words of silence

(うすれることはあっても)

薄れることはあっても

(きえることはない)

消えることはない

(ひとりのひとをあいしたきおく)

一人の人を愛した記憶

(あのころいつもいつのひも)

あの頃いつも　いつの日も

(まなざしのさきにあった)

まなざしの先にあった

(みらいはひとつ)

未来は一つ

(えいえんのきずな)

永遠の絆

(かぜにゆれるもみじの)

風に揺れる紅葉の

(あのちいさなきのしたで)

あの小さな木の下で

(ゆうきをふりしぼってつたえた)

勇気を振り絞って伝えた

(ひとつのこくはく)

一つの告白

(みぎてのくすりゆびにはめた)

右手の薬指にはめた

(おそろいのここちよいそくばく)

お揃いの心地よい束縛

(はるのあたたかいひだまりのなかで)

春の温かい陽だまりの中で

(じゃれあいながら)

じゃれ合いながら

(このままときが)

このまま　時が

(ときがとまってしまえばいいのに)

時が止まってしまえばいいのに

(ほんきでそうおもった)

本気でそう思った

(おはようおやすみ)

「おはよう」「おやすみ」

(てをつなごう)

「手を繋ごう」

(ずっといっしょにいよう)

「ずっと一緒に居よう」

(ありがとうごめんね)

「ありがとう」「ごめんね」

(またあしたはれるといいね)

「また明日」「晴れるといいね」

(そんなあたりまえの)

そんな当たり前の

(くりかえしがぼくにとって)

繰り返しが僕にとって

(かがやくあいのひびでした)

輝く愛の日々でした

(すぎさったじかんは)

過ぎ去った時間は

(かがやきをまして)

輝きを増して

(ぼくにはあまりにも)

僕にはあまりにも

(まぶしくてさびしくて)

眩しくて　淋しくて

(むねがしめつけられる)

胸がしめつけられる

(あのひだきしめたうでを)

あの日、抱きしめた腕を

(ゆるめたらもうにどと)

緩めたら　もう二度と

(にどとあえなくなるきがした)

二度と逢えなくなる気がした

(そしてぼくはひとりになった)

そして僕は一人になった

(ことしももみじがかぜにまって)

今年も紅葉が風に舞って

(あきのおわりを)

秋の終わりを

(うつくしくいろどっています)

美しく彩っています

(このちいさなきのしたで)

この小さな木の下で

(しずかなこいのものがたりを)

静かな恋の物語を

(おわらせるまえにひとつだけ)

終わらせる前に　一つだけ…

(ぼくはぼくはあなたのきおくのなかで)

僕は、僕はあなたの記憶の中で

(じょうずにわらえてますか)

上手に笑えてますか？