検定試験8-3
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | なり | 5003 | B+ | 5.2 | 95.4% | 409.7 | 2152 | 102 | 41 | 2024/09/21 |
関連タイピング
-
プレイ回数9.8万歌詞200打
-
プレイ回数73万長文300秒
-
プレイ回数2.4万歌詞1030打
-
プレイ回数4.6万長文かな316打
-
プレイ回数499歌詞16打
-
プレイ回数405長文797打
-
プレイ回数267歌詞60秒
-
プレイ回数8.1万長文744打
問題文
(ここで、がいこくでのせいじんねんれいひきさげのいちれいをあげてみよう。)
ここで、外国での成人年齢引き下げの一例を挙げてみよう。
(えいこくでは、1960ねんだいにがくせいうんどうがさかんになっていた。)
英国では、1960年代に学生運動が盛んになっていた。
(がくせいたちは、せいじかのせんきょうんどうにたいし、)
学生たちは、政治家の選挙運動に対し、
(そのたいさくをはっぴょうさせるじょうきょうにあった。)
その対策を発表させる状況にあった。
(そこで、せんきょもうりょうに、)
そこで、選挙網領に、
(とうひょうがかのうになるねんれいを18さいにひきさげるとこうやくするとうがあった。)
投票が可能になる年齢を18歳に引き下げると公約する党があった。
(これによって、せいじんねんれいをぎろんするいいんかいがほっそくして、)
これによって、成人年齢を議論する委員会が発足して、
(すうねんかんにおよぶけんとうでねんれいをひきさげた。)
数年間に及ぶ検討で年齢を引き下げた。
(また、このけっかがもとになり、とうひょうねんれいも18さいとなった。)
また、この結果がもとになり、投票年齢も18歳となった。
(がくせいうんどうをきっかけとして、わかものがじぶんたちのしゅちょうにより、)
学生運動をきっかけとして、若者が自分たちの主張により、
(せいじんねんれいのひきさげにせいこうしたのである。)
成人年齢の引き下げに成功したのである。
(それにたいしてげんざいのにほんは、)
それに対して現在の日本は、
(わかもののあいだからこのもんだいについてのぎろんがわきあがっていない。)
若者の間からこの問題についての議論が沸き上がっていない。
(いけんがあっても、おとなたちのもんだいていきにたいして、)
意見があっても、大人たちの問題提起に対して、
(はんたいいけんをいうにとどまっていうていどである。)
反対意見を言うにとどまっていう程度である。
(えいこくのようにわかものからせっきょくてきなはたらきかけがなく、)
英国のように若者から積極的な働きかけがなく、
(げんじつとして18さいにひきさげても、)
現実として18歳に引き下げても、
(せいふによるいっぽうてきなけっていとなるというけねんもある。)
政府による一方的な決定となるという懸念もある。
(げんだいのわかものは、にくたいてきにはせいじゅくがはやいが、せいしんてきにはいぜんよりも)
現代の若者は、肉体的には成熟が早いが、精神的には以前よりも
(せいじゅくするねんれいがおそくなったと、してきするせんもんかもいる。)
成熟する年齢が遅くなったと、指摘する専門家もいる。
(じっさいには、ばいばいけいやくがかのうなねんれいをひきさげることにはんたいするわかものもいる。)
実際には、売買契約が可能な年齢を引き下げることに反対する若者もいる。
(そのりゆうは、じぶんでせきにんがとれないことや、)
その理由は、自分で責任が取れないことや、
(おやへけいざいてきにいぞんしていることである。)
親へ経済的に依存していることである。
(ほかにも、しゃかいのじょうせいをよくしらないにもかかわらず、)
他にも、社会の情勢をよく知らないにも関わらず、
(おとなあつかいされてはこまるなどはんたいいけんがおおい。)
大人扱いされては困るなど反対意見が多い。
(わかもののげんじつとおとなとのりねんのあいだには、おおきなぎゃっぷがかんじられる。)
若者の現実と大人との理念の間には、大きなギャップが感じられる。
(また、ほうりつによっては、)
また、法律によっては、
(20さいみまんとみせいねんしゃをつかいわけしていることにより、)
20歳未満と未成年者を使い分けしていることにより、
(18さいでせいじんになるとつぎのようなもんだいがはっせいする。)
18歳で成人になると次のような問題が発生する。
(みせいねんしゃのばけんのこうにゅうをきんしするねんれいについて、)
未成年者の馬券の購入を禁止する年齢について、
(せいねんとみせいねんとのひょうきわけをしているほうりつは、そのたいしょうねんれいが18さいにさがる。)
成年と未成年との表記分けをしている法律は、その対象年齢が18歳に下がる。
(いっぽうで、きつえんのきんしをぐたいてきにまん20さいみまんとひょうきしているばあいは、)
一方で、喫煙の禁止を具体的に満20歳未満と表記している場合は、
(そのほうりつをかいていしないと、19さいまではきつえんがいほうこういとなる。)
その法律を改定しないと、19歳までは喫煙が違法行為となる。
(せいじんねんれいをひきさげることは、)
成人年齢を引き下げることは、
(300をこえるほうれいにもえいきょうがでるという。)
300を超える法令にも影響が出るという。
(しんぎかいのさいしゅうほうこくがだされたが、)
審議会の最終報告が出されたが、
(ぎろんされたなかでこくみんのいけんがはんえいされていないようだ。)
議論された中で国民の意見が反映されていないようだ。
(せいふはみんいをよくききいれ、しんちょうにけんとうすべきではないか。)
政府は民意をよく聞き入れ、慎重に検討すべきではないか。
(そのけっかとして、せいじんねんれいがひきさげられたならば、)
その結果として、成人年齢が引き下げられたならば、
(しょうらいのにほんをせおうわかものが、せいじんとしてじかくをもち、)
将来の日本を背負う若者が、成人として自覚を持ち、
(かれらじしんのちからでしゃかいをうごかしていくことをねがいたい。)
彼ら自身の力で社会を動かしていくことを願いたい。