スピード検定1-2

(こどもがねむるまえに、おやがにほんのむかしばなしをよんでねかしつけることがあります。)

子供が眠る前に、親が日本の昔話を読んで寝かしつけることがあります。

(なんどもくりかえしきいたことがあるないようなので、)

何度も繰り返し聞いたことがある内容なので、

(ものがたりはすっかりおぼえてしまっているでしょう。)

物語はすっかり覚えてしまっているでしょう。

(ふとんのなかでまいばんのようにあたまのなかにいれることにより、)

布団の中で毎晩のように頭の中に入れることにより、

(しゅじんこうのせりふまで、すべてあんきしてしまうこともあります。)

主人公のセリフまで、すべて暗記してしまうこともあります。

(しかしながら、なんどみみにしてもたのしみでしかたないとかんじるのは、)

しかしながら、何度耳にしても楽しみで仕方ないと感じるのは、

(ふしぎなことだとおもいませんか。)

不思議なことだと思いませんか。

(では、そのみりょくについてさぐってみましょう。)

では、その魅力について探ってみましょう。

(これらのむかしばなしにはぜんこくてきにしれわたったすとーりーもあれば、)

これらの昔話には全国的に知れ渡ったストーリーもあれば、

(あるちいきでしかつたえられていないものがたりもあります。)

ある地域でしか伝えられていない物語もあります。

(そのかずは、おおよそ３００いじょうあるだろうとすいそくされているそうです。)

その数は、おおよそ３００以上あるだろうと推測されているそうです。

(はなしは、くらしのなかでつかわれているかざりけのないことばでつづられています。)

話しは、暮らしの中で使われている飾り気のない言葉でつづられています。

(きたぐにではさむいふゆがりんじょうかんたっぷりに、)

北国では寒い冬が臨場感たっぷりに、

(みなみのほうではあたたかいたいようのひざしをそうぞうさせ、そせんからのくちづたえにより、)

南の方では暖かい太陽の日差しを想像させ、祖先からの口伝えにより、

(しぜんげんしょうやしゃかいのふうしゅうとともにものがたりはけいしょうされてきました。)

自然現象や社会の風習とともに物語は継承されてきました。

(わたしたちは、これらのむかしばなしをとおして、)

私たちは、これらの昔話を通して、

(ゆうきやぼうけん、ゆうじんとのしんらいかんけいやかぞくどうしのあいじょう、)

勇気や冒険、友人との信頼関係や家族同士の愛情、

(しぜんとのちょうわやきょうせいをまなんでいきます。)

自然との調和や共生を学んでいきます。

(じんせいにおけるざせつやにんたいりょく、せきにんかんをかんがえさせられることもあるでしょう。)

人生における挫折や忍耐力、責任感を考えさせられることもあるでしょう。

(こうしてものごとのどうりやじぜんなどのかちかんをみにつけてきたのかもしれません。)

こうして物事の道理や慈善などの価値観を身に付けてきたのかもしれません。