しずく

(すべてのひとをあいせるわけじゃ)

すべての人を　愛せるわけじゃ

(ないならせめてあいするひとを)

ないならせめて愛する人を

(うらぎらずにうたがわずに)

裏切らずに　疑わずに

(せめたりにくんだりしないで)

責めたり憎んだりしないで

(むじゃきでいることがひとをきずつけてしまうの)

無邪気でいることが　人を傷つけてしまうの？

(しずかなじょうねつがひとみのおくでさわぎだす)

静かな情熱が　瞳の奥で騒ぎ出す…

(あなたにめぐりあえて)

あなたに巡り合えて

(こぼれそうななみだのつぶながさずむねにためて)

こぼれそうな泪のつぶ　流さず胸にためて

(いっしゅんをつよくいきよ)

一瞬を強く生きよ

(いちずなしずくになって)

一途なしずくになって

(じゅんすいなあいじょうが)

純粋な　愛情が

(いつだってだれかをまどわしてる)

いつだって誰かを惑わしてる

(あきらめないでいのりましょう)

あきらめないで祈りましょう

(たとえせかいがくらやみでも)

たとえ世界が暗闇でも

(じぶんにほこれるたったひとつをみつけだそう)

自分に誇れる　たったひとつをみつけだそう

(ことばにできないゆめがりょうてにあふれても)

コトバに出来ない　夢が両手にあふれても

(だれにもそまらないよ)

誰にも染まらないよ

(はてしないときのなかでじぶんになにができる)

果てしない時代（とき）の中で　自分に何が出来る

(いまはまだちいさくても)

今はまだ小さくても

(かがやきけせやしないよ)

輝き消せやしないよ

(けさのてれびはとおいどこかの)

今朝のテレビは遠い何処かの

(にくみあうだれかをうつしてた)

憎みあう誰かを映してた

(はてしないときのなかでじぶんになにができる)

果てしない時代（とき）の中で　自分に何が出来る

(いまはまだちいさくても)

今はまだ小さくても

(かがやきけせやしないよ)

輝き消せやしないよ

(こぼれそうななみだのつぶながさずむねにためて)

こぼれそうな泪のつぶ　流さず胸にためて

(いっしゅんをつよくいきよ)

一瞬を強く生きよ

(いちずなしずくになって)

一途なしずくになって