第6章 釜石の古い港

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(きゅうじつのあさはくもひとつないあおぞらだった。) 休日の朝は雲一つない青空だった。 (ゆうまとみさきはかまいしへむかっていた。) 悠真と美咲は釜石へ向かっていた。 (れっしゃのまどからうみがみえはじめていた。) 列車の窓から海が見え始めていた。 (あおくひろがるけしきはとてもうつくしかった。) 青く広がる景色はとても美しかった。 (ふたりはおもわずまどにかおをちかづけた。) 二人は思わず窓に顔を近付けた。 (やがてかまいしえきへとうちゃくした。) やがて釜石駅へ到着した。 (えきまえにはおおくのひとがあるいていた。) 駅前には多くの人が歩いていた。 (みなとまちらしいかっきがかんじられた。) 港町らしい活気が感じられた。 (しおのかおりもかぜにのってとどいていた。) 潮の香りも風に乗って届いていた。 (ふたりはちずをとりだしてかくにんした。) 二人は地図を取り出して確認した。
(つぎのしるしはみなとのちかくにえがかれていた。) 次の印は港の近くに描かれていた。 (みなとへむかうみちをあるきはじめた。) 港へ向かう道を歩き始めた。 (ふるいそうこがいくつもならんでいた。) 古い倉庫がいくつも並んでいた。 (そのなかにはつかわれていないたてものもあった。) その中には使われていない建物もあった。 (ちずのしるしはひとつのそうこをしめしていた。) 地図の印は一つの倉庫を示していた。 (ふたりはしんちょうにしゅういをしらべはじめた。) 二人は慎重に周囲を調べ始めた。 (するとかべにきみょうなしるしをみつけた。) すると壁に奇妙な印を見つけた。 (そのしるしはほしのかたちをしていた。) その印は星の形をしていた。 (いままでみたてがかりとにていた。) 今まで見た手がかりと似ていた。 (みさきはかいちゅうでんとうをとりだした。) 美咲は懐中電灯を取り出した。
など
(そうこのなかをてらしてみた。) 倉庫の中を照らしてみた。 (おくにはふるいきばこがおかれていた。) 奥には古い木箱が置かれていた。 (はこにはあついほこりがつもっていた。) 箱には厚いほこりが積もっていた。 (だれもさわっていないようだった。) 誰も触っていないようだった。 (ゆうまはおそるおそるはこをあけた。) 悠真は恐る恐る箱を開けた。 (なかにはかみがいちまいはいっていた。) 中には紙が一枚入っていた。 (かみにはてがきのぶんしょうがのこっていた。) 紙には手書きの文章が残っていた。 (もじはすこしかすれていた。) 文字は少しかすれていた。 (しかしないようはよむことができた。) しかし内容は読むことができた。 (うみはほしをうつすかがみであるとあった。) 海は星を映す鏡であるとあった。 (さらにひがしへすすめともかかれていた。) さらに東へ進めとも書かれていた。 (そのことばはつぎのばしょをしめしていた。) その言葉は次の場所を示していた。 (ちずのしるしもひがしへつづいていた。) 地図の印も東へ続いていた。 (もくてきちはさんりくかいがんのきたがわだった。) 目的地は三陸海岸の北側だった。 (ふたりはかみをたいせつにしまった。) 二人は紙を大切にしまった。 (そふのあしあとをおうたびはつづいていた。) 祖父の足跡を追う旅は続いていた。 (うみかぜがつよくふきはじめていた。) 海風が強く吹き始めていた。 (ゆうひがみなとをあかくそめていた。) 夕日が港を赤く染めていた。 (ふたりはつぎのぼうけんをおもいえがいていた。) 二人は次の冒険を思い描いていた。
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