小説長文8! 第四話
恋愛小説系です!「君の隣で見る世界」第四話
小説なので、全然見るだけでもだいじょぶですっ!
画像協力者:AI(光の演出、衣装)
画像協力者:AI(光の演出、衣装)
| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | えび | 5138 | 王(SS++) | 5.3 | 96.6% | 465.5 | 2479 | 87 | 82 | 2026/08/05 |
| 2 | seokjin | 3636 | S+ | 3.7 | 97.6% | 653.3 | 2435 | 59 | 82 | 2026/08/05 |
関連タイピング
-
「雨降って地固まる」あめふってじかたまる
プレイ回数158 長文かな989打 -
あ、4位の人がくりあげ1位です^ー^
プレイ回数731 220打 -
プレイ回数5.8万 歌詞3120打
-
1位の人は名前のせるよ
プレイ回数9.7万 短文424打
(今の一位はクリーパーさん) -
何歳まで髪は耐えてくれるかな?
プレイ回数1814 短文97打 -
初心者の方におすすめ
プレイ回数25万 331打 -
走り出せー走り出せー
プレイ回数3575 歌詞かな160打 -
倒したあなたはマイクラ世界一位です
プレイ回数5.4万 3760打
問題文
ふりがな非表示
ふりがな表示
(ぶんかさいまで、あとにしゅうかん。わたしたちのくらすでは、)
文化祭まで、あと二週間。私たちのクラスでは、
(よていどおりきっさてんのじゅんびがはじまった。)
予定通り喫茶店の準備が始まった。
(ほうかごのきょうしつには、だんぼーるやがようし、えのぐなどがところせましとならんでいる。)
放課後の教室には、段ボールや画用紙、絵の具などが所狭しと並んでいる。
(「もも、これどこにおく?」)
「モモ、これどこに置く?」
(ふりかえると、るいがおおきなだんぼーるをかかえてたっていた。)
振り返ると、ルイが大きな段ボールを抱えて立っていた。
(「それ、こくばんのよこにおいて!」)
「それ、黒板の横に置いて!」
(「りょうかい。」)
「了解。」
(るいはわらいながらだんぼーるをはこんでいく。)
ルイは笑いながら段ボールを運んでいく。
(そんなすがたをみているだけで、わたしはしぜんとえがおになってしまう。)
そんな姿を見ているだけで、私は自然と笑顔になってしまう。
(「なに?」)
「何?」
(「え?」)
「え?」
(「いま、おれのことみてわらってたでしょ。」)
「今、俺のこと見て笑ってたでしょ。」
(「み、みてないよ!」)
「み、見てないよ!」
(「ほんとうに?」)
「本当に?」
(るいはたのしそうにわらう。)
ルイは楽しそうに笑う。
(そのえがおをみるだけで、わたしのしんぞうはかんたんにはやくなる。)
その笑顔を見るだけで、私の心臓は簡単に速くなる。
(でも、さいきんはうれしいだけではなかった。)
でも、最近は嬉しいだけではなかった。
(るいには、すきなひとがいる。)
ルイには、好きな人がいる。
(そのじじつが、ときどきむねをしめつけてくる。)
その事実が、時々胸を締めつけてくる。
(それでもわたしは、いままでどおりのともだちでいようときめていた。)
それでも私は、今まで通りの友達でいようと決めていた。
など
(「もも、かんばんのここおさえて。」)
「モモ、看板のここ押さえて。」
(「わかった。」)
「分かった。」
(ふたりでおおきなかんばんをつくっていると、ふいにゆびさきがふれた。)
二人で大きな看板を作っていると、ふいに指先が触れた。
(「あ....。」)
「あ....。」
(「......。」)
「......。」
(おたがいにかたまる。)
お互いに固まる。
(「ご、ごめん。」)
「ご、ごめん。」
(「いや、おれも。」)
「いや、俺も。」
(るいがすこしてれたようにめをそらす。)
ルイが少し照れたように目をそらす。
(たったいっしゅんふれただけなのに、かおがあつくなった。)
たった一瞬触れただけなのに、顔が熱くなった。
(そのひのじゅんびがおわったころには、きょうしつにわたしとるいしかのこっていなかった。)
その日の準備が終わった頃には、教室に私とルイしか残っていなかった。
(「みんなかえっちゃったね。」)
「みんな帰っちゃったね。」
(「うん。でも、まだめにゅーひょうおわってない。」)
「うん。でも、まだメニュー表終わってない。」
(「じゃあ、わたしもてつだう。」)
「じゃあ、私も手伝う。」
(「ありがとう。」)
「ありがとう。」
(ふたりでつくえをならべ、めにゅーひょうをかいていく。)
二人で机を並べ、メニュー表を書いていく。
(しずかなきょうしつに、ぺんがかみをはしるおとだけがひびいていた。)
静かな教室に、ペンが紙を走る音だけが響いていた。
(「こうやってふたりでのこるの、なんかしんせんだね。」)
「こうやって二人で残るの、なんか新鮮だね。」
(「そう?」)
「そう?」
(「うん。いつもみんないっしょだから。」)
「うん。いつもみんな一緒だから。」
(るいがわらう。)
ルイが笑う。
(まどのそとでは、ゆうひがこうしゃをおれんじいろにそめていた。)
窓の外では、夕日が校舎をオレンジ色に染めていた。
(「ぶんかさい、たのしみだね。」)
「文化祭、楽しみだね。」
(「うん。わたし、すごくたのしみ。」)
「うん。私、すごく楽しみ。」
(「おれも。」)
「俺も。」
(わたしはるいのよこがおをみつめた。)
私はルイの横顔を見つめた。
(ほんとうはききたいことがある。)
本当は聞きたいことがある。
(すきなひとって、だれなの?)
好きな人って、誰なの?
(どんなひとなの?)
どんな人なの?
(わたしじゃ、だめなの?)
私じゃ、だめなの?
(でも、どのしつもんもくちからでてこなかった。)
でも、どの質問も口から出てこなかった。
(「もも?」)
「モモ?」
(「え?」)
「え?」
(「またぼーっとしてた。」)
「またぼーっとしてた。」
(「ご、ごめん。」)
「ご、ごめん。」
(「さいきん、よくぼーっとしてるけどだいじょうぶ?」)
「最近、よくぼーっとしてるけど大丈夫?」
(るいがしんぱいそうにわたしをみる。)
ルイが心配そうに私を見る。
(「だいじょうぶだよ。」)
「大丈夫だよ。」
(「ならいいけど、むりするなよ。」)
「ならいいけど、無理するなよ。」
(そのやさしさに、むねがすこしくるしくなる。)
その優しさに、胸が少し苦しくなる。
(るいはだれにでもやさしい。)
ルイは誰にでも優しい。
(だからこそ、わたしだけがとくべつじゃないことをおもいしらされる。)
だからこそ、私だけが特別じゃないことを思い知らされる。
(さぎょうをおえ、わたしたちはいっしょにがっこうをでた。)
作業を終え、私たちは一緒に学校を出た。
(「きょう、つかれたね。」)
「今日、疲れたね。」
(「うん。でもたのしかった。」)
「うん。でも楽しかった。」
(「おれも。ももといっしょだったし。」)
「俺も。モモと一緒だったし。」
(「......え?」)
「......え?」
(「ん?どうした?」)
「ん?どうした?」
(「な、なんでもない!」)
「な、なんでもない!」
(またしんぞうがはねる。)
また心臓が跳ねる。
(そんないいかたをされたら、きたいしてしまう。)
そんな言い方をされたら、期待してしまう。
(もしかしたら、るいもわたしのことをとくべつにおもっているんじゃないか。)
もしかしたら、ルイも私のことを特別に思っているんじゃないか。
(そんなかんがえがうかぶたび、わたしはあわててうちけした。)
そんな考えが浮かぶたび、私は慌てて打ち消した。
(だって、るいにはすきなひとがいる。)
だって、ルイには好きな人がいる。
(えきにつくと、るいがてをふった。)
駅に着くと、ルイが手を振った。
(「じゃあ、またあした。」)
「じゃあ、また明日。」
(「うん。またあした。」)
「うん。また明日。」
(わたしはそのせなかをみおくりながら、むねのなかでちいさくつぶやいた。)
私はその背中を見送りながら、胸の中で小さく呟いた。
(もっと、るいのちかくにいたい。)
もっと、ルイの近くにいたい。
(ぶんかさいまで、あとにしゅうかん。)
文化祭まで、あと二週間。
(わたしたちのきょりは、すこしずつちかづいていた。)
私たちの距離は、少しずつ近づいていた。
(でも、わたしがまだしらないるいのきもちは、もっとちかいところにあった。)
でも、私がまだ知らないルイの気持ちは、もっと近いところにあった。