小説長文9! 最終話
恋愛小説系です!「雨音に紛れる恋」最終話
小説なので、全然見るだけでもだいじょぶですっ!
画像協力者:AI(光の演出、衣装)
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| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | berry | 7022 | 神(S++) | 7.1 | 97.9% | 334.9 | 2403 | 51 | 91 | 2026/10/10 |
| 2 | Jyo | 5789 | 光(S++) | 5.9 | 97.3% | 403.8 | 2403 | 65 | 91 | 2026/10/23 |
| 3 | なお氏 | 5721 | 光(S+) | 5.8 | 98.0% | 413.0 | 2411 | 48 | 91 | 2026/10/10 |
| 4 | みー | 4532 | 王(S++) | 4.7 | 95.3% | 504.8 | 2404 | 116 | 91 | 2026/10/28 |
| 5 | わら | 4013 | 王 | 4.4 | 90.5% | 535.9 | 2403 | 252 | 91 | 2026/10/15 |
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問題文
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(こくはくしたよくあさ、わたしはいつもよりはやくめがさめた。)
告白した翌朝、私はいつもより早く目が覚めた。
(きのう、みなととつきあうことになった。)
昨日、湊と付き合うことになった。
(それをおもいだすだけで、むねがいっぱいになる。)
それを思い出すだけで、胸がいっぱいになる。
(でも、どうじにすこしだけふあんだった。)
でも、同時に少しだけ不安だった。
(きょうから、いままでとおなじようにはなせるのかな。)
今日から、今までと同じように話せるのかな。
(そんなことをかんがえながらがっこうへむかった。)
そんなことを考えながら学校へ向かった。
(きょうしつにはいると、みなとがまどぎわのせきにすわっていた。)
教室に入ると、湊が窓際の席に座っていた。
(「おはよう、さな。」)
「おはよう、紗奈。」
(「おはよう、みなと。」)
「おはよう、湊。」
(いつものあいさつ。)
いつもの挨拶。
(なのに、きのうまでとはぜんぜんちがってきこえる。)
なのに、昨日までとは全然違って聞こえる。
(おたがいすこしてれながら、めをそらした。)
お互い少し照れながら、目をそらした。
(それをみたともだちがふしぎそうなかおをする。)
それを見た友達が不思議そうな顔をする。
(「ふたりとも、なんかへんじゃない?」)
「二人とも、なんか変じゃない?」
(「そ、そんなことないよ。」)
「そ、そんなことないよ。」
(わたしはあわててこたえた。)
私は慌てて答えた。
(ひるやすみになると、みなとがわたしのせきまでやってきた。)
昼休みになると、湊が私の席までやってきた。
(「きょう、いっしょにかえろう。」)
「今日、一緒に帰ろう。」
(「うん。」)
「うん。」
(そのひとことがうれしくて、おもわずわらってしまう。)
その一言が嬉しくて、思わず笑ってしまう。
など
(ほうかご、わたしたちはならんでこうもんをでた。)
放課後、私たちは並んで校門を出た。
(きのうとおなじみち。)
昨日と同じ道。
(いつもとおなじけしき。)
いつもと同じ景色。
(それなのに、なにもかもがちがってみえた。)
それなのに、何もかもが違って見えた。
(「なんか、まだふしぎ。」)
「なんか、まだ不思議。」
(わたしがいう。)
私が言う。
(「おれも。」)
「俺も。」
(「きのうまでふつうにともだちだったのにね。」)
「昨日まで普通に友達だったのにね。」
(「いまはちがう。」)
「今は違う。」
(みなとがすこしてれながらわらった。)
湊が少し照れながら笑った。
(「こいびとだから。」)
「恋人だから。」
(そのことばに、わたしはかおがあつくなった。)
その言葉に、私は顔が熱くなった。
(えきへむかっていると、そらからちいさなあめがおちてきた。)
駅へ向かっていると、空から小さな雨が落ちてきた。
(「またあめだ。」)
「また雨だ。」
(わたしはそらをみあげる。)
私は空を見上げる。
(「かさ、もってる?」)
「傘、持ってる?」
(「きょうはちゃんともってるよ。」)
「今日はちゃんと持ってるよ。」
(わたしはかさをひらいた。)
私は傘を開いた。
(みなともじぶんのかさをひらこうとする。)
湊も自分の傘を開こうとする。
(でも、わたしはすこしまよってからこえをかけた。)
でも、私は少し迷ってから声をかけた。
(「ねえ、みなと。」)
「ねえ、湊。」
(「ん?」)
「ん?」
(「......いっしょにはいる?」)
「......一緒に入る?」
(みなとがいっしゅんおどろいたかおをする。)
湊が一瞬驚いた顔をする。
(「いいの?」)
「いいの?」
(「うん。」)
「うん。」
(ふたりでひとつのかさにはいる。)
二人で一つの傘に入る。
(かたがすこしふれるたび、しんぞうがはねた。)
肩が少し触れるたび、心臓が跳ねた。
(「さいしょにあったひも、あめだったね。」)
「最初に会った日も、雨だったね。」
(「そうだったな。」)
「そうだったな。」
(「そのときは、まさかこんなことになるなんておもわなかった。」)
「その時は、まさかこんなことになるなんて思わなかった。」
(「おれも。」)
「俺も。」
(みなとはすこしわらう。)
湊は少し笑う。
(「でも、かさをかしてよかった。」)
「でも、傘を貸してよかった。」
(「わたしも、うけとってよかった。」)
「私も、受け取ってよかった。」
(あまおとがしずかにひびく。)
雨音が静かに響く。
(わたしはとなりをあるくみなとをみつめた。)
私は隣を歩く湊を見つめた。
(さいしょはにがてだった。)
最初は苦手だった。
(むくちで、こわそうで、なにをかんがえているのかわからなかった。)
無口で、怖そうで、何を考えているのか分からなかった。
(でも、すこしずつかれをしっていった。)
でも、少しずつ彼を知っていった。
(やさしさをしって。)
優しさを知って。
(ぶきようさをしって。)
不器用さを知って。
(わらったかおをしって。)
笑った顔を知って。
(きづけば、だいすきになっていた。)
気づけば、大好きになっていた。
(「さな。」)
「紗奈。」
(「なに?」)
「なに?」
(「これからもよろしく。」)
「これからもよろしく。」
(わたしはわらってうなずいた。)
私は笑って頷いた。
(「こちらこそ。」)
「こちらこそ。」
(しばらくあるくと、あめがすこしずつよわくなっていった。)
しばらく歩くと、雨が少しずつ弱くなっていった。
(そして、くものきれまからひかりがさしこむ。)
そして、雲の切れ間から光が差し込む。
(「あめ、やみそう。」)
「雨、止みそう。」
(「うん。」)
「うん。」
(わたしはそらをみあげた。)
私は空を見上げた。
(あめあがりのそらは、いつもよりきれいにみえた。)
雨上がりの空は、いつもより綺麗に見えた。
(あのひ、わたしはひとりであめのなかにたっていた。)
あの日、私は一人で雨の中に立っていた。
(いまはちがう。)
今は違う。
(わたしのとなりには、いっしょにあるいてくれるひとがいる。)
私の隣には、一緒に歩いてくれる人がいる。
(もう、あのころのわたしじゃない。)
もう、あの頃の私じゃない。
(そしてみなとも、ただのにがてなだんしではない。)
そして湊も、ただの苦手な男子ではない。
(わたしのたいせつなひとだ。)
私の大切な人だ。
(あめがかんぜんにやむ。)
雨が完全に止む。
(わたしはかさをとじた。)
私は傘を閉じた。
(ふたりであるきだす。)
二人で歩き出す。
(きっとこれからも、たのしいことばかりじゃない。)
きっとこれからも、楽しいことばかりじゃない。
(すれちがうことだって、きっとある。)
すれ違うことだって、きっとある。
(それでも。)
それでも。
(いっしょにあるいていけるなら、それでいい。)
一緒に歩いていけるなら、それでいい。
(わたしはわらった。)
私は笑った。
(あのひのあめをこえたさきで。)
あの日の雨を越えた先で。
(わたしは、だいすきなひととであえたのだから。)
私は、大好きな人と出会えたのだから。