レオン　あらすじ

(ころされてしまいます。ちゃいむをならしながらどあごしに「ぷりーず・・・)

殺されてしまいます。チャイムを鳴らしながらドア越しに「プリーズ・・・

(ぷりーず・・・（たすけて）」と、へやをあけてくれとこんがんします。)

プリーズ・・・（助けて）」と、部屋を開けてくれと懇願します。

(そして、れおんはやむをえずへやのなかへまちるだをとおします。４さいのおとうとが)

そして、レオンはやむを得ず部屋の中へマチルダを通します。4歳の弟が

(ころされかなしみにくれるまちるだをげんきづけるれおん。れおんがころしやだとしった)

殺され悲しみに暮れるマチルダを元気づけるレオン。レオンが殺し屋だと知った

(まちるだは、おとうとのかたきをうつために「わたしもころしやになりたい」とれおんにでしいりを)

マチルダは、弟の敵を打つ為に「私も殺し屋になりたい」とレオンに弟子入りを

(しがんします。「きみはこどもだからむりだ。せんべつがわりにこのじゅうをあげるから)

志願します。「君は子供だから無理だ。餞別がわりにこの銃をあげるから

(でていってくれ」とつきはなすれおんでしたが、とつぜん、まどからじゅうをらんしゃする)

出て行ってくれ」と突き離すレオンでしたが、突然、窓から銃を乱射する

(まちるだのたいどにあっとうされ、こうどうをともにすることになります。あるひ、)

マチルダの態度に圧倒され、行動を共にすることになります。ある日、

(まちるだはすたんすふぃーるどをみかけます。すたんすふぃーるどのあとを)

マチルダはスタンスフィールドを見かけます。スタンスフィールドの後を

(つけるまちるだ。すたんすふぃーるどがはいっていったのはやくぶつとりしまりきょくでした。)

つけるマチルダ。スタンスフィールドが入って行ったのは薬物取締局でした。

(すたんすふぃーるどはやくぶつとりしまりそうさかんでありながら、やくぶつそしきをうらであやつる)

スタンスフィールドは薬物取締捜査官でありながら、薬物組織を裏で操る

(くろまくだったのです。げんばのけいけんをつみながられおんのしどうをうけ、じぶんの)

黒幕だったのです。現場の経験を積みながらレオンの指導を受け、自分の

(てくにっくにもじしんがついてきたまちるだは、れおんがひとりでげんばにむかい)

テクニックにも自信がついてきたマチルダは、レオンが一人で現場に向かい

(ひとりになったすきに、じゅうをたずさえひとりですたんすふぃーるどがいるやくぶつとりしまりきょくへ)

一人になった隙に、銃を携え一人でスタンスフィールドがいる薬物取締局へ

(むかうのでした。やくぶつとりしまりきょくないへはいることにせいこうしたまちるだでしたが、)

向かうのでした。薬物取締局内へ入ることに成功したマチルダでしたが、

(すたんすふぃーるどにみつかりとらえられてしまいます。れおんはすぐに)

スタンスフィールドに見つかり捕らえられてしまいます。レオンはすぐに

(まちるだをまやくとりしまりきょくからたすけだします。そしてそのひのよる、だんじょかんけいになる)

マチルダを麻薬取締局から助け出します。そしてその日の夜、男女関係になる

(ことをもとめたまちるだにれおんはかこをうちあけます。)

ことを求めたマチルダにレオンは過去を打ち明けます。

(１９さいのころ、あいするじょせいがいたこと。しかし、そのじょせいはめいかのむすめで、じょせいの)

19歳の頃、愛する女性がいたこと。しかし、その女性は名家の娘で、女性の

(ちちおやがれおんのことをきらい、れおんとあうたびおこっていたこと。それでも、)

父親がレオンの事を嫌い、レオンと会うたび怒っていたこと。それでも、

(ふたりはあっていたが、それがきにくわないちちおやがむすめのあたまをうってころして)

二人は会っていたが、それが気に食わない父親が娘の頭を撃って殺して

(しまったこと。ちちおやはりゅうちじょにいれられたものの、じこあつかいですぐにしゃくほう)

しまったこと。父親は留置所に入れられたものの、事故扱いですぐに釈放

(されたこと。そしてれおんがあいするじょせいのかたきをうつべくそのちちおやをころしたこと。)

されたこと。そしてレオンが愛する女性の敵を討つべくその父親を殺したこと。

(それいらいにどとこいをしていないこと。あくるあさ、かいものからもどってきた)

それ以来二度と恋をしていないこと。明くる朝、買い物から戻ってきた

(まちるだがへやのまえですたんすふぃーるどひきいるそげきしゅしゅうだんにとらわれて)

マチルダが部屋の前でスタンスフィールド率いる狙撃手集団に捕らわれて

(しまいます。そげきしゅしゅうだんはまちるだをつかってれおんをおびきだそうとしますが、)

しまいます。狙撃手集団はマチルダを使ってレオンをおびき出そうとしますが、

(いへんにきづいたれおんは、つぎつぎとそげきしゅをしまつしていきます。そして、)

異変に気付いたレオンは、次々と狙撃手を始末していきます。そして、

(そげきしゅしゅうだんからまちるだをうばいかえします。しかし、あぱーとは)

狙撃手集団からマチルダを奪い返します。しかし、アパートは

(すたんすふぃーるどひきいるけいさつそしきにほういされており、いくられおんとはいえ)

スタンスフィールド率いる警察組織に包囲されており、いくらレオンとはいえ

(だっしゅつすることはもはやぜつぼうてきです。れおんはへやのかんきせんをくりぬくように)

脱出することはもはや絶望的です。レオンは部屋の換気扇をくり抜くように

(じゅうをれんしゃしあなをあけます。はいきこうをつかってにげられるとはんだんしたのです。)

銃を連射し穴を開けます。排気口を使って逃げられると判断したのです。

(しかし、そこはからだのちいさいまちるだはとおることができてもれおんがとおれる)

しかし、そこは体の小さいマチルダは通ることができてもレオンが通れる

(ところではありません。まちるだにひとりでにげるようにしじするれおんにたいし)

ところではありません。マチルダに一人で逃げるように指示するレオンに対し

(「ひとりでいくのはいや」と、まちるだはなきながられおんとはなれることを)

「一人で行くのは嫌」と、マチルダは泣きながらレオンと離れる事を

(こばみます。そんなまちるだにれおんはいいます。「ひとりでならにげるしゅだんは)

拒みます。そんなマチルダにレオンは言います。「一人でなら逃げる手段は

(ある。にげたらためているおかねをもってふたりでこのまちをでよう」と。)

ある。逃げたら貯めているお金を持って二人でこの街を出よう」と。

(なおも「きやすめなんかよして。しぬきなの？」とくいさがるまちるだにれおんは)

尚も「気休めなんかよして。死ぬ気なの？」と食い下がるマチルダにレオンは

(「きみはおれにいきるのぞみをくれた。だいちにねをはってくらしたい。ひとりには)

「君は俺に生きる望みをくれた。大地に根を張って暮らしたい。独りには

(しないよ。たのむからいってくれ。１じかんごにとにーのみせであおう。だいじょうぶ、)

しないよ。頼むから行ってくれ。1時間後にトニーの店で会おう。大丈夫、

(いくんだ！」といいます。)

行くんだ！」と言います。

(「あいしてるよまちるだ」「わたしもよれおん」)

「愛してるよマチルダ」「私もよレオン」

(まちるだは、れおんのゆいいつのともだちかんようしょくぶつとともにはいきこうのなかへきえていく)

マチルダは、レオンの唯一の友達観葉植物と共に排気口の中へ消えて行く

(のでした。そのちょくご、へやのなかにばくだんがなげこまれます。そげきしゅもおおくふしょうする)

のでした。その直後、部屋の中に爆弾が投げ込まれます。狙撃手も多く負傷する

(ほどのばくはつとなり、ひがでてがすがたてものじゅうじゅうまんしているなか、れおんは、しんだ)

ほどの爆発となり、火が出てガスが建物中充満している中、レオンは、死んだ

(そげきしゅのふくをきて、ふしょうしたそげきしゅになりきってにげることをおもいつきます。)

狙撃手の服を着て、負傷した狙撃手になりきって逃げる事を思いつきます。

(「せいぞんしゃはっけん！」と、ほかのそげきしゅからかいほうされるれおん。ふしょうしたそげきしゅとして)

「生存者発見！」と、他の狙撃手から介抱されるレオン。負傷した狙撃手として

(ばれることなく、たてもののなかをすすみ、うらかいだんをおり、うらつうようろへとたどりついた)

バレる事なく、建物の中を進み、裏階段を降り、裏通用路へとたどり着いた

(れおん。めのまえからはそとのひかりがさしこんできています。もうすぐまちるだがいる)

レオン。目の前からは外の光が差し込んできています。もうすぐマチルダがいる

(そとへでることができる・・・。)

外へ出ることができる・・・。

(しかし、れおんのはいごにはすたんすふぃーるどがじゅうをもってにおうだち)

しかし、レオンの背後にはスタンスフィールドが銃を持って仁王立ち

(しているのでした。それにきづかず、そとへとあゆみをすすめるれおん。)

しているのでした。それに気づかず、外へと歩みを進めるレオン。

(あとすうめーとるでそとへとたどりつくところでれおんはすたんすふぃーるどに)

あと数メートルで外へとたどり着くところでレオンはスタンスフィールドに

(うたれてたおれます。たおれたいきもたえだえのれおんは、ちかづいてきた)

撃たれて倒れます。倒れた息も絶え絶えのレオンは、近づいてきた

(すたんすふぃーるどにたいし、「すたんすふぃーるどか？」ととうたあと、)

スタンスフィールドに対し、「スタンスフィールドか？」と問うた後、

(「おくりものだ。まちるだからの」といって、すたんすふぃーるどのてになにかを)

「贈り物だ。マチルダからの」と言って、スタンスフィールドの手に何かを

(にぎらせます。すたんすふぃーるどがてのひらをあけると、そこにはばくだんのせんが)

握らせます。スタンスフィールドが手の平を開けると、そこには爆弾の栓が

(ありました。れおんのからだにはばくだんがまきつけられており、うたれたちょくごに)

ありました。レオンの体には爆弾が巻きつけられており、撃たれた直後に

(れおんじしんがせんをぬいたのです。すたんすふぃーるどの「くそ」という)

レオン自身が栓を抜いたのです。スタンスフィールドの「クソ」という

(ことばのあと、そのばくだんはばくはつします。れおんがまちるだのかわりにおとうとのかたきをうった)

言葉の後、その爆弾は爆発します。レオンがマチルダの代わりに弟の敵を討った

(しゅんかんです。まちるだがとにーのみせでどれだけまってもれおんはきません。)

瞬間です。マチルダがトニーの店でどれだけ待ってもレオンは来ません。

(れおんがしんだことをうけいれざるをえないまちるだは、「もうあんしんよ、)

レオンが死んだことを受け入れざるを得ないマチルダは、「もう安心よ、

(れおん」とがっこうのにわにかんようしょくぶつをうめるのでした。「だいちにねをはって)

レオン」と学校の庭に観葉植物を埋めるのでした。「大地に根を張って

(くらしたい」そういっていたれおんのねがいをかなえるかのように。)

暮らしたい」そう言っていたレオンの願いを叶えるかのように。