玉響咲いた背後の永久

(しはいをといた)

支配を解いた

(いまのゆうやみふあんからむ)

今の夕闇不安絡む

(よかぜにつれられたのはきみのよぶこえ)

夜風に連れられたのは　君の呼ぶ声

(きこえていてもいまはとばして)

聞こえていても今は飛ばして

(どれほどまでもとめてくれるのかと)

どれほどまで　求めてくれるのかと

(きにしていたの)

気にしていたの

(せなかでうたうきおくにさくよざくら)

背中で歌う　記憶に咲く夜桜

(のぞまないならゆめにしのばせてみた)

望まないなら　夢に忍ばせて見た

(むらさきになびくえいえんを)

紫に靡く永遠を

(たまゆらむすんであみこんだ)

玉響結んで編み込んだ

(かなうならこのむなさわぎの)

叶うならこの胸騒ぎの

(すきまをのこしたい)

隙間を残したい

(さわがしいおとなげくともしび)

騒がしい音嘆く灯火

(いまわらったよくぼうたべためがてまねいてる)

今笑った欲望食べた目が　手招いてる

(きづかれぬならちょっとちかづく)

気付かれぬならちょっと近づく

(それでもまだうめられそうにない)

それでもまだ　埋められそうにない

(ながいたびをする)

長い旅をする

(きせつはずれのあわいやくそくだけど)

季節外れの　淡い約束だけど

(このけしきならげんそうでもゆるせる)

この景色なら　幻想でも許せる

(むらさきのせかいのはてでも)

紫の世界の果てでも

(たまゆらあなたのきおくだけ)

玉響貴方の記憶だけ

(いつまでもこのむなさわぎは)

いつまでもこの胸騒ぎは

(かぎがかかったまま)

鍵がかかったまま

(ふりかえるこのやみで)

振り返るこの闇で

(まなざしあびながら)

眼差し浴びながら

(むらさきになびくえいえんを)

紫に靡く永遠を

(たまゆらむすんであみこんだ)

玉響結んで編みこんだ

(かなうならこのむなさわぎの)

叶うならこの胸騒ぎの

(すきまをのこしたい)

隙間を残したい

(このさきのせかいのはてでも)

この先の世界の果てでも

(たまゆらあなたのきおくだけ)

玉響貴方の記憶だけ

(いつまでもこのむなさわぎは)

いつまでもこの胸騒ぎは

(かぎがかかったまま)

鍵が掛ったまま

(きづかれず)

気付かれず

(いつまでも)

いつまでも