無邪気という名の正義

(おさなきころてをつなぎつれられた)

幼き頃手を繋ぎ連れられた

(やわらかなひびはわたしをつつみこんだ)

柔らかな日々は私を包み込んだ

(うららかそらちいさなせんしはまた)

麗らか空　小さな戦士はまた

(「つよさ」をちかってやいばをとぎすませた)

「強さ」を誓って　刃を研ぎ澄ませた

(いつもみあげるすがたは)

いつも見上げる姿は

(わすれない、かわらない)

忘れない、変わらない

(ことばがもしここからなくなろうとかわりはしない)

言葉がもし世界から無くなろうと変わりはしない

(なにがいたみなにをもとむめをみればこころでかんじる)

何が痛み何を求む　目を見れば心で感じる

(きおくのかけらにとまどいことばがすくないあなたに)

記憶のカケラに戸惑い　言葉が少ないアナタに

(なれないじょうだんがこぼれあたたかなきずながそよいだ)

慣れない冗談が零れ　温かな絆がそよいだ

(はなふぶきにあなたはなにをおもう)

花吹雪にアナタは何を思う

(いつもとにてひなるえみをうかべていた)

いつもと似て非なる笑みを浮かべていた

(ちいさなせんしはさとるこのひがきたのだと・・・)

小さな戦士は悟る　この日が来たのだと・・・

(ただしさなどいらないかんぜんのさくらもくろみ)

正しさなどいらない　完全の桜目論み

(じゃまするものをきりさいてゆうがなせかいをきずきましょう)

邪魔する者を切り裂いて　幽雅な世界を築きましょう

(かすりきずさえもちからにいのちのいみさえわすれて)

かすり傷さえも力に　命の意味さえ忘れて

(ちかいをりょうがしたあいでふうじられたものあばきましょう)

誓いを凌駕した愛で　封じられたモノ暴きましょう

(ことばがもしここからなくなろうとかわりはしない)

言葉がもし世界から無くなろうと変わりはしない

(なにがいたみなにをもとむめをみればこころでかんじる)

何が痛み何を求む　目を見れば心で感じる

(きおくのかけらにあらがうむじゃきなあなたがせいぎと)

記憶のカケラに抗う　無邪気なアナタが正義と

(こころからしんじあうひびがなによりもしあわせなのでしょう)

心から信じ合う日々が　何よりも幸せなのでしょう