ゴジラ対デストロイア ストーリー 前
川北紘一が最後の参加となったゴジラ映画。
「VSビオランテ」に始まる一連の"平成「ゴジラVS」"シリーズの
最終作として、じつは初期の時点から川北監督による
「ゴジラが最後を迎える」という企画提案がされていた。
また同時に、第1作「ゴジラ」のヒロイン・山根恵美子役の
河内桃子が、41年の時を隔てて同役で再演するといった第1作への
オマージュが込められたこの作品で、昭和から平成にわたる
「ゴジラVS」シリーズが締めくくられた。
「ゴジラ死す」のキャッチコピーで話題性を高め、観客動員数
400万人の大ヒットを記録した。
関連タイピング
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プレイ回数12万歌詞200打
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プレイ回数4.4万歌詞1030打
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プレイ回数77万長文300秒
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プレイ回数97万長文かな1008打
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プレイ回数2.2万歌詞かな651打
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プレイ回数2.9万長文1714打
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プレイ回数3.8万歌詞かな830打
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プレイ回数1437長文60秒
問題文
(ばーすとうにいへんがおき、しまはあとかたもなくきえてしまった。)
バース島に異変が起き、島は跡形もなく消えてしまった。
(ごじらもりとるもゆくえがわからなかった。それからいっかげつご、)
ゴジラもリトルも行方がわからなかった。それから一か月後、
(ごじらはほんこんをおそった。だが、そのすがたはおおきくかわっていた。)
ゴジラは香港を襲った。だが、その姿は大きく変わっていた。
(あかくはっこうするせびれ、ねっせんのいろもあかくなっていた。)
赤く発光する背びれ、熱線の色も赤くなっていた。
(ごじらになにがおこったのか。gさみっとはだいがくせいやまねけんきちをめんばーにくわえ、)
ゴジラに何が起こったのか。Gサミットは大学生 山根健吉をメンバーに加え、
(そのなぞをさぐることにした。けんきちのちちはかつてごじらがおおとしまをおそったときに)
その謎を探ることにした。健吉の父はかつてゴジラが大戸島を襲った時に
(みよりをなくしたしんきちしょうねんだった。しんきちはやまねはかせのようしとなっていたのだ。)
身寄りを無くした新吉少年だった。新吉は山根博士の養子となっていたのだ。
(けんきちのあね、やまねゆかりはてれびれぽーたーとしてかつやくしていた。ゆかりのばんぐみに)
健吉の姉、山根ゆかりはテレビレポーターとして活躍していた。ゆかりの番組に
(しゅつえんしたこくさいぶつりがくしゃしょうじゅしょうしゃのいじゅういんはかせはじぶんのはつめいでもある)
出演した国際物理学者賞受賞者の伊集院博士は自分の発明でもある
(みくろおきしげんがひらくみらいについてとくとくとかたったが、ゆかりのおば)
ミクロオキシゲンが開く未来について得々と語ったが、ゆかりの伯母
(やまねえみこはそれにかつてせりざわはかせがはつめいしたおきしじぇんですとろいやーに)
山根恵美子はそれにかつて芹沢博士が発明したオキシジェンデストロイヤーに
(つながるものをかんじとった。えみこのちょっかんはただしく、いじゅういんは)
つながるものを感じとった。恵美子の直観はただしく、伊集院は
(といつめるゆかりにみくろおきしげんのさきにそれがあるとつげた、だが)
問い詰めるゆかりにミクロオキシゲンの先にそれがあると告げた、だが
(じぶんはつくるつもりはないとも。)
自分は作るつもりはないとも。
(たいわんおきにすがたをあらわしたごじらのたいおんはきゅうげきなじょうしょうをしめしていた。)
台湾沖に姿を現したゴジラの体温は急激な上昇を示していた。
(けんきちとあめりかのじょうほうかんおざわめるはごじらがかくばくはつするかのうせいをしさした。)
健吉とアメリカの情報官 小沢芽留はゴジラが核爆発する可能性を示唆した。
(それはちきゅうをかいめつさせるほどのさんじをひきおこすだろう。)
それは地球を壊滅させる程の惨事を引き起こすだろう。
(とめるほうほうはただひとつ。)
止める方法はただ一つ。
(おきしじぇんですとろいやーしかない。えみこのはんたいにもかかわらず、けんきちは)
オキシジェンデストロイヤーしかない。恵美子の反対にもかかわらず、健吉は
(いじゅういんにおきしじぇんですとろいやーせいぞうのかのうせいをたずねにおとずれた。そのとき、)
伊集院にオキシジェンデストロイヤー製造の可能性を尋ねに訪れた。その時、
(すいぞくかんからさかながほねになるじけんがおきたとしらせがはいった。こんぴゅーたが)
水族館から魚が骨になる事件が起きたと報せが入った。コンピュータが
(かいせきしたけっか、げんいんはみちのびしょうせいぶつみくろおきしげんをつかうはかいせいぶつだった。)
解析した結果、原因は未知の微小生物ミクロオキシゲンを使う破壊生物だった。
(そのせいぶつをうみだしたものこそ、42ねんまえにつかわれた)
その生物を生み出したものこそ、42年前に使われた
(おきしじぇんですとろいやー。なぞのせいぶつはきゅうそくにきょだいかし、りんかいふくとしんの)
オキシジェンデストロイヤー。謎の生物は急速に巨大化し、臨海副都心の
(とあるびるにすがたをあらわした。けいかんたいやとくしゅぶたいとはげしいこうぼうせんがてんかいし、ゆかりも)
とあるビルに姿を現した。警官隊や特殊部隊と激しい攻防戦が展開し、ゆかりも
(おそわれたがなんとかだっしゅつにせいこうした。)
襲われたがなんとか脱出に成功した。
(ごじらはほくじょうをつづけおきなわからぶんごすいどうにはいった。はげしいかくえねるぎーのしょうもうに)
ゴジラは北上を続け沖縄から豊後水道に入った。激しい核エネルギーの消耗に
(げんぱつをねらっているのだ。だが、ゆうはつのきけんからgふぉーすはてをだすことが)
原発を狙っているのだ。だが、誘発の危険からGフォースは手を出すことが
(できない。そのとき、じえいたいのすーぱーx3がしゅつげきしたとのしらせがはいった。)
できない。その時、自衛隊のスーパーX3が出撃したとの報せが入った。
(かどみうむだん、れいとうへいきをそうびしたしんへいきだ。くろきとくさしきするすーぱーxは)
カドミウム弾、冷凍兵器を装備した新兵器だ。黒木特佐指揮するスーパーXは
(ごじらをみごとにこおらせかいちゅうふかくねむらせた。だが、ごじらのこうねつはちょうていおんのれいとうを)
ゴジラを見事に凍らせ海中深く眠らせた。だが、ゴジラの高熱は超低温の冷凍を
(ものともせず6じかんごにはふたたびうごきはじめた。もはやげんぱつにはむかわない。)
ものともせず6時間後には再び動き始めた。もはや原発には向かわない。
(かどみうむがろしんのぼうそうをせいぎょしているのだろうか。)
カドミウムが炉心の暴走を制御しているのだろうか。
(いっぽう、いじゅういんはかせはみくろおきしげんがちょうていおんかでえきかすることを)
一方、伊集院博士はミクロオキシゲンが超低温化下で液化することを
(つきとめた。なぞのせいぶつへのこうげきしゅだんをえたことでじえいたいはれいとうめーさーしゃを)
つきとめた。謎の生物への攻撃手段を得たことで自衛隊は冷凍メーサー車を
(しゅじくにこうげきにでることにした。)
主軸に攻撃に出ることにした。
(そのころ、りとる、いやごじらじゅにあがおまえざきおきにすがたをみせた。じゅにあは)
その頃、リトル、いやゴジラジュニアが御前崎沖に姿を見せた。ジュニアは
(きたのあどのあとうにむかっている。ごじらがじゅにあのすがたをおっているとすれば、)
北のアドノア島に向かっている。ゴジラがジュニアの姿を追っているとすれば、
(にほんはごじらのこうげきをさけられる。いちどうがほっとしたとき、めるがあらたな)
日本はゴジラの攻撃をさけられる。一同がほっとした時、芽留が新たな
(かんそくけっかをしらせてきた。ごじらがめるとだうんするかのうせいがたかい。しかも、)
観測結果を知らせてきた。ゴジラがメルトダウンする可能性が高い。しかも、
(いっしゅうかんいないに!)
一週間以内に!
(じえいたいはなぞのせいぶつにこうげきをかいしした。れいとうめーさー、れいとうだんのまえになぞのせいぶつは)
自衛隊は謎の生物に攻撃を開始した。冷凍メーサー、冷凍弾の前に謎の生物は
(つぎつぎとたおれていく。だが、しょうりをかくしんしたそのとき、なぞのせいぶつはいっかしょにあつまり、)
次々と倒れていく。だが、勝利を確信したその時、謎の生物は一か所に集まり、
(がったいしてきょだいかした。そのはくこうせんはもはやみくろおきしげんのいきではない。)
合体して巨大化した。その吐く光線はもはやミクロオキシゲンの域ではない。
(おきしじぇんですとろいやー。)
オキシジェンデストロイヤー。
(いじゅういんはなぞのせいぶつをですとろいあとめいめいした。ですとろいあはじえいたいをまたたくまに)
伊集院は謎の生物をデストロイアと命名した。デストロイアは自衛隊を瞬く間に
(けちらすとひこうたいへとすがたをかえてとびさった。)
蹴散らすと飛行態へと姿を変えて飛び去った。
(おきしじぇんですとろいやーはそこにある)
「オキシジェンデストロイヤーはそこにある」
(けんきちはですとろいあをごじらとたたかわせ、 めるとだうんを)
健吉はデストロイアをゴジラと闘わせ、 メルトダウンを
(さけるべきとしゅちょうした。そしてめるもごじらをよぶためにじゅにあをおとりに)
避けるべきと主張した。そして芽留もゴジラを呼ぶためにジュニアを囮に
(つかおうとていあんする。みきもとうとうおれてめるとともにじゅにあを)
使おうと提案する。未希もとうとう折れて芽留とともにジュニアを
(ゆうどうするためにとんだ。ひなんめいれいがくだり、とうきょうはさいだいのききをむかえた。)
誘導するためにとんだ。避難命令が下り、東京は最大の危機を迎えた。