小説長文8! 第十一話
恋愛小説系です!「君と隣で見る世界」第十一話
小説なので、全然見るだけでもだいじょぶですっ!
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(つきあいはじめてからにかげつほどたったころ、)
付き合い始めてから二ヶ月ほど経った頃、
(まちはすこしずつくりすますのふんいきにかわっていった。)
街は少しずつクリスマスの雰囲気に変わっていった。
(がっこうでもろうかにかざりつけがされ、)
学校でも廊下に飾り付けがされ、
(やすみじかんにはみんながくりすますのよていについてはなしている。)
休み時間にはみんながクリスマスの予定について話している。
(「もも、くりすますってよていある?」)
「モモ、クリスマスって予定ある?」
(ほうかご、るいがわたしにたずねた。)
放課後、ルイが私に尋ねた。
(「まだないけど.......。」)
「まだないけど.......。」
(「じゃあ、いっしょにすごさない?」)
「じゃあ、一緒に過ごさない?」
(「......うん!」)
「......うん!」
(うれしくて、おもわずこえがおおきくなる。)
嬉しくて、思わず声が大きくなる。
(「そんなによろこんでくれる?」)
「そんなに喜んでくれる?」
(「だって、るいとすごせるんだもん。」)
「だって、ルイと過ごせるんだもん。」
(いったあとではずかしくなり、わたしはあわててめをそらした。)
言ったあとで恥ずかしくなり、私は慌てて目をそらした。
(「おれもたのしみ。」)
「俺も楽しみ。」
(くりすますとうじつ。)
クリスマス当日。
(まちあわせばしょにつくと、るいがさきにきていた。)
待ち合わせ場所に着くと、ルイが先に来ていた。
(「おまたせ。」)
「お待たせ。」
(「ぜんぜん。いまきたところ。」)
「全然。今来たところ。」
(ふたりでまちをあるく。)
二人で街を歩く。
(えきまえにはおおきないるみねーしょんがかざられ、)
駅前には大きなイルミネーションが飾られ、
など
(いろとりどりのひかりがよるのまちをてらしていた。)
色とりどりの光が夜の街を照らしていた。
(「きれい......。」)
「きれい......。」
(「すごいね。」)
「すごいね。」
(「うん。」)
「うん。」
(しばらくあるいたあと、るいがちいさなふくろをさしだした。)
しばらく歩いたあと、ルイが小さな袋を差し出した。
(「これ、ももに。」)
「これ、モモに。」
(「え......?」)
「え......?」
(「くりすますぷれぜんと。」)
「クリスマスプレゼント。」
(わたしはおどろきながらうけとった。)
私は驚きながら受け取った。
(「あけてもいい?」)
「開けてもいい?」
(「もちろん。」)
「もちろん。」
(なかには、かわいらしいちいさなぺんだんとがはいっていた。)
中には、可愛らしい小さなペンダントが入っていた。
(「......ありがとう。」)
「......ありがとう。」
(うれしくて、むねがいっぱいになる。)
嬉しくて、胸がいっぱいになる。
(「きにいった?」)
「気に入った?」
(「すごく。」)
「すごく。」
(「よかった。」)
「よかった。」
(わたしもよういしていたぷれぜんとをるいにわたした。)
私も用意していたプレゼントをルイに渡した。
(「わたしからも。」)
「私からも。」
(「ありがとう。あけていい?」)
「ありがとう。開けていい?」
(「うん。」)
「うん。」
(はこのなかをみたるいがわらう。)
箱の中を見たルイが笑う。
(「これ、たいせつにする。」)
「これ、大切にする。」
(そのことばがうれしかった。)
その言葉が嬉しかった。
(そのあと、ふたりでいるみねーしょんのちかくのべんちにすわった。)
その後、二人でイルミネーションの近くのベンチに座った。
(「ことし、いろいろあったね。」)
「今年、色々あったね。」
(るいがそらをみあげる。)
ルイが空を見上げる。
(「うん。さいしょはただのくらすめいとだったのに。」)
「うん。最初はただのクラスメイトだったのに。」
(「いまはこいびと。」)
「今は恋人。」
(「......なんかふしぎ。」)
「......なんか不思議。」
(ふたりでわらう。)
二人で笑う。
(わたしはことしいちねんをおもいだした。)
私は今年一年を思い出した。
(はじめてであったはる。)
初めて出会った春。
(ぶんかさい。)
文化祭。
(たいいくさい。)
体育祭。
(なつまつり。)
夏祭り。
(しゅうがくりょこう。)
修学旅行。
(そしてこくはく。)
そして告白。
(どのおもいでにも、るいがいる。)
どの思い出にも、ルイがいる。
(「もも。」)
「モモ。」
(「なに?」)
「なに?」
(「らいねんも、そのさきもいっしょにいたい。」)
「来年も、その先も一緒にいたい。」
(わたしはるいのかおをみる。)
私はルイの顔を見る。
(「わたしも。」)
「私も。」
(「こうこうそつぎょうしても?」)
「高校卒業しても?」
(「もちろん。」)
「もちろん。」
(「そのさきも?」)
「その先も?」
(わたしはすこしだけかんがえてからわらった。)
私は少しだけ考えてから笑った。
(「そのときも、るいのとなりにいたい。」)
「その時も、ルイの隣にいたい。」
(るいはうれしそうにわらった。)
ルイは嬉しそうに笑った。
(「じゃあ、やくそく。」)
「じゃあ、約束。」
(「うん。やくそく。」)
「うん。約束。」
(つめたいふゆのかぜがふく。)
冷たい冬の風が吹く。
(でも、つないだてはあたたかかった。)
でも、つないだ手は温かかった。
(いるみねーしょんのひかりにてらされながら、わたしはおもった。)
イルミネーションの光に照らされながら、私は思った。
(はるにはじまったこいが、ふゆになってもつづいている。)
春に始まった恋が、冬になっても続いている。
(そして、このさきにどんなきせつがまっていても。)
そして、この先にどんな季節が待っていても。
(わたしはるいといっしょに、そのけしきをみていたい。)
私はルイと一緒に、その景色を見ていたい。
(ことしのくりすますは、わたしにとってわすれられないいちにちになった。)
今年のクリスマスは、私にとって忘れられない一日になった。