくはおもいだしつつそうめいないきかたを)
僕は思い出しつつ、聡明な生き方を
(ちょっとまねたいとかんじ)
鳥渡(ちょっと)真似たいと感じ
(さっそうとあるいてはきっときびしい)
颯爽と歩いては、キッと厳しい
(かおをしたのです)
表情(かお)をしたのです。
(きみをわらわすためにほほえんでいようとおもい)
君を笑わす為に、微笑んでいようと思い、
(きたえました)
鍛えました。
(どーあのまえにて)
「扉(ドーア)の前にて!」
(もしもこのへやもなく)
若しも、此の部屋も無く、
(つらなっているかがやきがまやかしであろうとも)
連なっている輝きがまやかしであろうとも
(ぼくにおそれなどはないです)
僕に恐れなどはないです。
(きみはひとあしさきにほほえんで)
君はひと足先に微笑んで、
(げんしをあたえました)
幻視を與(あた)えました。
(こんなぼくに)
「こんな僕に!」
(やおらみさかいもなく)
徐(やお)ら、見境も無く
(ほしくなるまぼろしは)
慾しくなるまぼろしは
(いずれおとろえても)
孰(いず)れ衰えても
(ぼくにはうつくしくみえます)
僕には美しく見えます。
(きみだけにこれをうたいます)
君だけに是を唄います。