第2章 祖父の残した地図

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(よくじつのほうかごもそらはよくはれていた。) 翌日の放課後も空はよく晴れていた。 (ゆうまはいそいできょうしつをでてこうもんへむかった。) 悠真は急いで教室を出て校門へ向かった。 (そこにはやくそくどおりみさきがまっていた。) そこには約束通り美咲が待っていた。 (ふたりはちかくのこうえんへむかうことにした。) 二人は近くの公園へ向かうことにした。 (ひとめのすくないばしょでちずをひろげた。) 人目の少ない場所で地図を広げた。 (ふるいかみにはこまかなせんがえがかれていた。) 古い紙には細かな線が描かれていた。 (ちずにはむっつのしるしがついていた。) 地図には六つの印が付いていた。 (そのさいしょのしるしはもりおかじょうあとにあった。) その最初の印は盛岡城跡にあった。 (ふたりはかおをみあわせてうなずいた。) 二人は顔を見合わせてうなずいた。 (ほんとうにたからがあるかはわからなかった。) 本当に宝があるかは分からなかった。
(しかしたしかめてみたいきもちがあった。) しかし確かめてみたい気持ちがあった。 (きゅうじつにしらべにいこうときめた。) 休日に調べに行こうと決めた。 (そのあともふたりはちずをながめつづけた。) その後も二人は地図を眺め続けた。 (はしにはきえかけたもじがならんでいた。) 端には消えかけた文字が並んでいた。 (いちぶはよめなくなっていた。) 一部は読めなくなっていた。 (それでもぎんがということばはよめた。) それでも銀河という言葉は読めた。 (さらにきたというもじものこっていた。) さらに北という文字も残っていた。 (なにかじゅうようないみがありそうだった。) 何か重要な意味がありそうだった。 (みさきのそふはたびずきだったらしい。) 美咲の祖父は旅好きだったらしい。 (いわてけんないをながくめぐったきろくもあった。) 岩手県内を長く巡った記録もあった。
など
(いえにはふるいしゃしんものこされていた。) 家には古い写真も残されていた。 (そのしゃしんにはとおのやひらいずみもうつっていた。) その写真には遠野や平泉も写っていた。 (ちずのばしょといっちするものがおおかった。) 地図の場所と一致するものが多かった。 (ぐうぜんとはおもえないいっちだった。) 偶然とは思えない一致だった。 (ゆうまのむねはたかなりはじめていた。) 悠真の胸は高鳴り始めていた。 (がっこうのしゅくだいもてにつかなかった。) 学校の宿題も手につかなかった。 (あたまのなかはちずのことでいっぱいだった。) 頭の中は地図のことでいっぱいだった。 (すうじつごのにちようびがやってきた。) 数日後の日曜日がやって来た。 (あさはやくふたりはもりおかじょうあとへむかった。) 朝早く二人は盛岡城跡へ向かった。 (さくらのはなびらがかぜにまっていた。) 桜の花びらが風に舞っていた。 (かんこうきゃくたちはえんないをあるいていた。) 観光客たちは園内を歩いていた。 (ふたりはちずにえがかれたばしょをさがした。) 二人は地図に描かれた場所を探した。 (いしがきのちかくにちいさなしるしがあった。) 石垣の近くに小さな印があった。 (そこはひとがあまりこないばしょだった。) そこは人があまり来ない場所だった。 (じめんにはふるびたきんぞくばんがうまっていた。) 地面には古びた金属板が埋まっていた。 (みさきはしんちょうにつちをはらってみた。) 美咲は慎重に土を払ってみた。 (するともじがきざまれているとわかった。) すると文字が刻まれていると分かった。 (そこにはぎんがはきたをさすとあった。) そこには銀河は北を指すとあった。 (ふたりのぼうけんはさらにふかまっていった。) 二人の冒険はさらに深まっていった。
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