君思フ -Smile again-

(いつかのようなふたりにはもうもどることなどできはしないと)

いつかの様な二人にはもう 戻ることなどできはしないと

(ただゆるされるのならば)

ただ 許されるのならば

(そよいだかぜのなかでゆれるはなにおもいをはせた)

そよいだ風の中で 揺れる花に想いを馳せた

(いくとせがすぎようともあのひのきおくはここに)

幾年が過ぎようとも あの日の記憶は此処に

(ぼくのことばにうなずいたながれるきんのかみに)

僕の言葉に頷いた 流れる金の髪に

(ふたたびみえることをちかいたてさった)

再び見えることを 誓い立て去った

(いつかのようなふたりにはもうもどることなどできはしないと)

いつかの様な二人にはもう 戻ることなどできはしないと

(ただゆるされるのならばきみを)

ただ 許されるのならば 君を・・・

(さいかいのひおとずれいつかのきおくおもいおこした)

再開の日訪れ いつかの記憶想い起こした

(ひとみとじればうかぶかわりないきみのえがお)

瞳閉じれば浮かぶ 変わりない君の笑顔

(たがいのなさえかわさずにないたわかれのひまで)

互いの名さえ交わさずに 泣いた別れの日まで

(ゆびをつないだやくそくおぼえていますか)

指を繋いだ約束 覚えていますか

(わすれないでとさりぎわにほほえみなきながらうなずいた)

忘れないでと去り際に微笑み 泣きながら頷いた

(そのやくそくがきみをしばりつけているのだろうか)

その約束が君を 縛りつけているのだろうか

(ぼくというきおくのとげがきみをくるしめるなら)

僕という記憶の棘が 君を苦しめるなら

(きづくことなどなくていいどうかこのままで)

気付くことなどなくて良い どうかこのままで

(きみのこころのなかにぼくのいばしょなどなくてもかまわない)

君の心の中に僕の 居場所など無くてもかまわない

(だからいつかのようにえがおを)

だからいつかの様に 笑顔を・・・

(とどいてはいけないおもいがきみにきづかれてしまわぬよう)

届いてはいけない想いが 君に気付かれてしまわぬよう

(あのひのやくそくとともにむねに)

あの日の約束と共に 胸に

(いつかのようなふたりにはもうもどることなどできはしないと)

いつかの様な二人にはもう 戻ることなどできはしないと

(ただゆるされるのならばきみをおもうよ)

ただ許されるのならば 君を想うよ