We must

(このあおぞらをだいなしに)

この青空を台無しに

(しちゃいけないと)

しちゃいけないと

(あたまではわかってるんだよ)

頭では分かってるんだよ

(だけどうえだけをむいて)

だけど　上だけを向いて

(あるいていけるほどぼくら)

歩いていけるほど僕ら

(つよくなきゃいけないのか)

強くなきゃいけないのか

(きみがふゆにじてんしゃに)

君が冬に自転車に

(のるときのためにって)

乗る時のためにって

(おかあさんにもらったてぶくろ)

お母さんにもらった手袋

(おしゃれじゃなかったからと)

オシャレじゃなかったからと

(つかわずにしまったてぶくろ)

使わずにしまった手袋

(はるになったさくらはさいた)

春になった　桜は咲いた

(きみのおかあさんはそらになった)

君のお母さんは空になった

(このよには)

この世には

(どうしようもないことがある)

どうしようもないことがある

(ほかのどこでつよがったっていい)

他のどこで強がったっていい

(けどここでつよがんないでいい)

けどここで強がんないでいい

(おとなのかおなどしなくたっていい)

大人の顔などしなくたっていい

(なみだでこぼれたらともにうたう)

涙でこぼれたら共に歌う

(ほかのだれにつよがったっていい)

他の誰に強がったっていい

(けどおれにはつよがんないでいい)

けど俺には強がんないでいい

(よわいやつでいてくれよ)

弱い奴でいてくれよ

(よわいやつでいてくれよ)

弱い奴でいてくれよ

(おねがいともよ)

お願い友よ

(わらいあうだけってわけに)

笑い合うだけってわけに

(いかないさ)

いかないさ

(そんなふうにいかないから)

そんな風にいかないから

(きょうだけでいいから)

今日だけでいいから

(よわいやつでいてくれよ)

弱い奴でいてくれよ

(よわいやつでいてくれよ)

弱い奴でいてくれよ

(おねがいともよ)

お願い友よ

(ひらきなおるのさ)

開き直るのさ

(むしんになんかなれないと)

無心になんかなれないと

(どこかでわかってるんだよ)

どこかで分かってるんだよ

(つまりこころをもって)

つまり　心を持って

(うまれてきたのがわたしだ)

生まれてきたのが私だ

(とかくごをきめるのさ)

と覚悟を決めるのさ

(きみのよるがはりさけたときには)

君の夜が張り裂けた時には

(いつだってこえをだして)

いつだって　声を出して

(きかせてほしいよ)

聞かせてほしいよ

(さびしさってきっと)

淋しさってきっと

(うちがわではがれるものだから)

内側で剥がれるものだから

(ひとりでないて)

1人で泣いて

(あすをひきさいて)

明日を引き裂いて

(つめたいひかりをすみかにしないで)

冷たい光を住処にしないで

(てれぱしーなどなくたっていい)

テレパシーなどなくたっていい

(つたえるゆうきひとつあればいい)

伝える勇気ひとつあればいい

(だめなときはだめっていうんだぜ)

だめな時はだめって言うんだぜ

(なみだでこぼれたらともにうたう)

涙でこぼれたら共に歌う

(みすてられたら)

見捨てられたら

(どうしようじゃなく)

どうしようじゃなく

(きずつけられたら)

傷つけられたら

(どうしようじゃなく)

どうしようじゃなく

(いまあいせるだけを)

今愛せるだけを

(いまあいしてゆこう)

今愛してゆこう

(さあゆこうともよ)

さぁゆこう友よ

(ないてばっかってわけには)

泣いてばっかってわけには

(いかないさ)

いかないさ

(そんなふうにさせないから)

そんな風にさせないから

(このよるがあけたら)

この夜が明けたら

(むかいあってうたおう)

向かい合って歌おう

(むかいあってうたおう)

向かい合って歌おう

(やくそくだぜともよ)

約束だぜ友よ