好きなのに/初音ミク

(ことばにしなくてもつたわってた)

言葉にしなくても伝わってた

(おもいがあふれすぎてこぼれおちたぶんだけうしない)

想いが溢れすぎて 零れ落ちた分だけ失い

(そっといきをころし)

そっと息を殺し

(だれのめにふれることもなくこわれてゆく)

誰の目に触れることも無く 壊れてゆく

(わらいあってたときはもどらないのに)

笑い合ってた時間は戻らないのに

(こんなにだれかをおもうことはもうにどと)

こんなに誰かを 想うことはもう二度と...

(ねえきみのこえをもういちどだけきかせてよ)

ねえ、君の声をもう一度だけ聞かせてよ

(うそだっていいやさしいきおくだけのこしてよ)

嘘だっていい 優しい記憶だけ残してよ

(このおもいをもういちどだけかなえてよ)

この想いをもう一度だけ叶えてよ

(せめてさいごだけはきれいなおもいででおわらせたいよ)

せめて最後だけは綺麗な想い出で終わらせたいよ

(ほはばをあわせあるいていたはずなのに)

歩幅を合わせ歩いていたはずなのに

(ふたりのきょりがまたすこしずつとおくに)

二人の距離がまた 少しずつ遠くに

(むりをしてわらってもはなれていくたびに)

無理をして笑っても 離れていくたびに

(むねがくるしくてなきたくなるんだ)

胸が苦しくて泣きたくなるんだ

(へいきなふりしてもいたみはますだけなのに)

平気なふりしても痛みは増すだけなのに

(かなしみはそらへあがりきえてゆくだけで)

悲しみは空へ上がり消えてゆくだけで

(ねえきみのこえをもういちどだけきかせてよ)

ねえ、君の声をもう一度だけ聞かせてよ

(うそだっていいよかったおもいでしかいらないの)

嘘だっていい 良かった想い出しかいらないの

(もうあえないのそんなのやだこたえてよ)

もう会えないの？ そんなの嫌だ、答えてよ

(あのひのふたりであわなければよかったのかな)

あの日の二人出会わなければよかったのかな？

(すききらいすきねえ)

好き 嫌い 好き ねぇ？

(すききらいうそすき)

好き 嫌い うそ、 好き。

(すききらいやだすき)

スキ 嫌い 嫌だ、 好き

(きらいきらいきらいうそ)

きらい キライ 嫌い、 嘘。

(きらいきらいきらいやだ)

嫌い きらい キライ やだ

(きらいほんときらいきらい)

嫌い ホント？ 嫌い きらい

(きらいきらいきらいｋｉｒａｉ)

嫌い きらい キライ kirai

(きらいきらいうそすき)

嫌い きらい 嘘、 スキ。

(すきなのに)

・・・好きなのに。