マリアンヌ あらすじ①
第二次世界大戦中に諜報活動を通じて恋に落ちた男女の苦悩を描いていく。
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問題文
(だいにじせかいたいせんちゅうの1942ねん、ふらんすがどいつにせんりょうされていたじだい。)
第二次世界大戦中の1942年、フランスがドイツに占領されていた時代。
(いぎりすちょうほういんのまっくすはごくひにんむのためふらんすりょうもろっこのさばくに)
イギリス諜報員のマックスは極秘任務のためフランス領モロッコの砂漠に
(ぱらしゅーとでとうかされます。かれはいぎりすのちょうほうきかん「vせくしょん」の)
パラシュートで投下されます。彼はイギリスの諜報機関「Vセクション」の
(えーじぇんとで「あるにんむ」をはたすためにもろっこへやってきました。)
エージェントで「ある任務」を果たすためにモロッコへやって来ました。
(すぐにじもとのえーじぇんとがむかえにきますが、うんてんしゅはまっくすに)
すぐに地元のエージェントが迎えに来ますが、運転手はマックスに
(けっこんゆびわをわたし「むらさきのどれすをきたじょせいにあえ」といいます。そのじょせいとは、)
結婚指輪を渡し「紫のドレスを着た女性に会え」と言います。その女性とは、
(こんかいのみっしょんをすいこうするためにまっくすの「つまやく」をえんじるじょせいとのこと。)
今回のミッションを遂行するためにマックスの「妻役」を演じる女性とのこと。
(かのじょといっしょにおこなうみっしょんとは、もろっこにちゅうざいするなちすがいこうかんを)
彼女と一緒に行うミッションとは、モロッコに駐在するナチス外交官を
(あんさつするというものでした。まっくすはよういされたこうきゅうぶらんどすーつにみを)
暗殺するというものでした。マックスは用意された高級ブランドスーツに身を
(つつみ、かのじょとごうりゅうするため、かさぶらんかのぱーてぃーかいじょうへいきます。)
包み、彼女と合流するため、カサブランカのパーティー会場へ行きます。
(かさぶらんかはもろっこさいだいのとしで、どいつぐんによるせんりょうがすすんでいて)
カサブランカはモロッコ最大の都市で、ドイツ軍による占領が進んでいて
(まちのいたるところにはーけんくろいつのたれまくがかかげられているじょうたいでした。)
街の至る所にハーケンクロイツの垂れ幕が掲げられている状態でした。
(ぱーてぃーかいじょうにとうちゃくしたまっくすは、そこでむらさきのどれすをきた)
パーティー会場に到着したマックスは、そこで紫のドレスを着た
(まりあんぬ・ぼーぜいじゅあをみつけます。まりあんぬはとてもうつくしいじょせいで、)
マリアンヌ・ボーゼイジュアを見つけます。マリアンヌはとても美しい女性で、
(ぱーてぃーかいじょうのだんせいたちはかのじょのうつくしさにめをうばわれていました。)
パーティー会場の男性たちは彼女の美しさに目を奪われていました。
(まりあんぬはすでにまっくすがくるのをしょうちだったようで、きすをして)
マリアンヌはすでにマックスが来るのを承知だったようで、キスをして
(「さびしかったつま」をえんじます。かのじょはまっくすのことを「ぱりからきたおっと」)
「寂しかった妻」を演じます。彼女はマックスのことを「パリからきた夫」
(としてしょうこうのつまたちにしょうかいしました。ぱーてぃーかいじょうからでた2にんは、たがいに)
として将校の妻たちに紹介しました。パーティー会場から出た2人は、互いに
(ふうふやくをかんぺきにえんじていたことをほめあいます。ひとつだけまっくすの)
夫婦役を完璧に演じていたことを褒め合います。ひとつだけマックスの
(ふらんすごは「ぱりなまり」でないことをちゅういします。まりあんぬはこんかいの)
フランス語は「パリなまり」でないことを注意します。マリアンヌは今回の
(にんむでたーげっとのなちすがいこうかんにあうには、まずなちすしょうこうのふじんたちに)
任務でターゲットのナチス外交官に会うには、まずナチス将校の婦人たちに
(しんようされなければならないといいます。あやしまれないよう「ほんもののふうふ」を)
信用されなければならないと言います。怪しまれないよう「本物の夫婦」を
(えんじるためかさぶらんかりゅうのふうふのしきたりを、まっくすにおしえていきます。)
演じるためカサブランカ流の夫婦のしきたりを、マックスに教えていきます。
(しばらくふうふとしてすごした2にんは、さくせんのじゅんびにとりかかるため、まずは)
しばらく夫婦として過ごした2人は、作戦の準備に取り掛かるため、まずは
(ほばーというなちすしょうこうのもとにいきます。がいこうかんがしゅっせきするぱーてぃーへの)
ホバーというナチス将校のもとに行きます。外交官が出席するパーティーへの
(「さんかきょか」をもらうためでした。ほばーはずのうめいせきでぬけめのないおとこですが、)
「参加許可」をもらうためでした。ホバーは頭脳明晰で抜け目のない男ですが、
(かれからしんらいをえてしまえばこっちのもの。なちすたちにあやしまれずにすみます。)
彼から信頼を得てしまえばこっちのもの。ナチスたちに怪しまれずに済みます。
(まりあんぬはほばーにまっくすのことを「りんこうせきのさいくつ」をしているおっとだと)
マリアンヌはホバーにマックスのことを「リン鉱石の採掘」をしている夫だと
(しょうかいします。まっくすはよいいんしょうをあたえようと、ほばーのだいすきなとらんぷの)
紹介します。マックスは良い印象を与えようと、ホバーの大好きなトランプの
(かーどとりっくをひろうします。すっかりきをよくしたほばーは、まっくすの)
カードトリックを披露します。すっかり気を良くしたホバーは、マックスの
(しゅっせきをきょかしますが、さいごにおもいついたかのように「りんこうせきのしごとをしている)
出席を許可しますが、最後に思いついたかのように「リン鉱石の仕事をしている
(なら、りんのかがくしきをかいてみろ」とためします。これをみてまりあんぬは)
なら、リンの化学式を書いてみろ」と試します。これを見てマリアンヌは
(どうようするのですが、まっくすはかんぺきにかがくしきをかいてほばーからしんらいをえる)
動揺するのですが、マックスは完璧に化学式を書いてホバーから信頼を得る
(ことにせいこうします。がいこうかんがしゅっせきするぱーてぃーかいさいびまで、のこされたじかんは)
ことに成功します。外交官が出席するパーティー開催日まで、残された時間は
(あとわずか。2にんはさくせんとうじつにそなえ、さばくでしゃげきのくんれんをおこないますが、)
あとわずか。2人は作戦当日に備え、砂漠で射撃の訓練を行いますが、
(まりあんぬはおどろくべきしゃげきのうでまえでした。あるひ、まりあんぬは「せんそうが)
マリアンヌは驚くべき射撃の腕前でした。ある日、マリアンヌは「戦争が
(おわったらどうするのか?」とまっくすにたずねると、かれは「かなだのぼくじょうで)
終わったらどうするのか?」とマックスに尋ねると、彼は「カナダの牧場で
(へいわにくらしたい」とこたえます。ですがこんかいのにんむで2にんがたすかるかのうせいは)
平和に暮らしたい」と答えます。ですが今回の任務で2人が助かる可能性は
(40%ほど。ほぼたすかるかのうせいはまずありません。まりあんぬはさいごののぞみ)
40%ほど。ほぼ助かる可能性はまずありません。マリアンヌは最後の望み
(として、おんなとしてだいてほしいとまっくすにたのみます。ふうふをえんじるうちに)
として、女として抱いてほしいとマックスに頼みます。夫婦を演じるうちに
(2にんはほんとうにあいしあっていたのでした。こうしてすなあらしがふきあれるさばくのなか、)
2人は本当に愛し合っていたのでした。こうして砂嵐が吹き荒れる砂漠の中、
(ついに2にんはしゃちゅうでむすばれます。さくせんとうじつ、おおくのなちすのしょうこうたちが)
ついに2人は車中で結ばれます。作戦当日、多くのナチスの将校たちが
(あつまるなか、2にんはぱーてぃーにしゅっせきして「そのとき」をまちます。あいずはそとに)
集まる中、2人はパーティーに出席して「その時」を待ちます。合図は外に
(しかけられたばくだんがばくはつしたたいみんぐで。きんちょうかんがみなぎるなか、ついに)
仕掛けられた爆弾が爆発したタイミングで。緊張感がみなぎる中、ついに
(たーげっとのなちすがいこうかんがすがたをあらわします。まっくすとまりあんぬはかくしていた)
ターゲットのナチス外交官が姿を現します。マックスとマリアンヌは隠していた
(らいふるをとりだして、がいこうかんをしゃさつしてかいじょうのなちすしょうこうたちをつぎつぎと)
ライフルを取り出して、外交官を射殺して会場のナチス将校たちを次々と
(うちます。2にんのうらぎりにほばーはにくにくしげなひょうじょうをうかべますが、まっくすは)
撃ちます。2人の裏切りにホバーは憎々しげな表情を浮かべますが、マックスは
(そんなかれのひたいにむじょうにもじゅうだんをうちこみます。かいじょうにはまりあんぬがひごろから)
そんな彼の額に無情にも銃弾を撃ち込みます。会場にはマリアンヌが日頃から
(したしくしていたふじんたちもいて、かのじょたちもまりあんぬのうらぎりにとまどいを)
親しくしていた婦人たちもいて、彼女たちもマリアンヌの裏切りに戸惑いを
(かくせません。にんむはだいせいこうで、はげしいじゅうげきせんのなか2にんはげんばからだっしゅつする)
隠せません。任務は大成功で、激しい銃撃戦のなか2人は現場から脱出する
(ことにせいこうします。とうそうちゅうまっくすはまりあんぬにぷろぽーずし、ろんどんで)
ことに成功します。逃走中マックスはマリアンヌにプロポーズし、ロンドンで
(いっしょにくらそうとしょうたいします。)
一緒に暮らそうと招待します。
(ー3しゅうかんごー)
ー3週間後ー
(いぎりすせいふはまりあんぬのぼうめいをきょかし、2にんはけっこんすることになりました。)
イギリス政府はマリアンヌの亡命を許可し、2人は結婚することになりました。
(けっこんごはまっくすは「vせくしょん」からあしをあらい、じょうかんのふらんくから)
結婚後はマックスは「Vセクション」から足を洗い、上官のフランクから
(つうじょうにんむをいいわたされます。しかしせんそうはさらにはげしさをまし、ついに)
通常任務を言い渡されます。しかし戦争はさらに激しさを増し、ついに
(ろんどんもどいつからくうしゅうをうけます。まりあんぬはばくげきをうけたびょういんで)
ロンドンもドイツから空襲を受けます。マリアンヌは爆撃を受けた病院で
(おんなのこのあかちゃんをうみました。なまえはあんとなづけました。)
女の子の赤ちゃんを生みました。名前はアンと名付けました。
(1ねんご、まだせんそうはつづいていますが、まっくすとまりあんぬはむすめあんとともに)
1年後、まだ戦争は続いていますが、マックスとマリアンヌは娘アンと共に
(かぞくとしてのせいかつになれてきました。3にんはぴくにっくにいったり、なかむつまじく)
家族としての生活に慣れてきました。3人はピクニックに行ったり、仲睦まじく
(せいかつをしています。まりあんぬはぱーてぃーがすきなようでしりあいの)
生活をしています。マリアンヌはパーティーが好きなようで知り合いの
(かつどうかたちのぱーてぃーへしょっちゅうまねかれます。そのあいだ、むすめあんはきんじょの)
活動家たちのパーティーへしょっちゅう招かれます。その間、娘アンは近所の
(やさしいふじんにあずけていました。そんなしあわせいっぱいのせいかつをおくるまっくすに)
優しい婦人に預けていました。そんな幸せいっぱいの生活を送るマックスに
(あるひじょうしのふらんくからきんきゅうのよびだしがかかります。まっくすがむかうと、)
ある日上司のフランクから緊急の呼び出しがかかります。マックスが向かうと、
(そこには「vせくしょん」のかんぶがいて、まりあんぬはどいつぐんのすぱいぎわくが)
そこには「Vセクション」の幹部がいて、マリアンヌはドイツ軍のスパイ疑惑が
(あることをつうこくします。どうやらすぱいらしきにんげんがろんどんからどいつぐんへ)
あることを通告します。どうやらスパイらしき人間がロンドンからドイツ軍へ
(あんごうかされたじょうほうをおくっているとのことですが、それがすべてまっくすのですくを)
暗号化された情報を送っているとのことですが、それが全てマックスのデスクを
(とおしたないようばかりだったとのことでした。さらに「vせくしょん」のしらべに)
通した内容ばかりだったとのことでした。さらに「Vセクション」の調べに
(よると、まりあんぬ・ぼーぜいじゅあというじょせいこうさくいんは1941ねんに)
よると、マリアンヌ・ボーゼイジュアという女性工作員は1941年に
(なくなっているかのうせいがあるとのこと。すくなくともまりあんぬがたにんに)
亡くなっている可能性があるとのこと。少なくともマリアンヌが他人に
(なりすましていることはまちがいないという。そんなことあるわけないと)
なりすましていることは間違いないという。そんなことあるわけ無いと
(まっくすはいかります。ではまりあんぬがどいつぐんのすぱいならば、どうして)
マックスは怒ります。ではマリアンヌがドイツ軍のスパイならば、どうして
(なちすがいこうかんをさつがいしたのか?)
ナチス外交官を殺害したのか?
(ここでしょうげきのしんじつをあかされます。じつはもろっこにいたほばーやがいこうかんたちは)
ここで衝撃の真実を明かされます。実はモロッコにいたホバーや外交官たちは
(なちすのなかでもひとらーのあんさつをくわだてる「はんたいせいは」だったのです。)
ナチスの中でもヒトラーの暗殺を企てる「反体制派」だったのです。
(そのため、かれらはひとらーのめいれいによってしゅくせいされたのだといいます。)
そのため、彼らはヒトラーの命令によって粛清されたのだと言います。
(まっくすたち「vせくしょん」もまんまとだまされたのでした。これをきいて)
マックスたち「Vセクション」もまんまと騙されたのでした。これを聞いて
(まっくすはがっくりとかたをおとします。「vせくしょん」は”あるじっけん”をして)
マックスはがっくりと肩を落とします。「Vセクション」は”ある実験”をして
(まりあんぬがすぱいだとはんめいしたばあいは、おっとであるまっくすがしまつせよと)
マリアンヌがスパイだと判明した場合は、夫であるマックスが始末せよと
(めいじます。そのじっけんとは・・・)
命じます。その実験とは・・・
(にせのひみつじょうほうをまっくすのじたくにのこして、それがどいつぐんにそうしんされるか)
ニセの秘密情報をマックスの自宅に残して、それがドイツ軍に送信されるか
(どうか?というもの。そのにせじょうほうがどいつにそうしんされれば、まりあんぬは)
どうか?というもの。そのニセ情報がドイツに送信されれば、マリアンヌは
(くろ。そうしんされなければしろということです。でもしんじられないまっくすは、)
クロ。送信されなければシロということです。でも信じられないマックスは、
(どくじにちょうさをはじめることにしました。)
独自に調査を始めることにしました。
(まっくすはじたくでぱーてぃーをひらき、まりあんぬのゆうじんたちをしょうたいして、)
マックスは自宅でパーティーを開き、マリアンヌの友人たちを招待して、
(あやしいじんぶつをみつけようとしますが、それらしきじんぶつはみあたりません。)
怪しい人物を見つけようとしますが、それらしき人物は見当たりません。
(1にんだけほうせきしょうのおとこがまりあんぬにこそこそとはなしをしていましたが、)
1人だけ宝石商の男がマリアンヌにコソコソと話をしていましたが、
(なんだかんだとけむりにまかれてしまいます。そのときとつぜん、くうしゅうがはっせいし)
なんだかんだと煙に巻かれてしまいます。そのとき突然、空襲が発生し
(どいつのひこうきがついらくしてぱーてぃーちゅうだったまっくすたちのじたくのわきに)
ドイツの飛行機が墜落してパーティー中だったマックスたちの自宅の脇に
(ついらくします。さいわいぎせいしゃはでませんでしたが、まりあんぬはまっくすのようすから)
墜落します。幸い犠牲者は出ませんでしたが、マリアンヌはマックスの様子から
(なにかをかんじ、つぎのひに3にんでぴくにっくをします。まっくすはまりあんぬの)
何かを感じ、次の日に3人でピクニックをします。マックスはマリアンヌの
(ふるいなかまがい・さんぐすたーにあいにいきますが、かれはせんそうでじゅうしょうをおい)
古い仲間ガイ・サングスターに会いに行きますが、彼は戦争で重傷を負い
(くるまいすでりょうめはしつめい。まりあんぬのしゃしんをみせてもほんにんだとかくにんすることが)
車椅子で両目は失明。マリアンヌの写真を見せても本人だと確認することが
(できません。がいはでらまーれというおとこならまりあんぬのことをよく)
できません。ガイはデラマーレという男ならマリアンヌのことをよく
(しっているとおしえてくれました。まっくすはがいにおしえてもらったまりあんぬの)
知っていると教えてくれました。マックスはガイに教えてもらったマリアンヌの
(ことをしるでらまーれにあうため、どいつぐんがせんりょうするえりあのけいむしょまで)
ことを知るデラマーレに会うため、ドイツ軍が占領するエリアの刑務所まで
(いきます。ところがでらまーれはさけでよいつぶれてしゃしんをみせてもかくにんが)
行きます。ところがデラマーレは酒で酔いつぶれて写真を見せても確認が
(できないほどのじょうたい。しかし、かれからまりあんぬはすいさいががとくいだったこと、)
できないほどの状態。しかし、彼からマリアンヌは水彩画が得意だったこと、
(そしてぴあのがとくいであめりかのこっかをえんそうしてどいつぐんによろこばれたことを)
そしてピアノが得意でアメリカの国家を演奏してドイツ軍に喜ばれたことを
(はなしました。)
話しました。