最果てのコトバ
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歌詞(問題文)
(そらから「おわり」のねいろが)
空から「終わり」の音色が
(せかいをおおい、ひびくだけ)
セカイを覆い、響くだけ
(さいはてのことば)
最果てのコトバ
(いえるそのときをねがって)
言えるその時を 願って
(このほしのせいめいは)
この星の生命は
(おそらくふたりでさいごになるだろう)
おそらく二人で最期になるだろう
(ためいきをつきながら)
溜息をつきながら
(きみはいま、とおくかなたでちっぽけさ)
君は今、遠く彼方でちっぽけさ
(ほんのうよりりせいがさきまわりで)
本能より理性が先回りで
(こいこがれたあのときから)
恋焦がれたあの時から
(ことばをかけるきっかけもないまま)
言葉をかけるきっかけも無いまま
(まぶたをとじました)
歴史を閉じました
(かくしたおもいをこのままかきけして・・・)
隠した想いをこのままかき消して…
(ちへいせんしかみえなくて)
地平線しか見えなくて
(からだをかくすものもなくて)
身体を隠すモノも無くて
(さいはてのことば)
最果てのコトバ
(いえそうにないわいまでも・・・)
言えそうにないわ 今でも…
(すこしずつせかいから)
少しずつセカイから
(ひかりやおんどさえうすれてゆくひび)
光や温度さえ薄れてゆく日々
(ぜろからのとうぼうが)
零からの逃亡が
(ふたりのすきまをうめるようになった)
二人の隙間を埋めるようになった
(めのまえのいのちをたすけることに)
目の前の命を助けることに
(きみはちゅうちょをしないから)
君は躊躇をしないから
(わたしにうずまくばちがいなかんじょう)
私に渦巻く場違いな感情
(かくせなくなった)
隠せなくなった
(ふたりのめせんをかさねてそらしてああ)
二人の歴史を重ねて逸らして 嗚呼
(ちへいせんしかみえなくて)
地平線しか見えなくて
(からだをかくし、といかけあう)
身体を隠し、問いかけ合う
(さいはてのことばのどまででかかりいえない・・・)
最果てのコトバ 喉まで出掛かり 言えない…
(ふたりはいつしかえいえんをてさぐり)
二人はいつしか永遠を手探り
(ふたりのてとてはうそをつけぬやまいとなり)
二人の手と手は嘘をつけぬ病となり
(そまつなあだむといヴが)
粗末なアダムとイヴが
(ここからはじまったといえよう)
ここから始まったと言えよう
(いびつなろまんすかんそくしゃはふざい)
歪なロマンス 観測者は不在
(あいがはじまり)
愛が始まり
(はながさきちへいせんはかくれてゆく)
花が咲き 地平線は隠れてゆく
(どうとくをかたりせかいはさいせいしてゆく)
道徳を語り セカイは再生してゆく